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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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9歳の娘ですが、9歳になったころから気持に変化が出てきたそうで、すぐに悪い事(他人に対して)思うようになりました。最

解決済みの質問:

9歳の娘ですが、9歳になったころから気持に変化が出てきたそうで、すぐに悪い事(他人に対して)思うようになりました。最近ではひどく、「死んでしまえ」とか「殺す」とか思うようになり、とくに母親に対して強く思うようです。(父親にも少し思うようです)
それが悪い事と自信で分かっているので、「悪い」と思い、母親に「こんなことを思ってしまった」と全部言います。それを言わないと気持ちが悪く、言うとスッキリするようです。
とくに母親 が嫌いなわけではなく、本人は好きと嫌いは半々で自分でもわからないと言います。
何に対しても、2通りの考えが出て、「~してくれてうれしい」と思うと同時に「そんなことしてほしくなかった」と反対のことを思ってしまい、それを言葉に出して言ってしまいます。
本人も本心なのか、どうなのか理解できておらず、なぜそういう風に思ってしまうのかわからず、すごく悩んでいます。
本人は前みたいにうれしいときはうれしい、悲しいときは悲しいと素直に思えるように戻りたい、どうしたら戻れるかと聞いてきます。
母親も、いろいろと言われ精神的に参ってしまっています。
どうすればよいかアドバイスをいただければありがたいです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。
大学病院で児童・思春期外来を担当していました。

お嬢様がお困りになられている症状は強迫性障害か複雑性チックである可能性が高いと思われます。

少し補足情報を下さい。

お嬢様に、いわゆる一般的なチックの既往はないでしょうか。

不潔恐怖や過度の確認行為、儀式的なこだわりはないようですか?

ご記載の症状によるご本人の苦痛、生活上生じている支障はどの程度のものでしょうか。

お嬢様が通われている学校にスクールカウンセラーはいますか?

児童・思春期外来を有する精神科受診は考えておられますか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 5 年 前.

ご回答ありがとうございます。

先生がおっしゃっている中では、「過度の確認行為」があります。

何かをするとき、「~をしてもいい?」と母親に確認します。

そして、母親の判断を仰ぎます。母親は、なるべく自分で考え判断するように言っていますが、小さいころからの習慣なのか今でもそのようにすることが多く感じられます。

娘の小学校にはスクールカウンセラーはいます。しかし、娘はその人があまり好きではないらしく、話を聞いてもらったら?と言うと、あまりいい顔をしません。

精神科の受診は、考えておりますが小児のため病院選びを慎重にしております。

 

追:「過度の確認行為」ですが、ネットで調べると、私が言っているようなこととは少し違うようですね。

また、強迫性障害とチックについても調べてみましたがそこまでの症状はないです。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

お嬢様の症状は、比較的典型的な強迫観念であると思われます。


強迫観念は以下の(1)、(2)、(3)、(4)によって定義されます:

(1)反復し継続する思考、衝動、イメージ(心象)のいずれかで、それらは障害が生じている間に、邪魔で不適切なものとして体験され、著しい不安や苦痛の原因となる。

(2)その思考、衝動、イメージは、単なる現実生活の問題についての過剰な心配ではない。

(3)その人は、この思考、衝動、イメージを無視、抑制、何か他の思考または行為によって中和しようと試みる。

(4)その人は、その強迫的な思考、 衝動、イメージが(思考吹入のように、外部から強制されたものでなく)自分自身の心の産物であると認識している。


お嬢様の年代の患者様は、思春期特有の心性と人格の未成熟のために成人とは異なる症状の現れ方をすることがあるため、診断から難渋することがしばしばあります。
強迫性障害の場合、それは「巻き込み」という形で現れます。
成人であれば強迫観念を自分で処理するのですが(本来正しい対処ではありませんが、強迫行為ということになります。本来の確認行為とはそういった性質のもので、相談者様がネットで目にされたのはそういう例でしょう)、小児ではそうした解決能力がないため、家族、とりわけお母様に確認を求め、保証を求めることで不安を軽減しようと図るのです。

従いまして、お嬢様は、「「死んでしまえ」とか「殺す」」といった強迫観念を主徴とする強迫性障害を患われている可能性が高いでしょう。相談者様に「~をしてもいい?」と確認されるのも、ある種の強迫観念の発現の仕方の一つである可能性が高いと思われます。
チックの可能性を挙げたのは、汚言症の可能性があると考えたからですが、追加でいただいた情報を考慮に入れると、可能性は低いと思われます。
http://チック症.biz/entry3.html

児童・思春期精神医学の専門施設を受診する必要があります。普通の精神科や心療内科の病院・クリニックではこの年齢のお子様の問題には対応できないからです。
しかし日本ではこの領域の専門家は少なく、どこの専門施設も予約が一杯で2ヶ月待ち、3ヶ月待ちがざらです。なので、スクールカウンセラーのカウンセリングでその待ち時間を繋げないかと思ったのですが……

受診される際は、以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
http://child-adolesc.jp/nintei/ninnteii.html

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 5 年 前.

夜分遅くにまで、アドバイスをいただきありがとうございました。
彼女自身、自分がなぜそう思ってしまうのかわからず苦しいでしょうが、すこしずつ解決できるように一緒に取り組んでいきたいと思います。


 


一度、スクールカウンセラーにも相談してみようと思います。


 


ありがとうございました。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

お嬢様のご快癒を祈念しております。

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