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nou-no-moribito
nou-no-moribito, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 371
経験:  脳神経外科医師としての経験が30年余あります。
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薬剤性高プロラクチン、長期服用している薬の事で数点疑問がありお力をお借りしたいです。 箇所書きにしますので、回答お

質問者の質問

薬剤性高プロラクチン、長期服用している薬の事で数点疑問がありお力をお借りしたいです。
箇所書きにしますので、回答お願いします。


1、一年半ほど前に2.3週間数日ごとに服用していた精神科の薬で高プロラクチンになりました。
薬剤性だったので精神科の薬を中止したら一ヶ月程で正常になり安心していたのですが、2日前から胃腸炎になりプロラクチンが上がる可能性があるとは知らずに胃酸抑制のアシノンと吐き気どめのハドドリンを2日服用してしまいました。
以前は2.3週間でプロラクチンが上がってしまいましたが、今回の2日 の服用でも上がっている可能性はありますか?
心なしか胸がはってる気がしますが、娘はそんな2日程度では上がらないだろうと言います。


2、気管支炎のため抗生物質のクラリスを3年半ほど毎日1錠服用しています。
副作用などを見ると長期服用では大腸炎になったり、劇症肝炎になったりとする可能性があると書いてましたが実際のところここまで長期服用していて大丈夫な薬でしょうか?
現在は血液検査正常で、クラリスは服用時に整腸剤も飲んでいます。
また、風邪や腸炎などの時にクラリス以外の抗生物質も出されることが多いのですが飲み合わせさえ悪くなければ一緒に服用しても問題はありませんか?


以上2点をよろしくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  nou-no-moribito 返答済み 4 年 前.
1. ハドドリン(一般名:ドンペリドン)は、ご指摘の様にプロラクチンを上昇させる有名な薬です。おそらく1日でも上昇すると思いますが、それが臨床的に問題になることは余無いと思います。特に、下垂体腺腫の治療でカバサールなどの逆の作用をもったお薬を内服している様な場合以外では問題ありません。

2.クラリスの長期投与療法を受けておられるようですね。
  • マクロライド長期少量投与療法」は、直接的な抗菌作用を目的とせず、少量の服用を長期間続ける治療法です。びまん性汎細気管支炎(DPB)、慢性 気管支炎、喘息、さらに慢性副鼻腔炎や滲出性中耳炎などに試みられています。その作用機序はよく分かっていませんが、粘液分泌抑制作用や、細菌が作る防御 膜「バイオフィルム」破壊作用などが考えられています。
  • アレルギーを起こすことが少なく、ペニシリン系やセフェム系抗生物質にアレルギーのある人にも使用できます。
  • 吸収がよく持続時間が長いので、1日2回の服用で済みます。
  • 決められた飲み方を守ってください。症状、年齢、製剤によって用法用量が異なります。症状が重いときは、多めになることがあります。

という事で、長期に内服するのは一般的な治療方法で問題は無いと思います。

 

 飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、医師に報告しておきましょう。


  • 安定剤のピモジド(オーラップ)とは併用できません。併用により不整脈を起こす可能性があります。また、エルゴタミン系の片頭痛薬のクリアミンやジヒデルゴット、肺高血圧症治療薬のタダラフィル(アドシルカ)も併用禁止です。
  • 肝臓病や腎臓病のある人で、痛風やベーチェト病の治療にコルヒチンを飲んでいる場合は、この薬の併用を控えることになっています。それ以外の人でも、コルヒチンの血中濃度上昇にともなう中毒症状に注意するなど慎重に併用する必要があります。
  • 心臓の薬のジギタリス薬や抗不整脈薬のジソピラミドと併用すると不整脈などの副作用がでやすくなります。これらの血中濃度に留意し、必要であれば投与量を調節します。
  • そ のほか、いろいろな薬の血中濃度を上昇させ、その副作用を強めるおそれがあります。喘息の薬のテオフィリン(テオドール)、ワルファリン(ワーファリン) やダビガトラン(プラザキサ)など抗凝血薬、睡眠薬のトリアゾラム(ハルシオン)、抗けいれん薬のカルバマゼピン(テグレトール)、免疫抑制薬のシクロス ポリン(サンディミュン)やタクロリムス(プログラフ)、降圧薬のカルシウム拮抗薬、さらに、スタチン系のコレステロール低下薬やトリプタン系の片頭痛治 療薬・・これらとの併用は慎重におこないます。
  • 結核の薬のリファンピシン(リファジン)やリファブチン(ミコブティン)、抗ウイルス薬のエトラビリン(インテレンス)との併用により、この薬の作用が減弱する可能性があります。

以上です。

 

追加のご質問がございましたら、遠慮なくどうぞ。

 


質問者: 返答済み 4 年 前.
返答有難うございます。
回答に残った疑問があるので、引き続きの回答お願いしてよろしいですか?


ハドドリンはやはりプロラクチンを上げるお薬として有名なのですね。では、それと一緒に書いていたアシノンはどうでしょうか?
こちらも副作用にプロラクチン上昇があると聞きましたが、ハドドリンほどではないのでしょうか?
今度一ヶ月後にホルモンの血液検査があるのですが、服用2日か3日程度なら一ヶ月後には正常に戻ってると考えていいですか?



専門家:  nou-no-moribito 返答済み 4 年 前.
あまり、アシノン®(H2ブロッカー)では、プロラクチン上昇作用は聞いた事がありませんでし。一方、同じH2ブロッカーでも
「タガメット®」には、プロラクチン上昇作用があることは私も認識してました。

そこで、私も少し調べて、勉強してみました。

アシノンのヒトでの作用
(1)抗アンドロゲン作用:健常人に1回150 mgを1日2回9週間経口投与時,血清プロラクチン,LH,FSH,テストステロン及び成長ホルモン値は投与前後で有意な変動は認められなかった。また消 化性潰瘍患者に1回150 mgを1日2回6~8週間経口投与時,血清プロラクチン値は投与前後で有意な変動は認められなかった。

とあります。

現在日本で使われているH2ブロッカーには、
大元の薬であるシメチジン(商品名タガメット)以降、
ラニチジン(商品名ザンタック)、ファモチジン(商品名ガスター)、
ロキサチジン(商品名アルタット)、ニザチジン(商品名アシノン)、
そしてラフチジン(商品名プロテカジン、ストガー)などがあります。

多分、一般的に最もポピュラーなのは、
ガスターでしょうか。

他にシメチジン(タガメット)だけに報告されている副作用として、
ドグマチールと同様に、
高プロラクチン血症があります。
女性ホルモンを妨害する作用があるから、
と説明されていますが、
何故シメチジンだけにこうした作用があるのかは、
はっきりしないようです。

従って、アシノンだけでは、高プロラクチン血症は起こらないはずです。
ハドドリン2日くらいの内服で、1ヶ月後の検査値は問題ないはずです。

以上、私も大変勉強になりました。
ご質問ありがとうございました。



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