JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

妻の父親(義父)83才が、早期の胃癌と診断されました。県立ガンセンターの消器科での診断ですが、胃の粘膜の上部なら胃カ

解決済みの質問:

妻の父親(義父)83才が、早期の胃癌と診断されました。県立ガンセンターの消器科での診断ですが、胃の粘膜の上部なら胃カメラでの摘出手術で大丈 夫だが、粘膜の下までと思われるので5センチくらい切除する手術を勧めるとのことでした。本人は煙草も吸わず酒も殆ど飲まない、適度な散歩と食生活も留意していて極めて健康的な生活ですが、ショックなようです。親戚に癌の患者は居るようです。

さて、相談ですが、喉、噴門には癌は無いとのことで幽門に至る3分の2程度の胃の切除手術をするとのことですが、手術をしない治療、放射線治療とか薬での治療とか免疫治療とかの選択は出来ないのでしょうか?
胃の切除が最も効果的なら止むを得ませんが、寿命とのことを考えると切除後の副作用?が心配です。聞くところによると幽門を取ると胃の機能低下で体が弱るのでは?ということも心配です。明日、外科医との面談ですが・・・どのように質問すればいいかアドバイスを頂けるとありがたいです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


こんばんは。猫山と申します。以前に別のご質問に回答したことがありますね。

胃の出口側にできた、胃の粘膜下層まで達している胃がんに対して、幽門側2/3切除という外科的治療(幽門側胃切除術)は、きわめて標準的な治療です。粘膜下層までがんが達すると、10~15パーセント程度の確率でリンパ節転移があります。これは無視できない頻度ですから、早期胃がんで粘膜下層までがんが進んでいると思われる場合には、原則として手術が行われます。

広い範囲に転移を起こしているために手術が不可能な進行がんに対しては、抗がん剤を用いる化学療法や、免疫療法が行なわれます。
放射線治療は、胃がんの根治治療には用いられません。

結局、胃がんを根治させる唯一の方法が手術なので、手術で取れるがんは取るべきであるというのがセオリーで、これは多くの研究によって支持され、治療ガイドラインでも推奨されている方法です。「胃の切除が最も効果的」なのです。

執刀医との面談では、従って、「手術以外に方法はないか」というご質問にあまり重きを置かれるべきではないでしょう。執刀医は手術はする前提で説明に臨んでくると思いますから、他の治療法の利害得失をひとつずつ説明することを求められるような展開はあまり望まないであろうと思われます。
聞かれるべきは、お義父様の年齢を考慮しての手術の難易度や術後の回復の見込み、術式と術後合併症やそれに対する家庭での対処方法などです。以下のような説明文書を用意している医療機関もありますから、合併症に関しては「読んでおいてください」ということになるかもしれません。
http://www.hosp.go.jp/~tdmc/tiryoujouho/ishujutu.pdf

要するに、手術を受けるか受けないかではなく、いかにうまく手術してもらえるか、というお話になりますから、それが許されそうな雰囲気ならば、その執刀医の手術実績を尋ねられるのがよろしいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

ありがとうございます。


1.手術は受けるとして、開腹手術と腹腔鏡手術が有ればやはり負担が少ない腹腔鏡手術を選択する方がいいのでしょうか?設備と専門医がいなければ選択の余地はないですが・・・・・・・


2.合併症を防ぐ為に幽門を残す方法が有ると思いますが、残す条件というか残せるレベルはどんな場合でしょうか?

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

1. 腹腔鏡下幽門側胃切除術が実施可能な施設であればもちろんそちらを検討されるべきでしょう。現在、幽門側胃切除術の20%以上が腹腔鏡手術で行われています。患者様の身体的な負担は腹腔手術の方が少なくて済むのは言うまでもありません。

2. リンパ節転移が無いか少ない早期胃がんならば基本的には幽門温存胃切除術の適応となりえます。ただし、この術式は、腹腔鏡手術ほどには普及していません。お義父様の胃がんのレベルよりも、執刀医がその技術を有しているかどうかが、術式決定の主要因となるでしょう。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。

外科医との面談はうまく進みましたでしょうか? 納得のいく説明を受けることが出来ましたか?
質問者: 返答済み 5 年 前.
私は所用で同席できませんでしたが、腹腔鏡手術が可能でその方向で進めることになったようです。残念ながら癌の位置が幽門に近く幽門を残すことはできませんが、手術の負担を軽くする事はできます。
ただ、腹腔鏡手術をするのにあたり、施設と医師の関係で直ぐには出来ず、5週間程先になる,とのことで其の間に、癌が進行しないかが不安です。一般的に?!早期の胃癌で5週間ではどの程度進行するか教えてください。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。
ご返信ありがとうございます。

機能温存が出来なかったのは残念ですが、腹腔鏡手術が可能であったのは何よりです。

5週間という待機期間は、お義父様ご本人やご家族にとっては長く感じられる期間かもしれませんが、胃がんの進行 速度から考えると無視してもかまわない程度の時間です。
お義父様の胃がんは顕微鏡レベルでもほとんど進行しないでしょう。5週間でがんが明らかに進行してしまうのであれば、主治医もそのような手術のスケジュールは組みません。

もちろん個人差はありますが、胃がんは進行の遅いがんで、特に早期胃がんは年単位で進行することもあるほどです。
5週間待つことで手術結果に影響が及ぶ進行や変化が起こることはありませんのでご安心下さい。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
5週間待つことで手術結果に影響が及ぶ進行や変化が起こることはありませんのでご安心下さい。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中

医療 についての関連する質問