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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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拝啓  現在父親が「パーキンソン症候群」で15年通院しています。途中で水頭症を併発 28mLをタップ施術で脳髄液

質問者の質問

拝啓
 現在父親が「パーキンソン症候群」で15年通院しています。途中で水頭症を併発
28mLをタップ施術で脳髄液を抜きました。
5年前には「うじ・虫・蛇」がいると言うことで「抑肝散」を通常の薬に追加していま す。「メネシット配合錠・ピナトスカプセル、ハスローOD錠0.2、ルボトリール上10
オブランゼ錠10、グラマリール錠25」を10年ほど服用しています。
3年前から認知症の精神障害、行動障害からくる幻覚・妄想・せん妄が酷く、周辺子供が
走り回る、誰かがいる、「早く寝ろ・食べるな」レビー小体?素人判断ですが、また
ここ6ヶ月以上、「奇声・奇行」が目立ち、部屋中つば・たん・机・椅子などひっくり
返して、手がつけられない。「レム睡眠障害?」私が調査して、当てはまるから
つけているが、大学病院の医師は、レスポンス悪い。私がやる過ぎているか。
 水頭症の時も、脳から管を磁気調整器に繋げ、脳圧コントロールすると言ったが
タップで済ませて下さいと、医師から見たら、生意気な患者の息子と思って入るでしょう
長々と書きました。
何かいいアドバイスがありましたらお願いします。           敬具
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

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こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

「大学病院の医師は、レスポンス悪い。私がやる過ぎているか」とのことですが、率直に申し上げて、相談者様の主張の方向がずれているので主治医の反応が悪いのだと考えられるべきでしょう。

レビー小体型認知症は、たしかにパーキンソン病とアルツハイマー病の症状が現れ、かつ幻視が特徴的な疾患ですが、パーキンソン症状が15年間に発症、幻視が3年前に発症という経過はレビー小体型認知症の経過としては典型的ではありません。

「認知症の精神障害、行動障害からくる幻覚・妄想・せん妄」とのご解釈ですが、抗パーキンソン病薬を長く服用されていますから、その副作用の可能性も検討されるべきでしょう。

抗精神病薬の使用が検討されるべきでしょう。ルボトリール(恐らくリボトリール)はせん妄を悪化させる可能性がございますので、漸減・中止するべきです(急な断薬を行うと離脱症状が出ます)。「レム睡眠障害?」に対して処方されているのだと推察しますが、その診断は的外れだと思います。

抗精神病薬(統合失調症のお薬)は、幻覚・妄想に有効ですが、副作用としてパーキンソン症状を引き起こします(もしくは悪化させます)。

抗パーキンソン病薬はパーキンソン症状に有効ですが、患者様の脳や体の状態や環境との相互作用で幻覚・妄想を引き起こします。

従って、パーキンソン病の患者様で一定期間以上の病歴をお持ちの方の場合、幻覚・妄想の出現、それを抗精神病薬で治療した場合のパーキンソン症状の悪化は臨床の現場ではしばしば直面する課題です。

ただ、神経内科と精神科の協業により、これに対するあるていど有効な方策が考案されています。

【パーキンソン病治療ガイドライン2011】
第4章 非運動症状の治療
http://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdgl/sinkei_pdgl_2011_14.pdf (163ページ参照)

大学病院に通われているのであれば、精神科もあるでしょうから、精神科へのコンサルトをお願いされてみてはいかがでしょうか。
断片的な知識であまり治療をかき回さない方がよろしいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山様


有難う御座いました。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

もう一方のスレッドの回答が済んでいませんから、こちらで回答させていただきます。

「施設では2万人が死んでいる」ことを懸念されて、お父様の自宅介護を選ばれたとのこと。それはとても尊い選択であったと思います。
しかし、お父様のような患者様の介護がおうちの方に過重な負担をかけるものであるということもまた認識されるべきでしょう(もうされていると思いますが)。

「同居の息子は出ており、妻はうつ寸前、娘も最近おかしい」というのは、危機的状況です。
介護苦、介護疲れという言葉が存在し、それによる自殺者が増加傾向であることも頭の隅には置かれておくべきでしょう。
http://www.kaigo-guide.com/item/27441

「家族に対してアドバイスをお願いできますか」とのことですが、福祉サービスを利用されることをお勧めいたします。
お父様は介護認定を受けておられるでしょうか? まだならすぐに役所で手続きを取られるべきです。

高齢者の介護の方法には、入所か在宅か、の2択しかないわけではありません。
日中の一時預かりをしてくれるデイサービスや、入浴介助のために介護士がご自宅に来てくれたりといったサービスもあります。
精神症状はお薬によって改善が期待できますが、ご高齢でもありますので、量や種類の調整に時間がかかるかもしれません。
薬物療法と同時に福祉サービスを受けられることで、お父様も睡眠-覚醒リズムが改善し、せん妄の部分についてはそれによって良くなっていくことが期待できます。

また、デイサービスなどに連れて行ってもらい、お家の中にお父様がいない時間ができるということも、これは現実的にご家族にとって必要です。
介護疲れで共倒れでは(縁起でもない表現ばかりで申し訳ありません)、せっかくのお父様へのお気持ちが無駄になってしまいます。

利用できるサービスはできるだけ利用して、ご家族の心身の負担を減らすことが必要です。
そうでなければ、ご家族がお父様にマイナスの感情を抱くばかりになってしまう可能性すらありますし、それは相談者様が望まれるところではないと信じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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