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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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骨折非観血的整復術で骨のずれを治す為に、少しのヒビの骨折を完全に骨折させる方法があるのですか。

解決済みの質問:

骨折非観血的整復術で骨のずれを治す為に、少しのヒビの骨折を完全に骨折させる方法があるのですか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。

ヒビの骨折(亀裂骨折、不全骨折)はそもそもずれ(偏位)が無いわけですから、そもそも整復の必要がありません。
若い方の、ねじれを伴うような亀裂骨折では、そのねじれを整復することはありますが、そのために敢えて人為的に骨折させるようなことはしません。

どういった年齢の方のどの部位に、どういう状況で起きた骨折についてご相談のような事実があったのでしょうか?
質問者: 返答済み 5 年 前.

小学5年生の息子で少しのひびでギブスの前に整復が必要で腋下からの麻酔は痛いので、一瞬我慢すればと息子の左前腕の橈骨骨折の部位を手で折られてしまいました。

先生は最初から手で折るという処置だったと、必要だったと言います。

私は整復なので少しずれを治す程度で、折るとは聞いてなかったと言いましたが、後から後遺症の問題があり、折ることでずれは治ったと言われました。

やはり先生のミスだったのではないのでしょうか。

本当に必要な処置だったのでしょうか。

 

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信ありがとうございます。

 

3点確認させて下さい。

 

「少しのひびでギブスの前に整復が必要」であったとのことですが、前述したように、ひびだけならば整復の必要はありません(逆に、ずれを伴う亀裂骨折の場合は、観血的な整復が必要となることが多いです)。「ひび」だったのは間違いないでしょうか?

 

仮にそういう処置が存在するのだとして、事前にインフォームド・コンセントがなされるべきですが、「折るとは聞いてなかった」ということは、処置前にそのような説明は受けておられなかったということですね?

 

その整形外科医は手外科専門医でしょうか?

http://www.jssh.or.jp/jp/about/senmoni-meibo.html

 

以上、ご確認させていただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

ひびも骨折ですよね。レントゲンでは、少しず れのある骨折でしたが、以前にも右手の骨折の既往があり、同じようでしたのでそれほどヒドイとは思わなかったのですが、先生は、7度のズレを気にされズレを整復してからギブスをしますと。整復の説明はほとんどなく、折りますなんて言わず、すぐに横になって手で確認をしながらポッキと音がなり、私は、ポッキと音がしたと叫び痛がる息子のばに行き足をさすっていました。先生は、当然のように骨を折りました。私は折っちゃたの?と聞き返し 信じられない気持ちでした。医者は骨を折る技術が必要ですか?ギブスを巻いてレントゲンをとりズレが治ったので成功ですと。少しのひびだった骨が完全にはっきりと骨折したレントゲンをみて、この治療法あるのですか?ぼくだったら

やるね。あとから後遺症が出ると大変だから、専門はわかりませんが若い先生でした。

本当に、治療法なのか整復ができず骨折してしまったのか、うそをついていないのか、しりたいのです。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

もしかしたら、少し背景がわかってきたような気がします。

ご子息は、骨折してどれくらい経ってからその整形外科を受診されたのでしょうか。
質問者: 返答済み 5 年 前.

打撲かな?と思い湿布で様子をみてしまい、二日後に受診しました。

質問者: 返答済み 5 年 前.

打撲かな?と思い湿布で様子をみてしまい、二日後に受診しました。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信ありがとうございました。

 

結論から申し上げますと、説明が不十分であった感は否めませんが、その整形外科医の処置そのものは医療ミスではなく、処置としては「正しい」ものだった可能性が大です。

 

まずご子息の骨折は、ひび(不全骨折)ではなく完全骨折だったのだと思われます。「7度のズレ」があったということは、骨と骨が完全に離れて、そのためにずれが生じたということです。

↓別の部位の骨ですが、素人目にレントゲンでひびに見える完全骨折というのあります。

http://kojimatomio.web.fc2.com/kennkou/kossetu/keikotu/keikotu4/image/koto/0207.01.JPG

 

そして、橈骨骨折における7度の偏位は決して無視できるものではなく、部位によっては後に運動障害を起こしかねないため(「後から後遺症の問題があり」というのはそういうことです)、整復は確かに必要です。


骨折の修復期は骨折から数日中には始まります。ご子息の年齢であれば、骨折2日後には仮骨が形成され始めていたと思われます。仮骨とは、折れた骨が癒合する過程で形成される、文字通り仮の骨です。

ご子息の場合は偏位がありましたから、正しくない位置で骨がくっつき始めていたということになります。

仮骨が形成され始めてからの整復となると、この仮骨を「剥がして」骨の位置を変えなければなりません。「仮の骨を折る」作業と言えます。

 

これが、ご子息に起こったことでしょう。

つまり、ひびが入っていただけの骨をわざわざ完全に骨折させてから整復したのではなく、完全に骨折してわずかながらずれて癒合し始めていた癒合面を剥がして、骨の断端を正しい位置に移動させたということです。

 

本当に必要な処置であり、ミスではなかった可能性が高いと思われます。

ただ、説明は十分になされるべきでした。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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