JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14291
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

頸椎椎間孔狭窄症について、お伺いします。オーストラリア在住です。 一か月ほど前から左側背中と左腕の痛みがあり、その

解決済みの質問:

頸椎椎間孔狭窄症について、お伺いし ます。オーストラリア在住です。
一か月ほど前から左側背中と左腕の痛みがあり、その後、左手の中指(第二関節から指先にかけて)の痺れが出て、MRI検査を受けたところ、C5/6において退行性骨棘圧迫、C6/7において頸椎椎間孔狭窄症と診断されました。
初めて症状が出てからひと月経った今は、背中の痛みはほぼ収まり、左腕の軽度のだるさと左中指の痺れだけで、日常生活には特に支障はありません。
こちらのドクター(神経内科)には、痛みが治まったのなら急いで治療する必要もないので、さらに一か月くらい様子をみて、また痛みが出たり痺れがひどくなったら、その時は外科医に紹介状を書くので来てくださいと言われました。神経注射も薬も、一切ありませんでした。
今後もしも症状がひどくなったら、手術ということもあり得ると言われましたが、手術する部位は大頭後孔、首のちょうど後ろ側とのことでした。
今は、だるさと痺れという、不快ではありますが我慢できる程度の症状なので、できれば手術は避けたいと思っています。
頸椎椎間孔狭窄症というのは、ほうっておくと悪化するものなのでしょうか?
また、少しでも、自然治癒ということはないのでしょうか。
そして、このような場合、日本での治療は、どのようなものになるのでしょうか?
もし手術する場合は、難しい手術になるのでしょうか?
どうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

相談者様のご年齢を教えていただけますか?

頸椎椎間孔狭窄症(頸椎症性神経根症)の場合、手術するとなると狭窄した椎間孔を広げる神経孔拡大術が行われます。大頭後孔(大後頭孔のことでしょうか?)には触れませんが、これは神経内科医の説明でしょうか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

ご返答いただき、ありがとうございます。


申し遅れましたが、野澤と申します。年齢は49歳、女性です。


大後頭孔に関しましては、診断結果にForaminal stenosisとあったので、勝手に解釈してしまいました。


こちらのドクターにも、その場で思いつく限りの質問はしたのですが、どうも国民性のせいか、日本のように丁寧な説明を受けることはできませんでした。


もし手術になった場合、具体的にどのようなものになるのかという質問もしましたが、首の後ろ中央を指して、ここに小さな穴をあけて手術することになるとしか答えてもらえませんでした。軽い感じで言っていたので、場所が首なだけに逆に心配になってしまいました。


猫山先生のおっしゃるように、大後頭孔ではなく、椎間孔(首の真後ろなのでしょうか?)ではないかと思われます。


こちらで診ていただいたドクターは、オーストラリア人の神経内科の専門医です。


引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

まず、頸椎椎間孔狭窄症(頸椎症性神経根症)は、首の使い過ぎ、もしくは加齢による頸椎の変性によるものですので、進行性で(進行速度は様々ですが)、自然治癒することはありません。

頚髄からは、頸椎にある頸椎神経孔という穴を通って上肢に神経が伸びています。
頸椎の変性により、この神経孔が狭くなり、神経の根(神経根)の圧迫により障害がでるのが頸椎神経孔狭窄症です。
初期症状は手のしびれで、進行すると運動障害も出てきます。

現時点で、相談者様の症状は「左腕の軽度のだるさと左中指の痺れだけ」であるとのことですから、少なくとも日本の基準で申し上げれば手術適応ではないと考えます。
頸椎カラーによる神経の除圧、神経因性疼痛に有効な薬物(リリカやガバペン)、神経の再生を促すビタミンB12製剤などの保存的治療によって数週間単位で症状の改善はえられるでしょう。

頸椎神経孔狭窄症に対して手術を行うとすれば、前述した、神経孔拡大術が行われます。神経孔を広げて、圧迫を解除する手術です。私は自身メスを執る立場にはありませんが、この頸椎神経孔拡大術は、比較的侵襲が小さく、成功率も高い手術であると言われています。

ただ、現在の相談者様にこの手術が必要だとは思われません。
現時点で何も治療せず、痛みが出たら外科を紹介、というのは、少々乱暴な対応であるように思われます。
オーストラリアの医療体制には疎いのですが、他院でセカンドオピニオンを受けられるか、現時点で保存的治療を受けられないか希望されてみるべきかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

迅速な、そしてたいへんわかりやすい回答を、ありがとうございます。


現時点での症状は、時間の経過により多少なりとも改善される可能性はあると思われますか?


一番気になるのは、左中指の痺れなのですが、特に指先は血の通っていないような感覚がありながらも、外見はいたって正常、色も変わっていないし腫れてもいないという状態です。


しばらく安静にすることで、今後、この痺れが少しでも軽減される可能性はあると思われますか?


ビタミンB12製剤は、やはり神経内科で処方されたものでなければなりませんか?サプリメントの類は、無意味でしょうか。


また、年齢的にも、女性ホルモンとの関連性はないのでしょうか?(更年期障害の症状としての痺れ)


スポーツ(テニスなど)は、この先やはり控えた方が良いのでしょうか?


重ねて、よろしくお願いいたします。


 


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

> 現時点での症状は、時間の経過により多少なりとも改善される可能性はあると思われますか?

前述したように、加齢とともに進行する疾患であると考えられて下さい。

「退行性骨棘圧迫」の退行とは、老化という意味です。

 

> 一番気になるのは、左中指の痺れなのですが、特に指先は血の通っていないような感覚がありながらも、外見はいたって正常、色も変わっていないし腫れてもいないという状態です。

圧迫されているのは血管ではなく神経なので、血流に変化は起こりません。

 

> しばらく安静にすることで、今後、この痺れが少しでも軽減される可能性はあると思われますか?

頸椎の変性は改善しませんが、神経の炎症が治まることで、臨床症状は改善することが期待されます。

 

> ビタミンB12製剤は、やはり神経内科で処方されたものでなければなりませんか?サプリメントの類は、無意味でしょうか。

サプリメントでもよいのですが、それだと恐らくかなり高くつくと思います。神経再生を目的にビタミンB12製剤を用いる場合は、1日に1500μg(マイクログラム)程度の大量投与を要します。サプリメントの場合、ビタミンB12の含有量は1回分で5~10μgではないかと思います。

むしろ、薬局で売っているビタミン剤の中にB12の含有量が高いものがありますので、そうしたものを探されて服用されるのがいいかもしれません。

 

> また、年齢的にも、女性ホルモンとの関連性はないのでしょうか?(更年期障害の症状としての痺れ)

「更年期障害の症状としての痺れ」ではありません。
ただ、女性は更年期を境に急激に骨粗しょう症が進行しますから、それによって頸椎が脆くなって、変性が進行した可能性はあります。

> スポーツ(テニスなど)は、この先やはり控えた方が良いのでしょうか?

そこまでの状態ではありませんので、症状が軽減したら、(程度問題ではありますが)スポーツは通常通りに行っていただいて構わないと思います。それによって症状が悪化することはありません。

 

 

当初のご質問には過不足なく回答したつもりでおります。さらなる追加のご質問がある場合は、このスレッドを適切に処理された後、別のスレッドを立てて新しいご質問として投稿していただけますと幸いです。


次から次へとお聞きになりたいことは出てくるかもしれませんが、追加質問に関しましては、どこかで線引きをする必要がございます。そうでなければ以下のような事態になりかねないからです。
http://www.justanswer.jp/dermatology/5s0d5-.html


以下、「返信」機能に関するJustAnswerサポートデスクの見解です。
*********************************************
JustAnswerは質問ごとに料金を設定し、「承諾」することでユーザーは支払いに同意し、報酬が専門家に支払われるシステムです。

返信機能は別の質問を投稿するためではなく、質問に対する回答内容に不明な点がある場合にご利用いただく機能です。

別の質問がある場合は、ユーザーは、返信機能を利用するのではなく、新たにスレッドを立てて、別の質問を投稿する必要があります。

猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山先生のおっしゃるように、セカンドオピニョンについても考えてみようと思います。


どうもありがとうございました。

医療 についての関連する質問