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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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病院でCOPDと診断された、70代後半の男性です。 (本人に代わり、私がパソコン打ち込み、質問します。) 担当医は、診断のみで、治療、予防その他何のアドバイスもない状態だそ

質問者の質問

病院でCOPDと診断 された、70代後半の男性です。
(本人に代わり、私がパソコン打ち込み、質問します。)

担当医は、診断のみで、治療、予防その他何のアドバイスもない状態だそうで、
とても不安とのこと。

他の病院にかかったほうが良いか、何か方法はあるのか、死を待つだけなのか・・と、とても心配だと言っておりました。

高齢で一人暮らしのため、仕事で昔から世話になっている私が質問することになりました。

以下、本人からの携帯メールです。

どんな医療機関にいくべきか、予防、治療の策はあるのかなど、教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。

以下本人(70代後半男性)よりの文
ここから


COPDと診断されて10数年。
糖尿病と肺気腫の治療のため二週間ごとに受診。
この一週間、トイレまで歩いても呼吸困難。じっとしていて動かなければ楽。
このところ特に苦しいが対処療法はされない。
投薬されている薬
サルタノール
スピリーバ 他に糖尿病治療薬
グラクティブ50㎎
グリメピリド
アカルボーズ
血糖値116
HbA…6.7

通院している竹重病院は普通内科医で呼吸器内科をうたっているわけではありません。
お忙しいところ、お手数をおかけしてすみません。
よろしくお願いします。

-----
以上、ここまで。

長野県長野市40代女性Kより。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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こんにちは。猫山と申します。

COPD自体は、慢性進行性の疾患で、根本的な治療法は残念ながらありません。
対症 療法でいかに患者様の生活の質を上げ、寿命を延ばすかが治療の目的になります。

少し補足情報を下さい。

この患者様が、呼吸器内科でもない現在の病院に通い続けていることに特定の理由があるのでしょうか?

このご質問はCOPDに関するものであると理解してよろしいですか? 糖尿病についてもご質問がおありでしょうか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山先生

 

 

お世話になります。

返信ありがとうございます。

 

本人に確認しましたところ、

 

「現在の病院は、知人の紹介で行っただけのことで、とくに特定の理由や、こだわりなどはないです。」

 

とのことでした。

 

糖尿病については、つきあっていく覚悟なので、特に質問はなしとの回答でした。

 

「COPDということで、呼吸器内科かな?というところまでは調べたけど、

実際にはどこの病院にその専門の科があるのか、

どこに相談に行ってよいやら、よくわからず・・・

生活でも何に気をつけたらよいか、わからないから、知りたい。」

 

とのことです。

 

 

ここからは、私(他人)が知る本人の様子ですが、

昔から喫煙をされており、20年以上前から喘息も患っていらっしゃいます。

一昨年は、結核で1年の入院生活でした。

現在、禁煙して2年目くらいかとおもいます。

 

 

まずは、かかるべき専門医療施設の種類、今後の対策、

対症療法についても、個々にできることがあるようでしたらば、

具体的に教えていただければ幸いです。

 

よろしくお願い申し上げます。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

病院 へのこだわりの意味をお尋ねしたのは、COPDの患者様の場合、呼吸苦のために移動に困難を呈する場合があるため、呼吸器内科の専門病院を推薦した場合、糖尿病の病院と合わせて2ヶ所の病院に通わなければならず、ご本人のご負担になるかもしれないと考えたからです。

その危惧が無いのであれば、日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医を受診されるのがよいでしょう。
http://www.jrs.or.jp/home/modules/myaddress/viewcat.php?mode=1&cid=1

このリストから通いやすい場所にある専門医のいる病院をみつけられ、事前にCOPDの治療を行っているかどうかを確認されてから受診すれば、高いレベルでの専門的治療が受けられる可能性大です。基本的にどちらも大きな病院ですので、受診に際しては現主治医からの紹介状が必要です。

専門医にかかってしまえば治療は最適化されますのでここで詳細を述べる必要は希薄であるように思いますが、現在のこの患者様の処方の最大の問題点は吸入ステロイドが用いられていないことです。
COPDは肺の末梢で酸素と二酸化炭素を交換する無数の肺胞が壊れて膨らんでしまいガス交換ができなくなる(呼吸ができなくなる)とともに、気管支に炎症が生じて、腫れのために気管支が狭くなり、さらに呼吸が苦しくなる病気です。
潰れた肺胞はどうしようもありませんので、炎症を抑えることと気管支を広げることが治療の目的になりますが、この患者様が使用されているサルタノールもスピリーバも気管支拡張薬で、気道の炎症を抑えるお薬が使われていません。

気管支の狭窄は気管支の炎症によって生じますから、炎症を抑えない限りは、いくら気管支拡張薬だけを用いても効果は期待できません。
炎症を抑えるためには吸入式のステロイドが必要で、昨今では、気管支拡張薬と吸入ステロイドの配合剤である、シンビコートやアドエアというお薬がCOPD治療の主流になっています。
専門医ではおそらくこうしたお薬が用いられることになるでしょう。

COPDがさらに進行すれば、在宅酸素療法が必要になる場合もございます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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