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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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1月4日から突発性難聴を発症し、病院で治療を受けステロイド(ブレドニン)を処方されました。しかしステロイドに対す

解決済みの質問:

1月4日から突発性難聴を発症し、病院で治療を受けステロイド(ブレドニン)を処方されました。
しかしステロイドに対する怖さと、薬に対してトラウマがあり、指示通りの錠数で服用していませんでした。本来8日9日一日3回×2錠、10日11日一日2回×2錠、11日12日一日2回×1錠、と減らして行くはずが、8日一日2回×1錠、9日 一日1回2錠、それ以降は飲んだり飲まなかったりで、突発性難聴のタイムリミットも気になり急に不安になり18日以降一日3回2錠、20日一日2回×2錠、21日一日2回×3錠、2錠などいきなり増やしたりしています。それ以降薬が足りなくなり、22日一日2回×1錠などと減らすと、耳鳴りが止まらなくなりました。これはやはり薬を減らしたことが原因でしょうか?またこの様な場合、長期服用になる心配はあるのか、どういう形で耳鳴りに対処していけば良いのか教えて下さい。お風呂上がりは特に耳鳴りがひどくなります。耳鳴りがやまず不安定です。また、現時点で、今後ステロイドの点滴は効果があるのでしょうか。またB型肝炎に関しても懸念があります。検査では抗体がありました。肝臓の状態は安定しています。抗原はありませんでした。以前に主人が肝炎の抗体があり、肝炎の経過観察中にステロイド治療を止められました。このような私の場合、ステロイドによる肝炎の再発は心配ないのでしょうか。主治医には大丈夫だと言われていますがやはり不安です。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

あまり望ましくない服薬をされたように思います。突発性難聴の良好な予後は期待できないかもしれません。

相談者様のような「ステロイド・アレルギー」をお持ちの患者様は臨床の現場でもしばしばお見受けしますが、こと突発性難聴において、ステロイドの用量を自己調整されたのはきわめて不適切な判断であったと言わざるをえません。

ステロイドが突発性難聴に有効であるのは発症後2週間までです。理想的には1週間以内でしょう。
相談者様の場合は1月4日の発症ですから、1月18日以降はステロイドを服用する必要がありませんし、服用されるべきではありません。効果が期待できず、ステロイドの慢性投与による副作用が懸念されるからです(まさしく「ステロイドに対する怖さ」を覚えるべき状況になります)。

突発性難聴の場合は、病初期の1~2週間以内に、集中的に、一定量のステロイド(比較的高用量になります。プレドニンの開始量30mg/日は中等症の突発性難聴に対する標準的な用量です)を投与し、漸減し、2週間以内には中止します。
この短期集中型の治療によって最大限の効果が期待でき、また、副作用を最小限に抑えることができます。
相談者様は発症4日後の8日から治療を開始され、しかし10mg/日、5mg/日という低用量しか服用されなかったわけですから、突発性難聴治療のゴールデンタイムを無為に過ごされたことになります。
ステロイドによる治療が理想的に行われた場合でも突発性難聴が改善・治癒する率は6~7割程度であり、発症1ヶ月後で聴力がほぼ固定します。

> 18日以降一日3回2錠、20日一日2回×2錠、21日一日2回×3錠、2錠などいきなり増やしたりしています。
これは全くの無駄ですし、危険ですので止めて下さい。ただ止め方というものがありますから、急な減量や断薬は避けられるべきです。

> 22日一日2回×1錠などと減らすと、耳鳴りが止まらなくなりました。これはやはり薬を減らしたことが原因でしょうか?
その可能性が高いと思います。
ただ、耳鳴りは突発性難聴の後遺症としても認められる症状ですから、今後も続く可能性は高いでしょう。

> 長期服用になる心配はあるのか
上述の通り、突発性難聴の治療において、2週間を超えてステロイドが使用されることはありません。

> どういう形で耳鳴りに対処していけば良いのか教えて下さい。
これも難治です。まずはステロイドを適切に減量・中止するために、そもそもステロイドを処方した医師のもとを受診されて、ステロイド減量のための漸減プランを立ててもらうべきでしょう。

> 現時点で、今後ステロイドの点滴は効果があるのでしょうか。
ありません。

> ステロイドによる肝炎の再発は心配ないのでしょうか。
プレドニンを、免疫抑制作用が現れるほどの用量・期間服用されていませんので、心配はないと思います。
ただ通常、B型肝炎ウイルス表面抗原に対する抗体(HBs抗体)が陽性であったのであれば、どこかで感染はしたものの免疫によってウイルスが排除されたか、B型肝炎ワクチンを接種したことを示します。その人は、その後のB型肝炎の感染に免疫を持っていて、もはや感染性はありません。いわゆる「キャリアlではありませんから、ステロイドによって免疫力が低下し、眠っていたウイルスが活性化するといった心配はありません。

以上、ご参考になれば幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

あまり望ましくない服薬をされたように思います。突発性難聴の良好な予後は期待できないかもしれません。

相談者様のような「ステロイド・アレルギー」をお持ちの患者様は臨床の現場でもしばしばお見受けしますが、こと突発性難聴において、ステロイドの用量を自己調整されたのはきわめて不適切な判断であったと言わざるをえません。

ステロイドが突発性難聴に有効であるのは発症後2週間までです。理想的には1週間以内でしょう。
相 談者様の場合は1月4日の発症ですから、1月18日以降はステロイドを服用する必要がありませんし、服用されるべきではありません。効果が期待できず、ス テロイドの慢性投与による副作用が懸念されるからです(まさしく「ステロイドに対する怖さ」を覚えるべき状況になります)。

突発性難聴の場合は、病初期の1~2週間以内に、集中的に、一定量のステロイド(比較的高用量になります。プレドニンの開始量30mg/日は中等症の突発性難聴に対する標準的な用量です)を投与し、漸減し、2週間以内には中止します。
この短期集中型の治療によって最大限の効果が期待でき、また、副作用を最小限に抑えることができます。
相談者様は発症4日後の8日から治療を開始され、しかし10mg/日、5mg/日という低用量しか服用されなかったわけですから、突発性難聴治療のゴールデンタイムを無為に過ごされたことになります。
ステロイドによる治療が理想的に行われた場合でも突発性難聴が改善・治癒する率は6~7割程度であり、発症1ヶ月後で聴力がほぼ固定します。

> 18日以降一日3回2錠、20日一日2回×2錠、21日一日2回×3錠、2錠などいきなり増やしたりしています。
これは全くの無駄ですし、危険ですので止めて下さい。ただ止め方というものがありますから、急な減量や断薬は避けられるべきです。

> 22日一日2回×1錠などと減らすと、耳鳴りが止まらなくなりました。これはやはり薬を減らしたことが原因でしょうか?
その可能性が高いと思います。
ただ、耳鳴りは突発性難聴の後遺症としても認められる症状ですから、今後も続く可能性は高いでしょう。

> 長期服用になる心配はあるのか
上述の通り、突発性難聴の治療において、2週間を超えてステロイドが使用されることはありません。

> どういう形で耳鳴りに対処していけば良いのか教えて下さい。
これも難治です。まずはステロイドを適切に減量・中止するために、そもそもステロイドを処方した医師のもとを受診されて、ステロイド減量のための漸減プランを立ててもらうべきでしょう。

> 現時点で、今後ステロイドの点滴は効果があるのでしょうか。
ありません。

> ステロイドによる肝炎の再発は心配ないのでしょうか。
プレドニンを、免疫抑制作用が現れるほどの用量・期間服用されていませんので、心配はないと思います。
た だ通常、B型肝炎ウイルス表面抗原に対する抗体(HBs抗体)が陽性であったのであれば、どこかで感染はしたものの免疫によってウイルスが排除されたか、 B型肝炎ワクチンを接種したことを示します。その人は、その後のB型肝炎の感染に免疫を持っていて、もはや感染性はありません。いわゆる「キャリアlでは ありませんから、ステロイドによって免疫力が低下し、眠っていたウイルスが活性化するといった心配はありません。

以上、ご参考になれば幸いです。
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