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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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現在69歳、昨年3月頃より心臓の音が左耳でドキドキと24時間するようになりました。その後、音がだんだん大きくなり現在

解決済みの質問:

現在69歳、昨年3月頃より心臓の音が左耳でドキドキと24時 間するようになりました。その後、音がだんだん大きくなり現在では毎晩2~3時間しか睡眠が取れず3日に一度、睡眠薬を使用しています。かかりつけ医から総合病院の耳鼻科を紹介され脳のMRIの検査などを受けたのですが異常ありませんでした。病名は拍動性耳鳴りと言われ現在の医学では完全な治療法がないと言われ安定剤を処方され、結論は歳のせいにされました。待合室には「歳のせいにしていませんか、気のせいにしていませんか」というポスターが貼られており何か皮肉に感じました。素人考えですが拍動性と言う事で何か血管に異常があるのではと考えたりします。とにかく夜眠れないのが辛いです。何か治療法があれば東京でも行こうと思っています。アドバイスをお願いします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
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おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

拍動性耳鳴とは、ご賢察の通り、動脈硬化その他の原因によって生じた血流の雑音が聞こえる現象のことです。血管性耳鳴ともいいます。

【血管性(拍動性)耳鳴】
http://www31.ocn.ne.jp/~solhns/hakudoiseijimei.htm

従いまして、病名に「耳鳴」とついていても、この血管拍動性耳鳴は、耳鼻科ではなく脳神経外科的な要素をもつ耳鳴りということになります。
しかしながら、相談者様は、MRI、MRA(MRアンギオグラフィ)で、血管拍動性耳鳴の原因となりうる病変がないと診断されたということになります。

耳鳴りの性状は確かに拍動性耳鳴ですから、脳神経外科でセカンドオピニオンを受けられることは選択肢の一つになりうるでしょう。
ただし、残念ながら、多くの脳神経外科でも、診断はついても治療は出来ずに、結局は精神安定剤や睡眠薬で「蓋をする」ような対応に終始することが少なくありません。

耳鳴りに関するご相談はこのサイトに数多く寄せられます(1日平均1件以上)。
大多数が、「耳鼻科や脳神経外科をあちこち受診したが耳鳴りの原因がわからず、治療しても治らないがどうしたらよいか」というものです。それだけ、原因不明の耳鳴りは多くみられる症状であり、また、一般の耳鼻咽喉科・脳神経外科では適切な診断・治療を行うことが難しいということでしょう。
耳鳴りとは、専門医による治療が必要な、きわめて難治の病態なのです。

近年では、長期間に渡って持続する耳鳴りは、耳ではなく、「脳が耳鳴りを覚えてしまう」ことによる慢性症状であるとする考えも提唱され、臨床でも受け入れられつつあります。相談者様の場合も、耳鳴り⇒それを気にして眠れなくなる⇒耳鳴りをさらに過敏に感じるようになる……という悪循環が生じてしまっているようにお見受けします。

全国的にも数は限られますが、耳鳴り外来を開設している医療機関がございますので、専門性の高い治療を受けられるために、そちら を受診されることをお勧めいたします(Googleなどで「耳鳴り外来+通院可能な地域名をキーワードに検索されると病院をみつけられると思います)。

【耳鳴り治療を行っている医療機関(例)】
http://www.takinoma.com/senmon.html

睡眠薬依存症になってしまいますから、出来るだけ早く睡眠薬は止められるべきです。
不眠に対して安易に睡眠薬が使用されることも、そしてそれが多剤・長期に及ぶことも日本の医学界の悪弊で、これに対しては厚生労働省が警鐘を発し、これを受けて日本睡眠学会が声明を発表し、ガイドラインを先ごろ発表しました。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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