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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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私の妻が、アステラス製薬製のドグマチールを長期間(約5年)連用した結果、ドグマチールの副作用により、遅発性ジスキネジ

解決済みの質問:

私の妻が、アステラス製薬製のドグマチールを長期間(約5年)連用した結果、ドグマチールの副作用により、遅発性ジスキネジアが発現し、口周辺の異常な痙攣、手足の痙攣・しびれ・硬直などがみられ、薬の使用を中止して、もう、約6か月になりますが、相変わらず、後遺症があり、そ の他、体温の上昇、動悸、めまい、頭痛、腹痛などの症状があり、大変困っています。このドグマチール副作用の遅発性ジスキネジアの症状は、もう、治らないのでしょうか?どうしたら、よくなりますか? 夜、睡眠をとるため、睡眠薬、精神安定剤などは、続けて飲んでいます。また、その他、めまい・頭痛症状が6年前からあり、現在もめまい止めの薬、メニエトール錠またはベタヒスチンメシル酸塩錠や高血圧の薬インデラル錠など腹痛の薬4種類など現在も合計11種類服用しています。
今後、どうしたら良いか教えてください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬を飲み続けることによって脳内に起こる二次的な変化が原因で起こるため、一般的に難治です。


患者様の体質によって生じる副作用であり、治療法も確立していません。

奥様は、

①どのような診断のもとに、

②どのくらいの規模の病院の何科から、

③1日何mgのドグマチールを処方されていたのでしょう?

④また、主治医からは今度のジスキネジアの治療方針や回復の見込みについてどのような説明を受けられているでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山司先生、大変お世話になり、有難う御座います。先生からの追加質問に回答します。下記のとおりです。


1)めまいと耳のひきつるような痛みを緩和し、頭の血流をよくするために服用し始めた。


2)近くの個人経営の医院です。専門は内科医です。


3)ドグマチール50mg錠を一日2回服用です。


4)特別な説明はなく、加齢で治りにくく、何かウォーキングのような運動を実施したほうが良いと言われています。しかし、現在、体調不良のめまい、動悸、口、手足のしびれ、痙攣などがあり、猛暑であり、毎日横にふせて、寝ており、ウォーキングは出来ていない現状です。


5)その他、食事を咀嚼するとき、口、あご、耳、頭などが痛くなり、ふるえ、痙攣などがあり、食事があまり進まず、食後、すぐ、寝込んでいます。


以上よろしくお願いいたします。少しでも良くなる方法を教えてください。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

ご返信・追加情報ありがとうございます。

 

まず、ドグマチール(成分名:スルピリド)に、脳の血流を良くする作用はありません。

脳内の神経伝達物質のひとつであるドーパミンを遮断するお薬です。

 

スルピリドというお薬の用法・用量を以下に引用します。
=======================================

胃・十二指腸潰瘍:1日150mgを3回に分割経口服用する。

うつ病・うつ状態:1日150~300mgを分割経口服用する。1日600mgまで増量することができる。

統合失調症:1日300~600mgを分割経口服用する。1日1200mgまで増量することができる。

=======================================

胃薬として内科でも使用されることがあるので、内科医にとっては使いやすかったのでしょう。

しかしスルピリドはドーパミン遮断薬ですから、特にご高齢の患者様に使用された場合、遅発性ジスキネジアを呈する可能性が高くなります。

 

遅発性ジスキネジアの治療の第一は原因物質の中止です。

しかし、迅速に確実な効果を発揮する遅発性ジスキネジアの治療法は確立されていません。

海外のガイドラインによれば、積極的な薬物療法としては、ビタミンE、クロナゼパム(リボトリール)を含むベンゾジアゼピン系薬物、パーキンソン病治療薬であるL-ドーパ、降圧薬、炭酸リチウム等のお薬が推奨されていますが、どれも遅発性ジスキネジアに対する効果は一定しないとされています。

 

試行錯誤を繰り返して、個々の患者様に合った治療薬をみつけられるしかないのが現状です。

「ウォーキングのような運動」が遅発性ジスキネジアに有効であるという報告はありません。

 

この問題に造詣が深いのは精神科医です。

精神科医といっても玉石混交ですから、レベルの高い精神科医療機関を受診されて相談することをお勧めいたします。

 

精神科認定医の認定機関である日本精神神経学会の研修施設ならば、一定以上のクオリティは期待していただけると考えます。
http://www.jspn.or.jp/specialist/index.html


以上、ご参考になれば幸いです。

 

日本でも厚生労働省が一昨年、遅発性ジスキネジアのガイドラインを作成しましたので紹介しておきます。

http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0905003.pdf

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専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございます。
しかし評価をいただけていないようです。

お役に立てなかったのであればオプトアウト(回答辞退)して他の専門家に回答権を譲りますが、いかがいたしますか?

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