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CVSURGERY
CVSURGERY, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 64
経験:  医師歴20年以上、複数専門医資格、指導医資格保有
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中学2年の男の子で、入院して3ヶ月目にはいりました。心臓右心室内に血栓らしき腫瘍みたいなものがあり大きくなったりなく

質問者の質問

中学2年の男の子で、入院して3ヶ月目にはいりました。心臓右心室内に血栓らしき腫瘍みたいなものがあり大きくなったりなくなったりします。肺梗塞をおこしており肺血流シンチ検査ではたくさんの部分が血がな がれていません。ペット検査、心エコー、採血、ガリウムシンチ、CT、カテーテル検査、MRI、造影CTなどあらゆる検査をしていますが、診断名がいまだつかず治療といったことは、ヘパリン、ワーファリン、アスピリンです。結節性多発動脈炎、ベーチット病等の疑いがあるなどいわれています。この前まで運動が得意でサッカー部で部活も頑張っていた子がこんなことになるなんてです。早く治療をしてもとの元気な体になってほしいと願うことしかできない毎日です。検査検査の毎日ですが今の医療では本当に診断がつかないことがあるのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  CVSURGERY 返答済み 4 年 前.

心臓血管外科医です。若年で右心室内の腫瘍は非常に稀です。主治医もそのようにおっしゃっていると思います。シンチで肺血流障害があるとすれば息切れなどの症状があったかもしれませんがいかがでしょうか。考える順番は、その腫瘤が心臓にできたものか、足の静脈など他の場所から飛んできたものかです。次に血栓か、腫瘍かで、腫瘍ならば良性か悪性かです。PET,エコー、Gaシンチ、CT,カテーテル、MRI,CTなどがなされており、あらゆる検査が施されているといえます。そして、治療薬が血栓溶解、抗血小板薬ですので医師は血栓であろうとの診断をされていると思われます。現在の医療でも診断のつかないことはあります。もし、カテーテル的にその腫瘤をかじり取ってくることができれば(生検と言います)確定診断は可 能ですが、心臓の中でふらふらと浮遊している場合生検は困難です。診断的治療と言って、現在の血栓を想定した治療が奏功すれば血栓の可能性が高いといえましょう。その場合は足の深部静脈血栓症か、心臓から出たのかが問題です。足から飛んでくるものならば、下大静脈にフィルターを挿入して飛んでくるものを心臓に来る前に捉えることができます。他に血栓としては腎静脈、肝静脈、上大静脈などから延びてくるものがあります。平滑筋肉腫などの腫瘍が心臓外から延びてくることもあります。心臓原発でしたら、悪性リンパ腫、肉腫、良性腫瘍(粘液種など)確率は少ないですが様々な原因が考えられます。最も多い心臓腫瘍は粘液種ですが、左心房にできることが多く右心房は稀です。発熱や怪我などの既往はありませんか?腫瘍ではなく、感染性心内膜炎では右心房右心室の間の三尖弁や右心室内に菌の塊がつくことがあります。もしも心室中隔欠損症(VSDと言います。左心室と右心室の間の壁に生まれつき穴が開いている病気です。)の小さいものがあった場合は、運動などは正常にできますが、虫歯や中耳炎、怪我などにより菌が体に入ることにより、その菌が小さな穴を通る血流のジェットで傷ついた心臓の内膜に付着して塊となり大きくなり、肺に飛んで行きます。この場合、発熱や血液検査で炎症が高い(白血球の高値、CRPの高値)所見が出るはずです。この場合の治療法は抗生物質と外科的閉鎖です。血栓を作りやすい体質の検査(プロテインC、抗カルヂオリピン抗体等)なども、行われていると思います。検査所見や画像所見でかなりの精度で予測はつきますが、心室腫瘍自体が大変稀ですので、所見を得ぬままに取り留めのないご返答となってしまいました。特に心エコーでのエコー輝度、可動性(ふらふらしているか、壁にべったりついているか)、内部エコーが均一か不均一か等は、重要な所見です。循環器内科が主科と思われますが、心臓外科医の意見も大いに参考となるはずです。以上お答えといたします。

専門家:  CVSURGERY 返答済み 4 年 前.

追加でコメントいたします。先ほど記しましたように、心臓腫瘤は一旦発見されると私達が外科的治療(手術)も含めて、その診断と治療に苦慮することの多い疾患です。循環器内科医師から相談を受けた場合でも、原因はともかく血栓の可能性があれば まず書かれたような抗凝固療法を始めつつ原因検査を進めます。肺梗塞は程度が進むと生命にもかかわりますので、慎重かつ正確な診断が求められます。そのようなわけですので、長い入院や検査の日々でご両親は大変ご心配なさっていらっしゃることと存じますが、主治医とよく相談し、説明を受けつつ治療を継続し、診断を待たれてはいかがでしょうか。どうしても診断がつかない場合や、肺血流が改善せず症状悪化するようでしたら、セカンドオピニオンを他院に求めることも可能でしょうが、主治医とよく相談してからがよろしいかと思います。早くお元気になられることをお祈りいたします。

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