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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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心療内科に行くべきか迷っています。会社の同僚に進められ、気になってネットの自律神経失調症のセルフチェックをしたところ

解決済みの質問:

心療内科に行くべきか迷っています。会社の同僚に進められ、気になってネットの自律神経失調症のセルフチェックをしたところ、病院へ行くべきと出てきました。症状としましては、微熱が続いたり、突然吐き気を感じたり、また肌に湿疹がでたりしています。仕事は接客業なのですが、店長業務と経理業務を並行して行っているため、帰宅時間が深夜2時になることもしばしばです。平均して12時間は就業している状況なので、ただの疲れなら良いのですが。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医(≒心療内科医)です。

日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と自律神経失調症を暫定的に定義していますが、国際的な精神疾患の診断基準である「精神疾患の分類と診断マニュアル(DSM)」では、自律神経失調症に相当する疾患の記載はありません。

実際に、他科で「自律神経失調症」と診断された患者様を精神科医が診察すると、うつ病やパニック障害、適応障害などの診断が付くことがほとんどです。

結局、自律神経失調症は、「不定愁訴」を訴える患者様を診察した一般身体科医が、検査によって所見が得られず、診断を付けられなかった場合に、自分と患者様を納得させるために用いる「診断のごみ箱」的病名として用いられている傾向があります。この場合、弱めの精神安定剤や眠剤の投与でお茶を濁されることが大多数ですが、背後に隠れているかもしれない精神疾患の改善にはつながらず、一方で眠剤・安定剤の依存が生じるリスクがあります。
どういったサイトをご利用になったのかは存じませんが、自律神経失調症と「診断」された場合は心療内科/精神科を受診して、精神科疾患の有無を確認すべきでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
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