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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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ペインクリニックの事を調べていてこちらのサイトを知りました。 母が40年位前からずっと右肩から肘にかけての慢性の痛

解決済みの質問:

ペインクリニックの事を調べていてこちらのサイトを知りました。
母が40年位前からずっと右肩から肘にかけての慢性の痛みに苦しんでいます。
これまでいろいろな病院に入院しましたが、結局原因も治療法もわからず今に至っています。
体の組織を取って調べても特に異常はないと言われました。2~3年の周期で痛みの訴えが
ひどくなります。物理的に痛みの原因がないと言われたので、原因は心因性のもから来ると
家族としては思うようになりました。精神科の 病院にもかかっています。痛みが長く続くと
生きていても仕方がないとか早く死にたいという訴えが強くなりますので、やはりそちら系の
診療科目なのかという事になってしまうのですが、唯一相談できるはずの医師から昨日
事実上さじを投げられ、今日、自主退院しました。さじ投げられたので、「それでは今後誰に
相談したら良いのか教えて欲しい」と聞いて教えてもらったのが「ペインクリニック」です。
詳しい相談に乗って下さる先生を探しています。どうかお力をお貸しください。よろしく
お願い致します。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


こんばんは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

インターネット相談では患者様を直接診断することはできませんから、「診断」を下すことができません。
「物理的に痛みの原因がない」というこれまでの検査結果から、ご家族と同様に、ここでは「原因は心因性」という前提で回答させていただきます。

その場合、診断は「疼痛性障害」ということになります。
http://merckmanual.jp/mmpej/sec15/ch204/ch204f.html

ただし、「痛みが長く続くと生きていても仕方がないとか早く死にたいという訴えが強くなりますので、やはりそちら系の診療科目なのかという事になってしまう」という考え方は必ずしも正しくありません。慢性に疼痛を生じる病気を持つ患者様は、高い割合でうつ症状を呈します。うつになると痛みの閾値が下がる(痛みに敏感になる)ので、さらに痛みが強まるという悪循環が生じてしまいます。

疼痛性障害においても、それと同じ理由でうつ症状との悪循環が起こります。
仮に、お母様が、40年間にも渡って疼痛性障害を患われているのであれば、この悪循環の果てに、最初に疼痛を引き起こすもととなった心理的葛藤とは全く関係がなく、痛みが独自に暴走しているような状態であると見做すべきでしょう。

疼痛性障害と言っても詐病ではなく(そういう扱いをされると多くの患者様の症状は悪化します)、現在では痛みを司どる脳の部位に変性が生じる「脳の病気」としての特性が知られるようになり、かつての心理療法中心の治療から薬物療法の併用へと、治療方法が変遷しつつあります。痛みに対しても、「物理的に痛みの原因が」ある患者様と同様、ペインクリニックで行われる治療の一部が有効であることが知られるようになっています。

心療内科・精神科を受診されて(既に受診されているのかもしれませんが、その場合は転院された方がいいでしょう)精神医学的治療を受けられるとともに、仰る通り、ペインクリニックで並行して治療を受けられる必要があります。この場合、心療内科とペインクリニックとの間で連絡をとりあって、連携して治療を行ってもらえることが理想的です。

病院紹介のご要望は多いのですが、JustAnswerでは、特定の医療機関の紹介・推薦を行っていません。
医療カテゴリの専門家が、日本全国の 病院の内情を把握できているわけでもありませんし、相談者様を実際に診察しているわけでもありません。医師と相談者様の相性の問題もあります。そういう状況で、こうしたサイトを通じた病院紹介は、病院側、相談者側の両方からクレームを受ける可能性があるからです(実際、そういったトラブルは、他の専門家が手がけた事案も含めて過去に何回か起きています。例えばこの場合、優秀なペインクリニシャンを我々が推薦したとしても、相談者様たちがご期待されているような形での「詳しい相談に乗って下さる先生」かどうかは保証しかねます)。
これに関してはご了承いただけますと幸いです。

以下のサイトから、日本ペインクリニック学会認定の専門医を検索できますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。
ただし、専門医の資格をもっていても、手術も麻酔だけしてペインクリニシャンとしての活動をしていない医師もいますので事前に電話等で確認されることをお勧めします。
また、経過が長く複雑ですから、前医からの紹介状は必須だと考えます。

【日本ペインクリニック学会専門医】
http://www.jspc.gr.jp/member/prefectureselect.php?select_type=authorized

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.


ご回答ありがとうございます。痛みの原因が精神疾患から来ているケースと痛みがあるから精神的に参ってしまうのは区別する必要があることは理解できました。


『痛みを司どる脳の部位に変性が生じる「脳の病気」』という可能性をご指摘頂いたのは初めてです。また、ご指摘頂いた「疼痛を引き起こすもととなった心理的葛藤とは全く関係がなく、痛みが独自に暴走しているような状態」になっている事も確かにそのとおりだと思います。原因について心当たりがあります。


 


いまかかっている精神科の病院は母が入所している老人ホームの近くなので簡単に他に変更する訳にも行きません。通院可能なペインクリニックを調べて精神科の治療と両輪で対応して行きたいと考えます。アドバイスありがとうございました。


 


ご回答頂いた内容には満足していっるのですが、最後に下記2点についてアドバイスを頂ければと思います。


①ペインクリニックではどの治療を行うところなのでしょうか?


②良い病院とそうでない病院はどんなところに違いがあるでしょうか?

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