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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
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経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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77歳の母の事でお伺いします。70歳の時肺がん(腺がん)を手術しリンパ節に転移がみられその後抗がん剤の治療を受けまし

解決済みの質問:

77歳の母の事でお伺いします。70歳の時肺がん(腺がん)を手術しリンパ節に転移がみられその後抗がん剤の治療を受けました、1年後リンパ節に腫れがみられましたが、1センチ未満でその後再発と言われるのが怖く、病院に行くのを辞め6年ほどたちました。
その間、エックス線で の胸部写真はキレイだと言われ完治したもんだと思っていました。
7年たった今、息苦しくなり病院で診て頂いたら心膜炎と診断され、癌性心膜炎の可能性が高いと言われました。
肺がんから7年もたってっと驚いてます。肺がんは強い癌だと聞いてて5年以上たっても母の体内で生きているのでしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

がんの治療を自己判断で中断されたわけですから、この7年間でがん細胞がどのように体内で活動をしていたとしてもおかしくはないと思います。

エックス線で捉えられる情報は限られています。
今回の心膜炎はどのような検査で診断されましたか?
今後、どのような検査が予定されていますか。

今回、このイン ターネット相談でご質問になりたい事項を具体的に教えてください。

以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 3 年 前.

  1. ご返答ありがとうございます。まず最初に心臓の超音波検査で、心膜炎と診断されました。

  2. 土曜日に頭から腹部までCT検査を行い本日先生より前回膨れていたリンパ節はやはり膨れてました、CT検査では他に所には異常な所はなく心臓外科の先生に心膜を破る処置を行うよう依頼しましたとの事でした。そして抜いた水を検査するとのとこです。

  3. 先生は心臓の水は抜くとすぐ溜まるので破った方が良いと言われますが、ネットなどを見ていると注射器で水を抜く方法もあるみたで、破るより注射器で抜く方が良いのではと思っていますがどうなんでしょうか?


    


 


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

心臓の水は「心膜液」や「心嚢貯留液」と呼ばれるもののことです。

既に説明があったかとは思いますが、心臓は心膜という硬い膜に包まれています。通常、心臓と心膜との間には十分なスペースがあって、心膜が心臓の拍動を妨げることはありません。

しかし、何らかの原因で心膜から液体成分が分泌されて心膜の内側に貯留した場合、その量によっては、心臓が圧迫されて十分に膨らめなくなります。そうなりますと、全身を巡ってきた血液が心臓に戻れず、心臓から全身に送り出される血液量も減少します。この状態を「心タンポナーデ」と呼びます。

「注射器で水を抜く方法」は心嚢(心膜)穿刺術、「心膜を破る処置」は心膜切開術(開窓術)と呼ばれます。

今回、お母様の心膜液を抜く目的は、第一に癌性心膜炎の診断を確定するためであり、第二には心タンポナーデを治療するためです。「息苦しくなり病院で診て頂いたら心膜炎と診断され」たとのことですから、恐らく既にお母様は心タンポナーデを起こしていると推察されます。

心タンポナーデ治療目的で心膜液を抜く場合、原因がわかっていてそれが一過性のものであった場合は心膜穿刺術が選択され、心膜液の分泌が慢性的におこると予想されるが場合は心膜切開術が選択されます。

「注射器で水を抜く方法」といっても、かなりの身体的負担が患者様にかかります。
http://www.kamakuraheart.org/PDF-Files/file8-senshijutu.pdf

癌性心膜炎であることが予想され、心膜液が「抜くとすぐ溜まる」と考えられるお母様においては、心膜切開術の方が妥当だと主治医が判断したのだと推察しますし、その判断は正しいと私も思います。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
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