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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
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経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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5日ほど前から右耳(耳たぶ上部のみ)の痛み・赤く腫れがあったたので、昨日、自宅近くの医院にかかったところ、耳介軟骨膜

解決済みの質問:

5日ほど前から右耳(耳たぶ上部のみ)の痛み・赤く腫れがあったたので、昨日、自宅近くの医院にかかったところ、耳介軟骨膜炎と診断されました。
間の悪いことに、不妊治療をしており、移植したばかり(判定日が8月2日)なの で強い薬は使いたくないと申しましたところ、クロマイP軟膏を処方され、朝・晩塗るように指示がありましたが、「あまりそれでは効きがよくないかもしれない」とも言われました。なお、医師は、妊娠するかしないかわからない段階なら、耳の治療を優先したいようなことを仰っておられましたが、今だからこそそれは嫌だと申してきました。
今日、午後になると、耳たぶ全体がはれ上がり赤くなり、痛みも増しております。熱も出てきました。(37度台半ば)
やはり強い薬を使いたくないのですが、そうなると何かほかにできることはないでしょうか。触ると痛いのですが、インターネットで「冷やすと良い」とあったので、凍傷に気を付けつつ、周囲を冷やしたりしています。
他に妊娠に影響しないようなお薬や処置などがあればお教えいただければ助かります
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
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こんばんは。猫山と申します。

相談者様の耳介軟骨膜炎は、恐らく細菌感染によるものであって、抗生物質の経口服薬または点滴投与が必要な状態であると考えられます。
外傷性の耳介軟骨膜炎ならば冷却によって治ることが期待できますが、相談者様の場合は細菌が入り込んで感染しているわけですから、細菌を制圧するようなお薬の使用がどうしても必要になります。

クロマイP軟膏の成分も抗生物質ですが、耳介軟骨膜炎は文字通り耳の中の軟骨の炎症ですので、塗り薬では感染巣にまで抗生物質が届きません。「あまりそれでは効きがよくないかもしれない」と、医師ならば誰もが思うでしょう。

一方で、抗生物質の多くは胎盤通過性があり、胎児に大なり小なりの影響を与えます。
従いまして、全身投与(経口、点滴)をして、絶対に「妊娠に影響しない」と断言できるものはありません。その中では、「ペニシリン、セファロフスポリン、エリスロマイシンは、妊婦に投与しても安全であることが分かって」います(http://www.10et.com/ws/ws-822j.html より引用)。恐らく現在の相談者様が服用されても影響は小さいでしょう。
これらは、耳介軟骨膜炎の初期段階には一般的に用いられるものです。

「強い薬を使いたくない」というお気持ちは理解いたしますが、「耳たぶ全体がはれ上がり赤くなり、痛みも増しております。熱も出てきました」という状態では、最低でも抗生物質の経口投与は必要だと思います。5日前の段階で上述の抗生物質のいずれかが使用されていれば、今頃は耳介軟骨膜炎は治っていたことが予想されます。

現時点ではかなり病状が進行してしまっていますので、抗生物質の経口投与だけでは追いつかないかもしれず、より体内の濃度が高くなる点滴投与や、ステロイドの使用が必要になるかもしれません。
ご自宅でできる処置で現在の状態を改善させる手段は無いと思います。

あとは、選択の問題でしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

早速のご回答ありがとうございました。


救急外来でも行ったほうがよさそうにも見受けますが、日曜日に診察をしている耳鼻科は見当たりません。明日まで待つか、あるいは、本日でも総合病院の救急外来に行ってみた方がよいのでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

耳介軟骨膜炎は耳の中身の病気ではありませんから、必ずしも耳鼻科医でなければ診られない疾患ではありません。皮膚科医や外科医でも治療は行えます。

ご賢察のとおり、明日まで待たずに救急病院を受診された方がよいであろうと考えます。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
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