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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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4日前から腰と太ももが痛み、近所の整形外科にかかりました。レントゲン検査の結果骨には異常がなく、筋肉が固くなって座骨

解決済みの質問:

4日前から腰と太ももが痛み、近所の整形外科にかかりました。レントゲン検査の結果骨には異常がなく、筋肉が固くなって座骨神経を圧迫しているのだろう…との診断。お尻に痛み止めの注射をしてもらい、鎮痛剤と湿布薬を処方されました。
安静にして時間が経つのを待つしかない、と先生に言われたのですが、痛みがひどくて2晩も眠れない状態です。横になっても仰向けになって右足をまっすぐに伸ばすことができません。横向きに極端に丸くなっていると痛みは和らぐのですが、しばらくすると痛みだして、ほとんど眠れませ ん。
椅子に座っている姿勢は痛みがなく長く続けられますが、まっすぐに立つと痛みが激しくて1分と同じ姿勢をしていられません。腰の曲がった老人のような姿勢なら歩くことはできます。
インターネットで症状を調べてみたら、自分では<梨状筋症候群>ではないかと思います。

ご相談は、このまま近所の整形外科に行くべきか、別の医者に行くべきか迷っているということです。
別の医者というのは、以前母親が帯状疱疹後神経痛でお世話になった県内のペインクリニックで、自宅から約1時間のところにあります。
土曜日も午前中は診察しているので、思い切って行ってみようかとも思い、送迎してくれる家族がいないため、自分で運転して行くのは、今後の通院を考えても無理があるか…とも思います。

私のような症状でペインクリニックにかかった場合、どのような治療があるでしょうか?
ブロック注射の治療が良いとも聞きますが、自力で帰宅できるように、注射や点滴で痛みを押さえる治療はあるのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

坐骨神経痛は病名ではなく症状名で、坐骨神経が背骨を出るところから足を下り始めるところまでのどこかで圧迫されると臀部や、太腿の裏側、下肢の裏面・足の裏のだるさやしびれ、痛みなどが現れます。
http://www.oleg-oasis.com/zakotutuu/ZAK1.JPG

坐骨神経は4番目と5番目の腰椎の間から出て足の後面を下降する太い神経です。
http://www.ou-hari.com/jpg/a-zakotu.jpg

最も多い原因は腰椎のヘルニアや脊柱管狭窄症、次にお尻の筋肉によって坐骨神経が挟まれる梨状筋症候群です。
整形外科での「骨には異常がなく、筋肉が固くなって座骨神経を圧迫している」という診察結果を信じるならば、たしかに相談者様の坐骨神経痛は梨状筋症候群によるものである可能性が高いと思われます。
http://seitailabo.com/chapter1/pain/pain215.html

梨状筋症候群の治療としては、ストレッチを含めた理学療法、対症療法としての鎮痛剤と筋弛緩薬の投与(坐骨神経を締め付けている筋肉を緩めるためのお薬です)、坐骨神経の再生を促すビタミンB12製剤の投与を行います。

それらの治療でも改善が得られない場合は神経ブロック注射が行われます。
最後の手段としては梨状筋切離術という手術が選択されます。

ペインクリニックでは、上記の治療のうち、鎮痛剤などの薬物療法と、神経ブロック注射を受けることができます。

しかし、ペインクリニックを受診されるのであれば、整形外科で正しい診断が付き、紹介状をもらってからの方が適切な治療を受けられる可能性が高いと思われます。
MRI検査を行わずに、腰椎に原因がある坐骨神経痛の可能性を否定することは出来ないからです(例えば、椎間板はレントゲンでは映りませんから、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛はレントゲンでは診断できません)。
梨状筋症候群についても診断の方法がありますから、「レントゲン検査の結果骨には異常が」無かったから梨状筋症候群、という診断の仕方には間にかなりの飛躍があり、いくつかの可能性を取りこぼしている危険性があります。

通院の便等は私には何ともしかねますが、医学的に正しい順序としては、MRI検査ができる規模の医療機関の整形外科で診断を確定してから治療方法を決められるべきであおうと考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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