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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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68歳の主婦。右手の震えがパーキンソン由来として「ミラベックスLA0.375mg」の処方があり、3日前から朝食後1回

解決済みの質問:

68歳の主婦。右手の震えがパーキンソン由来として「ミラベックスLA0.375mg」の処方があり、3日前から朝食後1回の服用を始めました。
薬剤師や本ネット情報では 副作用の可能性の危険のがありますが、その内容は手の震えより重大な
症状のように思えます。また、服用により”治った=震えが無くなった”ら服用終了が期待できるのでしょうか。医師からも経過を見ながら増量~の言がありましたが、服用終了はどのような状況でありうるのでしょうか。
なお、3年ほど前より認知症としてアリセプト、および最近よりうつ状態改善薬としてパキシルCR25mg
を服用しています。
なお、質問者は配偶者(同居)です。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

少し補足情報を下さい。

認知症、うつ状態、そして今回の「パーキンソン」の治療を行っている主治医は神経内科医ですか?

アリセプトが処方されているということは、認知症は、アルツハイマー型認知症なのでしょうか。

診断は、アルツハイマー型認知症+パーキンソン病ということになるのでしょうか。

「服用により”治った=震えが無くなった”ら服用終了が期待できる」かどうかを、主治医には質問されましたか? そもそもパーキンソン病についてどのような説明を受けられているでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

認知症は自治医大医療センターの神経内科です。


パーキンソンは神経内科の開業医(埼玉医大出身)です。


双方の主治医にそれぞれの診療内容(服用薬を含む)は話しています。


ただし、自治医大主治医はパーキンソンについては否定的な疑念を持っておりましたが、処方が3日前なので、薬の処方については次回診療予約日が来月下旬でその時に話すことにするつもりです。


開業医はご指摘の通り「認知症+パーキンソン」の判断です。一応の説明は受けていますが、薬の処方書類により質問の疑念が生じた次第です。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

まず、端的に回答しますと、パーキンソン病という診断が正しいのであれば、服用により”治った=震えが無くなった”ら服用終了は期待できません。
パーキンソン病は、脳の中にあり、体の運動の調整を司る大脳基底核と呼ばれる部位において、神経細胞が脱落していく疾患です。中枢神経細胞は再生しませんので、一度発症したパーキンソン病を根治する方法はありません。
ミラペックスを含む抗パーキンソン病薬は、神経細胞がして機能が低下した大脳基底核の働きを補うお薬ですが、対症療法薬であって、脱落・死滅した神経細胞を再生したり、さらなる脱落を防止する作用はありません。
パーキンソン病が進行すると、多種高用量の抗パーキンソン病薬の投与が必要となりますが、それでも症状をコントロールすることは難しくなっていきます。
こうした病態の説明や、長期的な治療方針を提示しないままミラペックスを処方したのであれば、その開業医の姿勢はあまり高く評価できるものではありません。

また診断ですが、「アルツハイマー型認知症+パーキンソン病」という診断は、理論的にはありえても、実際にはほとんどお目にかかりません。
アルツハイマー型の認知症症状があって、かつパーキンソン症状が現れた場合は、レビー小体型認知症(レビー小体病)が疑われます。
http://www.ninchisho.jp/kind/06.html

また、振戦を含むパーキンソン症状(錐体外路症状)は、アリセプトの副作用としても、パキシルの副作用としても起こりえます。
http://qa.eisai.jp/medical/detail.asp?baID=3&nodeid=373&faqid=407
http://www.treatneuro.com/archives/204
従いまして、こうした「薬剤性パーキンソニズム」の可能性も検討されるべきでしょう。
この場合は、原因薬物の減量や中止によって振戦は治り、ミラペックスは不要になります。

主治医を統一されて、総合的に奥様の病状を診察し、然るべき診断と治療・対処が行われるべきかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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