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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14258
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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すみません。80代高齢の母親が緑内障で治療中ですが3か月前から、1日3回から2回に点眼薬が変わったことに強い不安を覚

解決済みの質問:

すみません。80代高齢の母親が緑内障で治療中ですが3か月前から、1日3回から2回に点眼薬 が変わったことに強い不安を覚え、精神的にもつらいようです。医師を信頼し、安心して使用するよう説得するのですが、納得できないようです。医師にも直接前の薬に戻してほしいと訴えましたが「戻さない」と言われたそうです。薬の成分に違いはあるのか、ないのかなどについて、ぜひ、御助言をいただき、安心させられれば幸いです。
 
 以前に使用していた4種類は ・タプロス点眼薬0.0015%、・チモプトール点眼薬0.5%、トルソプト点眼薬1%、ヒアレイン点眼薬0.1%でした。これをタプロスとヒアレインは同じものを使用し、コソプト配合点眼液、アイファガン点眼液0.1%が新しく変更した点眼薬だそうです。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
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コソブトは、もともと使用されていたチモプトールとトルソプトの配合剤です。
http://www.kawamotoganka.com/tayori/826/

よって事実上、今回の処方変更はこれに新しいタイプの緑内障治療薬であるアイファガンが付け加えられたことになります。
http://www.senju.co.jp/news/1187819_5657.html

5本の点眼薬を1日3回点眼するのは、点眼忘れやお薬の間違いなどが起こりやすいために、主治医は配合剤を利用して材数を減らし、新たなお薬を加えることでより確実な眼圧コントロールを行おうとしているのでしょうし、私もこれは非常に合理的な処方調整だと考えます。

理詰めの説明でどこまでお母様に安心していただけるのかはわかりませんが、基本的には、元の処方に一剤加わっただけで、作用が減弱するはずはないことをお話しされてみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.


 ご丁寧な回答ありがとうございました。概ね理解することができました。現在日常生活にも支障はなく過ごしておりますが、失明の不安が常にあるようです。その不安を軽くするにはどのような説明が適しているのでしょうか。例として「眼圧が安定していれば大丈夫なものなんだよ」とか、何か御助言いただければありがたいです。よろしく、お願い致します。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありあとうございます。

前回答にも「理詰めの説明でどこまでお母様に安心していただけるのかはわかりませんが」と記載しましたが、そもそもお母様は現在、そのような医学的な説明(既に主治医がしているのではないかと考えます)を受け入れられて、それで安心されるような状態なのでしょうか?

初めのご質問文を読んだ印象では、お母様は病的な不安を呈しておられるようにも読み取れたのですが……(普通、処方を変更されただけでそこまで取り乱すことは無いと思います)。

【心気症】
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10450600.html

いかが思われますが?
お母様はもともと度を越した心配性ですか?
お母様が不安がっているのは緑内障に関してだけなのでしょうか。
質問者: 返答済み 3 年 前.


ありがとうございます。持病としては高血圧があります。緑内障は10数年まえ眼科で偶然発見されて治療を継続していました。白内障もあるといわれてます。主治医を信頼し一度も目の話や訴えはなかったのですが、3年前に主治医が他界し、現在の病院へ変わり治療を受け始めてから極度に不安を抱くようになったと感じます。現在の不安は長く使用していた、チモプト-ルが目に優しく良いと感じていたところ、1日2回の薬に変わり、きつくなったものと思っているようです。よろしくお願い致します。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
了解しました。

ただ、チモプトールの用法・用量は「通常、0.25%製剤を1回1滴、1日2回点眼する。なお、十分な効果が得られない場合は0.5%製剤を用いて1回1滴、1日2回点眼する」であって、もともと1日2回の点眼が標準です。
http://www.okusuri110.com/dwm/sen/sen13/sen1319702.html

お母様はこのチモプトールを1日3回点眼されていたのですか? それは前主治医の指示だったのでしょうか。
質問者: 返答済み 3 年 前.

説明不足で申し訳ありません。チモプトールは1日2回の点眼でした。1日3回はトルソプトでした。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

専門的な文書になりますが、コソブトのインタビューフォーム(薬剤師向けの説明書)には用法設定根拠として、以下のように記載されています。

用法の設定根拠
配合成分である0.5%チモロールマレイン酸塩点眼液(チモプトール)の承認用法が「1 日2 回点眼」であり、1%ドルゾラミド塩酸塩点眼液(トルソプト)は「1 日3 回点眼」であることから、各配合成分の1 日あたりの承認用量を超えず、最大の効果が得られる点眼回数として「1 日2 回点眼」を選択した。
http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/170050_1319819Q1020_2_008_1F

薬剤師の方が書かれている以下のブログでこの点がわかりやすく説明されています。
http://blog.livedoor.jp/pharma_di/archives/51612815.html

つまりは、前述したように、コソブト=チモプトール+トルソプトであって、1日3回点眼から2回点眼に変わったことは、むしろ目に優しいお薬になったのだと言えます。
その有効性と安全性は、治験によって証明されています。

また、昨年発売されたばかりのアイファガンは安全性の高さが世界的に認められているお薬でもあります。
http://www.senju.co.jp/news/1187841_5657.html

緑内障の治療目的は眼圧を正常化して視神経が受けるダメージを軽減することですから、現在の、点眼回数が少なくて済み、安全性も高まった点眼治療で眼圧が正常域に保たれていることは、有効性の面からも安全性の面からもご心配するには及ばない、むしろ歓迎すべき薬剤変更であったと言えます……と説明されるのがよろしいかと存じます。


猫山司, メディカルアドバイザー
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質問者: 返答済み 3 年 前.


 ご丁寧なご説明に感謝いたします。さっそく母に伝え安心して治療するよう話したいと思います。お忙しい中ありがとうございました。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

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