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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14365
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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84歳の母が脱肛で常に疼痛で精神的にまいっています 本人希望により、個人病院3件受信しましたが、 1軒目は肛門の

解決済みの質問:

84歳の母が脱肛で常に疼痛で精神的にまいっています
本人希望により、個人病院3件受信しましたが、
1軒目は肛門の神経痛と診断され、2軒目、3軒目は脱肛と診断されました
手術するほどでなく、年齢的に肛門がゆるくなるので、どうしてもでできやすいとのことでした
処方箋は今手元にないので、書き込めませんが、本人はどこの薬を使っても、
痛みは無くならないとのことでした
ペインクリニックも考慮しています
どうかよい解決方がありましたらご指導ください
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

お母様の肛門の状態が、ご本人が訴えられるほどの痛みを呈するはずないものであるという前提で回答するならば、お母様が感じられている痛みは、慢性疼痛(神経因性疼痛)と呼ばれる病態である可能性が高いと考えられます。

神経因性疼痛とは、怪我や慢性的な刺激、手術などがきっかけとなり、末梢神経が傷つくことが原因で、本来の傷が治癒した後も疼痛が続くと病態のことで、近年では、末梢神経だけではなく、痛みの信号を中継する脊髄や、その信号を受け取る脳のある部位も神経因性疼痛の原因の一端を担うことが知られてきています。

http://www.naoru.com/toutuu.htm

敢えて単純化して申し上げれば、刺激を受け続けたことによって末梢神経が少なからず傷つき、混線が起きてしまったような状態です。刺激・傷の程度や場所とは関係が無く、滅多に起きないが、起きるときには起きる、といった印象の病態です。

治療としては、通常の鎮痛剤は効きません。
神経の信号の伝達を統制するようなお薬(リリカ、一部の抗てんかん薬、抗うつ薬)の服用や、程度によっては神経ブロック注射などが必要になります。
神経の混線は神経因性疼痛が続けば続くほどもつれていく傾向がありますので、出来るだけ初期に適切な治療を受けておくことが重要です。
神経因性疼痛の治療はペインクリニックにて行われます(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)ので、お早目の受診をお勧めいたします。

以下のサイトから、日本ペインクリニック学会認定の専門医を検索できますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。
ただし、専門医の資格をもっていても、手術も麻酔だけしてペインクリニシャンとしての活動をしていない医師もいますので事前に電話等で確認されることをお勧めします。

【日本ペインクリニック学会専門医】
https://www.jspc.gr.jp/member/prefectureselect.php?select_type=authorized

以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 4 年 前.

ペインクリニックのマイナス要因を教えてください

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
マイナス要因……

何をもってマイナスと呼ぶのかにもよるでしょうが、お母様の場合はペインクリニックにかかるkとのマイナスは無いと考えます。

例えば椎間板ヘルニアで坐骨神経痛が起きている場合のように、痛みの原因となりうる実際の疾患があり、しかしその治療に時間がかかるのでとりあえずペインクリニックで除痛治療を行う場合には、痛みが減る/無くなることによって原病の重症度の評価が難しくなるというマイナスはありうるでしょう。

安静疼痛の場合、痛みそのものが問題であるわけですから、ペインクリニックで除痛治療を受けることのマイナスは無いと思います(もちろん、使用するお薬の副作用等は、一般的な問題としてありうるでしょうが)。

答えになっておりますでしょうか。

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