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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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56歳の男性です。100キロマラソンの練習を今年の3・4・5月とやってきました。5月11日に1日に50キロの練習をし

解決済みの質問:

56歳の男性です。100キロマラソンの練習を今年の3・4・5月とやってきました。5月11日に1日に50キロの練習をした影響か、就寝中に両脚が熱っぽくなりました。そして翌日から臀部・太ももが痺れるようになりました。それでも6月1日のレースは何とか50キロまで走りました。しかしそれ以降両脚にときどきピリッとした痛み(たまにひどい時は電気が流れ るような)が出ます。ただし、腰痛は全くありません。もちろん走りはやめました。7月に総合病院でX線とMRI検査をした結果、所見上軽度の椎間板ヘルニアで、様子見と診断されました。しかしその病院には時間的に通院できないので、MRIのCDをもってヘルニアに詳しい開業医(通院しやすいので)に診てもらうことにしました。症状をうったえたところ8月中旬から3週間ほどノイロトロピン注射をしてもらい、オプチラン錠の服用をしましたが、痛みはなかなか改善しません。先生はヘルニアからの痛みではないかもしれないとも言われました。血管外科も受診しましたが異常なしです。痛む部分は両脚大腿部の前面と側面と膝頭のやや上の外側で臀部や太もも裏は痛みません。今のところ痺れは引いています。脚の裏が痛む、普通の座骨神経痛とは違うようです(大腿神経痛?)そしていつも痛んでいるわけではない、瞬間的な痛みなので普通に歩けます。しかし痛みは激痛ではないとはいえ安静時、座っている時、歩いている時突然あります。痛みを感じた時、骨盤前部や太ももを軽くたたいてみると、痛みが脚に放散するような感じです。集中力がなくなってしまうことがあります。可能性のある発症の原因と今後どういうことに気をつけて生活すればいいかを教えてください。なお整形外科の先生も痛みがひどくなったら、ブロック注射をしてあげるので、通院はもうよいと言われ、通院はやめています。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
おはようございます。猫山と申します。

痛みの部位からは、大腿神経の何らかの障害に由来するものである可能性が高いと考えます。
大腿神経は、脊髄から、腰椎の2番と3番(L2とL3)を通って腰・下肢に伸びる太い神経で、その枝である大腿皮神経が大腿前面の感覚を司っています。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e1/e8267053b1c74901e09c76bf9bf36289.jpg

この大腿神経由来の痛みは、腰椎のトラブルでも、骨盤周囲ににおける神経の圧迫でも起こります。

例えば、第2.第3腰椎(L2やL3の変形)、この部位の椎間板ヘルニアで大腿神経が圧迫されれば、大腿前面に痛みや痺れが生じます。
腰痛によって痛みが出ているとすればこのような機序が考えられます(ちなみに坐骨神経痛はL4とL5から出る神経の圧迫で起こります)。

また、大腿皮神経が骨盤の周囲で圧迫されて大腿前面の痛みが生じる外側大腿皮神経症候群という病態もあります。
http://square.umin.ac.jp/jsss-hp/patient/numbness/meralgia.html

ただし、相談者様を診察している整形外科医の治療方針からは、腰椎由来の病態を疑われてる可能性が高いと思われます。

少し補足情報を下さい。

①椎間板ヘルニアは何番と何番の腰椎の間に起きていますか>

②マラソンの練習中、腰を締め付けるようなウェアを着ていたということはありませんか。

③受診された2人の整形外科医は、脊椎の専門医でしょうか。

④ペインクリニック受診は考えられていないのでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 4 年 前.

①病院で言われたのは腰椎のL4かL5の変形と記憶しています。確実な記憶ではなく申し訳ありません。開業医は椎間板自体がやや黒くなっていると言われました。


②マラソンの練習のときは腰を締めつけるようなウエアはしていませんが、携帯電話等を入れたポーチを腰につけて走ったことはあります。普段は足腰を締めつけるズボン等ははいていません。


 


③総合病院の医師は脊椎の専門かどうかわかりません(どこかの大学からのアルバイトと思います)が、開業医のほうは旧帝大で脊椎の主任をやっていたと言っていました。両方ともMRIの画像見ても詳しい説明がありません。とにかく薬を飲んで様子見という感じです。日常生活の注意や明確な治療方針もありませんでした。


 


④ペインクリニックで受診してもかまいません。神経内科での受診は必要ありませんか?


 


*7月10日にMRI検査をしたばかりなので、もう少し様子を見たあと、セカンドオピニオンをとるため脊椎専門の病院でさらに詳しく検査してもらい、深刻なものでなければ、ペインクリニックに行くという流れでよいですか?


 


*もうランニング等の激しいスポーツは一切やっていませんが、一日一時間以内の軽い散歩はやってもいいでしょうか? あるいは軽い背筋・腹筋のトレーニング、脚のストレッチはやっておいた方がいいでしょうか?何もしないと筋力が低下し体重が増えてきます。


 


*鎮痛剤(ロキソニン)、湿布、ビタミン剤、筋緊張弛緩剤、塗り薬などの日常的な使用はどうでしょうか?

質問者: 返答済み 4 年 前.

①病院で言われたのは腰椎のL4かL5の変形と記憶しています。確実な記憶ではなく申し訳ありません。開業医は椎間板自体がやや黒くなっていると言われました。


②マラソンの練習のときは腰を締めつけるようなウエアはしていませんが、携帯電話等を入れたポーチを腰につけて走ったことはあります。普段は足腰を締めつけるズボン等ははいていません。


 


③総合病院の医師は脊椎の専門かどうかわかりません(どこかの大学からのアルバイトと思います)が、開業医のほうは旧帝大で脊椎の主任をやっていたと言っていました。両方ともMRIの画像見ても詳しい説明がありません。とにかく薬を飲んで様子見という感じです。日常生活の注意や明確な治療方針もありませんでした。


 


④ペインクリニックで受診してもかまいません。神経内科での受診は必要ありませんか?


 


*7月10日にMRI検査をしたばかりなので、もう少し様子を見たあと、セカンドオピニオンをとるため脊椎専門の病院でさらに詳しく検査してもらい、深刻なものでなければ、ペインクリニックに行くという流れでよいですか?


 


*もうランニング等の激しいスポーツは一切やっていませんが、一日一時間以内の軽い散歩はやってもいいでしょうか? あるいは軽い背筋・腹筋のトレーニング、脚のストレッチはやっておいた方がいいでしょうか?何もしないと筋力が低下し体重が増えてきます。


 


*鎮痛剤(ロキソニン)、湿布、ビタミン剤、筋緊張弛緩剤、塗り薬などの日常的な使用はどうでしょうか?

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

> *もうランニング等の激しいスポーツは一切やっていませんが、一日一時間以内の軽い散歩はやってもいいでしょうか? あるいは軽い背筋・腹筋のトレーニング、脚のストレッチはやっておいた方がいいでしょうか?何もしないと筋力が低下し体重が増えてきます。
これは診断が付かない限りは何とも申し上げようがありません。仮に腰椎の問題であった場合、確かに体重増加は望ましくありませんが、体幹の筋力トレーニングは腰椎に負荷をかける場合がございます。現時点では食事量で体重のコントロールされることを考えられるべきでしょう。

> *鎮痛剤(ロキソニン)、湿布、ビタミン剤、筋緊張弛緩剤、塗り薬などの日常的な使用はどうでしょうか?
敢えて申し上げれば、ロキソニンは連用によって胃に負担をかける可能性があります。神経原性の痛みにロキソニンのような消炎鎮痛薬は効きませんから、相談者様が患われている痛みが神経由来のものならば、服用する意義はあまり無いでしょう。湿布、塗り薬も同様です。
筋弛緩薬(ダントロレンなど)やビタミン剤(ビタミンB12製剤)は神経痛にしばしば用いられるお薬で、服用する意義はあると考えます。


いずれにせよ、原因を究明できるのであれば究明する必要があります。
現代医学をもってしても、全ての症状の原因がわかるわけではありませんが、まずその努力をし、診断が付いて治療が可能であれば、原因疾患を治療すべきでしょう。
診断が付いても治療が出来ない場合(これもまた時にありえます)、診断が付かない場合はペインクリニックで対症療法を受けられるのが適切な治療の進め方だと思います。

現在の相談者様は、診断が付くのかどうかもわからないまま、中途半端な状態で放置されている状態だと考えました。
すでに受診された整形外科医が脊椎の専門医であるのならば、この「放置」は、診断不能による経過観察で、経過を見ながら診断を確定しようという試みである可能性がありましたので、診察医が専門医であったかどうかを確認させていただきました。
「開業医のほうは旧帝大で脊椎の主任をやっていた」とのことですから、専門医である可能性は高いと思います。
ただ「通院はもうよい」という説明はあまり誠実ではない印象を受けます(通常なら、3ヶ月に1度の経過観察のための診察を設けます)。開業して志を失う医師は少なくありませんから、他の脊椎・脊髄専門医のセカンドオピニオンを受けられてみてはいかがでしょうか。

脊椎・脊髄は整形外科、脳神経外科、神経内科の専門性がオーバーラップする領域です。
以下に示すリストには、よって、これらの科の医師が混在しますが、診療科に拘られず、通院しやすい場所の(現在の主治医ではない)医師の診察を受けられるのがよろしいかと存じます。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

【日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医】
https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

ありがとうございます。セカンドオピニオンを受けてみます。最後の質問です。


①こういう症状(大腿部の神経痛)は両脚に出ることもあるのですね?


 


②椎間板ヘルニアが原因の場合、保存療法で、何年かで自然に症状がおさまる可能性を考えていてもいいでしょうか?あくまでも何割かの可能性です。


 


③診断不能の場合、骨盤の矯正などを考えて整体・カイロなどの代替治療は受けないほうがいいですか?ペインクリニックが第一選択肢ですね。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

> ①こういう症状(大腿部の神経痛)は両脚に出ることもあるのですね?

しっかりとした統計があるわけではありませんが、腰椎に原因がある場合、経験的には両側:片側=5:5だと思います。

> ②椎間板ヘルニアが原因の場合、保存療法で、何年かで自然に症状がおさまる可能性を考えていてもいいでしょうか?あくまでも何割かの可能性です。

急性期の椎間板ヘルニアの場合「2週間で25%、1ヶ月で38%、2ヶ月で53%、3ヶ月で78%が自然に改善したとしたとの報告があります」(http://www.twmu.ac.jp/NIJ/hernia.html より引用)。しかし相談者様の場合は、長期化・慢性化してしまっていますので、ヘルニア自体の自然治癒は期待薄だと考えます。

> ③診断不能の場合、骨盤の矯正などを考えて整体・カイロなどの代替治療は受けないほうがいいですか?ペインクリニックが第一選択肢ですね。

これはコメントが難しいですね。
カイロプラクティックは国家資格があるわけではありませんから、施術者ごとに知識差・能力差が大きいことには留意されるべきでしょう。
柔道整復師の国家資格保持者が「整体」を行っている場合も、医師法的には「椎間板ヘルニアを治す」ことは本来、法的に無理があります。
私個人はこうした施術の効果を頭から否定する立場にはありません。実際に、整形外科で診断が付かず、整体で良くなられたという患者様のお話もしばしば耳にします。
ただ、これらを選択される場合は、あくまで自己責任において自己判断で、ということになるでしょう。
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