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docmmart
docmmart, ER救急医 准教授
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 4173
経験:  医師
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はじめて利用させていただきます。胆道閉鎖症を患う娘がおります。生後82日目で葛西手術を一度行い、現在2歳4ヶ月になり

解決済みの質問:

はじめて利用させていただきます。胆道閉鎖症を患う娘がおります。生後82日目で葛西手術を一度行い、現在2歳4ヶ月になります。この2年の間で胆管炎を10回経験しました。一年前には難治性も経験し、その際は肝移植の話もでましたが、その後体調が落ち着いたた め、今は月1回の外来を続けながら、普通の生活を続けています。

一年前から、胆汁湖らしきものの存在が複数個認知されており、少し線維化も進んでいるようです(エコーで白い筋が写っています)。血液検査結果では、AST、ALTが70~150の間、T-Bilが2.0前後で推移しており、術後2年を経過しても高値安定している状態です。

質問は、血液検査項目にあるCRPについてです。上記のような状態で、CRPは平常時(胆管炎や風邪等引いていない時)でも1.0前後あります。これは、肝臓内部での炎症が常態化しているということでしょうか? 娘の身体、肝臓は今どのような状態にあるのでしょうか? 特に炎症を抑えるための治療、内服もありません。何か炎症を抑制するために食事で気を付けることなどないか、情報を収集しています。(主治医は口下手な方で、詳細の話が聞きづらく困っています。)

現在の娘の肝臓の状況を推察いただき、炎症値を抑制するためのアドバイスがあればご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  docmmart 返答済み 5 年 前.
はじめまして。

私でよろしかったらお力になりますよ。

小児科の専門医の資格を持っています。
ちょうど先日あなたのような赤ちゃんのケースを扱っていました。
やはり女の子でしたが生後まもなく黄疸がおさまらないということと、肝臓肥大がみられてすぐに診断がつき葛西を受けましたが、その後も芳しくなく肝臓移植を待っているケースでした。
それで、私の役目は鼻から入れているチューブが取れてしまったのでそれをいれてあげることでした。
肝臓はとてつもなく大きく、赤ちゃんはまっ黄 色でしたがそれでも笑みをふるまいていましたが、ほんとうにお気の毒でした。

葛西は生後3ヶ月以内に行わないといけませんからタイミングがあってよかったですね。
ただ、その後の様子が芳しくないですね。
葛西がうまくいっていない証拠は、

①繰り返して起こる胆管炎

②繰り返して起こる黄疸

③門脈圧亢進症や、肝硬変の進展

残念ながら統計的に葛西施術後でもなんと75%の子供たちが肝移植を受けることになるようです。
どのような病気の進行度かはケースバイケースでかなり違うようです。
肝硬変は葛西を受けたあとも1年以内に現れたり、その後に起こりえます。

さて、お尋ねのCRPについて書きます。
次に続けます。
専門家:  docmmart 返答済み 5 年 前.
私もCRPはよく使います。
特に急性の全身疾患を疑った場合ですね。

腎盂炎、セプシス、急性膵炎などなど。

推定することしかできませんが主治医はおそらくCRPを胆管炎やその他のバクテリアによる感染症の始まりをいちはやくキャッチするためにフォローされているんだと思います。
と言いますのはCRP自体、 肝臓に問題がある場合はあまりあてにはならないからです。
肝臓によってCRPのプロテインが製造されるからなんです。
このCRPはしばしば抑制されてしまいます。
ですからCRPをもとに肝臓の状態をお話しすることは無理ですね。

現在繊維化も見られるという事実、これは肝硬変の始まりを意味しますよね。
どれだけ進んでいるのかは私には画像診断へのアクセスがありませんのではっきり申し上げることはできないです。

CRPは、1くらいなら上昇しているとは言えません。
私なら10を超えたら重要視しますね。

説明になっているかどうかわかりませんが、実際にCRPはよく使っていますので、なんでも聞いて下さい。
次に炎症値を抑制するためのアドバイスについて書きます。
専門家:  docmmart 返答済み 5 年 前.
炎症値を抑制するためのお薬はありません。
炎症値を示すCRPなどの数値を原則的には、調子がいい時には追うようなことはしない方がいいです。
身体のコンディションによって、たとえ大きな問題がなくとも多少の上がり下がりはするためです。
大きく数値が上がった時のみ、注目するべきであると思います。

さて、全体像を見ますと一番大切なことはいい栄養状態をなんとしても確保することです。
炭水化物の増量や中程度の脂肪分は必須です。
それによって身体の中のプロテインを一定量保つことができ、栄養失調を防ぎます。

オススメしたいことは、エンシュアリキッドやメイバランスなどの栄養補助食品を積極的にとっていただきたいことです。
最初にお話ししましたお子さんの鼻に入っているチューブは栄養補給の目的で入れられていました。
実際に食事をしたりすると疲れるためそのような処置をとっていましたね。

小さいお子さんが口から摂れる栄養はどうしても限られますよね。
栄養補助食品、それも飲めるタイプのものなら簡単に使えると思います。

ご質問がございましたら回答の評価をされる前に返信機能をお使いの上質問を書き入れられて下さいね。
質問者: 返答済み 5 年 前.

 


丁寧な回答をいただきまして、ありがとうございました。


 


文中に、CRPが1程度であれば、上昇しているとは言い難い、


といった内容のことが書いていただいてましたが、


この半年間は、血液検査をすれば0.7~1.0の結果でした。


この程度の数値は、慢性的な肝臓の炎症ということではなく


体調(例えば疲労等)によって左右される程度と


考えるのが妥当ということでしょうか?


 


また、食事のアドバイスもありがとうございました。


現在、幸いに娘は健常者並みの成長をしております。


2歳3カ月時で、87センチ、12.5キロです。


栄養バランスを普通にとればいい、といわれる程度なのですが、


やはり、ご紹介いただいたような栄養補助食品を摂るべきでしょうか。


 


同じような質問を繰り返し恐縮ですが、アドバイスよろしくお願いいたします。


 


 

専門家:  docmmart 返答済み 5 年 前.
お返事をお待ちしていましてた。
ありがとうございます。

CRPは慢性的な疾患の指標にはなりません。
急性のものだけですからあなたの解釈で正しいですよ。

栄養補助はしておくべきです。
どうしても肝臓が悪くなってくると栄養の取り入れが悪くなります。
通常の肝臓での栄養のプロセスができなくなり、血液中の毒が解毒しにくくなります。
この傾向はどうしても肝硬変が進んでくると強くなりますね。

成長の度合いが平均的ですから、最低限でかまいませんが補助はしてあげて下さい。
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