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CVSURGERY
CVSURGERY, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 64
経験:  医師歴20年以上、複数専門医資格、指導医資格保有
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68歳の母が先月中旬に病院で意識不明になりました。元々、膠原病、心筋梗塞、腎不全等を患っていました、透析患者でもあります。植え込み型除細動器が胸に入っています。

質問者の質問

68歳の母が先月中旬に病院で意識不明になりました。元々、膠原病、心筋梗塞、腎不全等を患っていました、透析患者でもあります。植え込み型除細動器が胸に入っています。

今回は腰を打ってしまい圧迫骨折で急遽入院していたところ朝、便意をもよおし看護師の付き添いのもとトイレに向かうところ意識がなくなり心停止になったようです、すぐさま心臓マッサージをしたらしいのですが、心臓は復活したのですが脳がダメらしいです。はじめは脳死と主治医に言われましたが、瞬きもしているし足もたまに動くし、10日経過したところから自発呼吸も出てきました。ただ脳波の検査ではフラットだそうです。現在は全脳死ではなく、植物状態です。
このまま死を待つだけになってしまうのでしょうか? 毎日悲しくて眠れない日々を過ごしています。
なんとなく医療ミス(看護ミス等)なのかなとも感じています。
今はただ母の病室へ行きずっと付き添っています、足をもんだり手をさすったりと。

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投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  CVSURGERY 返答済み 4 年 前.
心臓血管外科医です。いただいた文面より判断したお答えをいたします。お母様はお若いですが、膠原病、心筋梗塞、腎不全と多くの既往歴をお持ちです。おそらくステロイド内服や、抗凝固薬内服をされ、慢性透析も行っていたのでしょうか。高脂血症、高血圧はいかがでしょうか。大動脈弁狭窄症はありませんでしょうか。いずれにしても、どの既往一つとっても、心臓にとってはかなりの負担であったと考えます。植え込み型除細動器(以下ICD)が植え込まれていたにもかかわらず、心停止、心臓マッサージを要したということは、単純に心室細動によるも のではないことが推察されます。例えば、心筋梗塞の範囲が広範であった場合には、たとえ心室細動がICDによって整脈に戻ったとしても低い心拍出量(心臓から血液を十分に出せない状態)で心臓マッサージを要する可能性があると思います。発症時の心電図がモニターされていれば残っているはずですので(圧迫骨折では整形外科ですからモニタを必ずしも全員にはつけないと思いますが)、それを確認しない限り詳細に言及することは困難です。脳は、たった5分間血液が回らないだけで不可逆性の(元に戻らない)変化をきたします。発見し、心臓マッサージし、心臓が回復されたのは看護師さんの最善の対処の結果と信じます。自発呼吸があり、脳波がフラットでしたらいわゆる植物状態です。人工呼吸器が装着されていることでしょう。現在何日経過しているかは不明ですが、10日目から自発呼吸が出てきたということは、もし筋弛緩剤などの影響がないとすれば、わずかであっても回復の兆しといえましょう。ただ、10日たって脳波がフラットでしたら、意識の回復は厳しいと言わざるを得ません。状況を十分把握していないのでデリケートな部分に触れるのは難しいのですが、あくまで私の個人的な意見として、患者さんの既往歴などの背景を考慮したうえで申しますと、看護師さんたちの懸命の救命の努力の結果に対して過失を問うのはいかがかと思います。努力が無ければ失われた命です。患者さんの尊厳など、今問題となっている部分でもありますが、患者さんの命ある限りできうる治療を続けることが今の医療の考え方です。前向きに事実を受け入れて行くことが、難しいのですが肝要です。ABR(聴性脳幹反射)はあるでしょうか。脳の機能がどの程度回復して行くのか、脳波を定期的にとりつつ全身状態、呼吸状態、栄養状態を整えて行くことになると思います。急なことですのでご家族の皆様もすぐに受け入れられる状況でないことは十分拝察いたします。もんだりさすったりされればお気持ち通じると思います。ぜひご家族の皆様が担当の先生、看護師さんたちと力を合わせてお母様の状態が少しでも改善されますよう治療を続けていただければと思います。今後もご相談ございましたらできる範囲でお答えするよういたします。以上不十分ではありますが意見を述べました。
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質問者: 返答済み 4 年 前.

前回の先生の回答には大変感謝しております。


引き続き質問したいのですが。。。


母は倒れてから今まで急性期扱いで人口透析をしながら、植物状態でありながら生き延びてきました、ただ先日担当医師から急性期の治療はおしまいと言われました、今まではベットの上で人口呼吸器をつけポータブル機械で透析をしていました、今後はそれを止め『透析室で透析をします、自発呼吸が出てこなければ終わりです』と言われました、それで今日、自発呼吸


が弱いので透析ができませんと言われました。


これじゃ死んでしまいます、見殺しにされてしまいそうで納得できません。


病院変えたほうがいいんでしょうか。。こんなことってあるんでしょうか?


 

専門家:  CVSURGERY 返答済み 4 年 前.

拝読いたしました。

今の日本の医療では、疾病が発症して2か月以内に転院しないと急性期型リハビリ病院へ転院ができず、それ以降では長期療養型病院への転院となります。いただいたご質問からは、お母様は生命を維持されながらも植物状態である程度安定した状況にある印象を受けます。植物状態では、急性期回復型リハビリの適応はありませんので、担当先生のおっしゃる急性期とは、あくまで生命の危機的状況にあった低酸素脳症、心不全状態からは脱却したという臨床医学的意味での急性期とおっしゃっていると予測します。ベッドサイドでの透析 から、透析室での透析に移行する場合は、あくまで一般論ですが、血行動態や移動中の呼吸器の無い時間も何らかのアシスト(酸素バックを押したり簡易呼吸器をつけたり)で安全に移動できる状態、すなわち病態がより安定した場合です。ですから、自発呼吸が弱く、移動に危険がある場合は移動しての透析は危険ですので行わず、安全にベッドサイドで行うことが一般的と考えます。透析中は血圧や呼吸が不安定になりやすいので、ベッドサイドで透析を行っていても自発呼吸が弱くなったり、様々な不安定要素が出てきた場合は、生命の危険が迫っている可能性も考慮しなければなりません。私なりの結論としては、自発呼吸の強弱と、透析の移動を、少し分けて考えた方がよいのではと思います。自発呼吸が弱くとも、人工呼吸器で完全にアシストすれば他の臓器が機能を保っていれば生命を維持することがある程度可能です。自発呼吸が弱いということは、咳をする反射などが弱って、気管切開をしても咳ができずに痰が詰まったり、肺炎を起こしたりするリスクが高くなるということと、自発呼吸を司る脳幹レベルの障害が進行して脳の機能が低下しているという2つの大きなリスクが現れてきたととらえるのが適当です。そのような状態での透析への移動は当然リスクを伴いますので、そこのところはぜひ担当先生のご説明をよく聞いていただき、先生がおっしゃった言葉の真意を確認した上で今後の治療方針を患者さんご家族と担当医の共通認識として築いていただくことが最善であると考えます。

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