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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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抗うつ薬の副作用で15kgほど太ってしまい、高脂血症になってしまいました。 精神科のDr.によると、肥満外来などで

解決済みの質問:

抗うつ薬の副作用で15kgほど太ってしまい、高脂血症になってしまいました。
精神科のDr.によると、肥満外来などでは覚せい剤を安全化させたような痩せる薬が処方可能と聞いたんですが、それは本当に可能なんでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

不可能です。

その精神科医が言っていいるのはサノレックス(マジンドール)というお薬のことでしょう。
覚醒剤であるアンフェタミンの誘導体で「あらかじめ適用した食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)における食事療法及び運動療法の補助」という適応で厚生労働省の認可を得ています。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1190008.html
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しかし、こうした保険適用上の制限がありますから、精神科のお薬で起きた体重増加に対してサノレックスが用いられることはほとんどありません(主に心臓病や糖尿病の患者様に使用されるお薬です)。
しかも3ヶ月以上使用不可という使用期限の制限もありますから、長くお薬を飲み続けなければならない精神科の患者様にとっては、サノレックスを使えたとしても一時しのぎにしかなりません。

一部の美容外科などで、ダイエット薬としてサノレックスを保険適用外で処方している事実はありますが、望ましい使用法とは言えないでしょう。

向精神薬による体重増加は精神科臨床における大きなテーマのひとつですが、現在までの結論としては有効な手だては食事療法と運動療法しかないことがわかっています。
痩せ薬はありません。
その精神科医は何か誤解をしているのでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
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