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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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75歳女性、私の母です。7、8年前に心臓弁膜症がみつかり定期的に検査、診察をしています。 服薬は利尿剤のみ。血圧も安定していて、血圧の上は120台、下は40台と少し低いです。脈拍

解決済みの質問:

75歳女性、私の母です。7、8年前に心臓弁膜症がみつかり定期的に検査、診察をしています。
服薬は利尿剤のみ。血圧も安定していて、血圧の上は120台、下は40台と少し低いです。脈拍は80台です。
今まで自覚症状もなく本人はいたって元気そうですが、先日の定期診察で手術を勧められました。
大動脈弁閉鎖不全と僧房弁閉鎖不全があります。
担当医は、あまり状態はよくない、10年後だったら手術はすすめないけれど、体力のある今なら手術をしたほうが、もっと今以上にQOL も改善すると、おっしゃいました。
手術する選択しかないのでしょうか?
手術後の合併症もとても気になるところです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

少し周辺情報を下さい。

①勧められた手術は弁置換術でしょうか? 弁形成術でしょうか。

②QOLが改善すると言われた、とのことですが、現在のお母様の生活の自立度や活動度はどの程度なのでしょう(「自覚症状もなく本人はいたって元気そう」というのは?)。

③お母様の現在の心機能(NYHA分類)などはお分かりになりますでしょうか。

④現在かかられている病院は、心臓の手術では定評・実績がある病院でしょうか。

⑤お母様ご自身は手術に対してどのようにお考えになられているようですか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

ありがとうございます。

来月再度、エコー検査をし、弁膜症専門の先生がたで話し合われた結果決められるようです。なので手術方法などはこれから話しを聴くといった状態です。

 

母は自転車に乗って一人で買い物にいけるくらいは元気ですが、ペットボトル500mlくらの荷物を持ち続けることが辛いようです。歩く速さは人よりゆっくりめです。

今年の春に感染性心内膜炎を患い(抜歯からの感染でした)入院しました。入院期間は一ヶ月、ずっと点滴生活でした。回復は早く先生も驚いておられました。

 

NYHAは確認できていません。本人曰く、自覚症状は全くないと言ってますが。長期間の進行になれてきたのかも知れません。

 

母は手術はできるだけ避けたいと言ってます。現在の生活で不自由してないらしいです。

しかし、この病気は薬では完治しない、少しづつ進行する疾患だと聴いています。

手術しをしたかたの声より、術後何年かして感染症を起こした、手術前よりQOLが改善されなかった、合併症をおこした・・・・いろいろリスクはあるようなので、心配しています。

 

 

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

まず初めに申し上げておかなければならないのは、このネット相談において明確な回答を出すのは非常に難しいということです。
心臓の弁膜症には、膨大な医学的根拠に基づく手術適応の基準が段階別に定められています。
これはわが国の場合、日本循環器学会が定めた「弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン」として手術適応がまとめられ、スタンダードとなっていますが、実際はこれに医師側の主義や患者様側のご意向などが加わって手術するか、保存的治療で様子を見るかどうかが決定されます。

ただ、このガイドラインについては、「Sellers分類Ⅲ度以上の高度逆流」やらNYHA分類、エコー所見など、様々な検査所見の組み合わせによって手術適応が3段階で示されているもので、恐らくとてもこの場において相談者様がそれらの数字を並べらえるものではありません。

その上、お母様は2弁の閉鎖不全(連合弁膜症)がありますから、話はさらに複雑になります。感染性心内膜炎の既往もまた、別の軸から手術適応に影響する要因になります。

これらの様相をすべて、このサイトのスレッドの中に並べて、お母様に対する手術の利害得失を検討するのは現実的には不可能でしょう。

シンプルに回答するならば、相応の知識と技術をもった医師が手術を勧めるのであれば、手術は受けられた方がメリットが大きいと考えます。
理由のひとつは、近年、弁手術の術後成績が良好になってきていることです。日本胸部外科学会の2004年の全国集計では、大動脈弁と僧帽弁の2弁置換術施行例での長期生存率は5年で90.4%、10年で85.6%です。
一方で、弁膜症は経過として、じわじわと悪化していくのではなく、あるところで急に機能が悪化して死亡に至る例が多い傾向があります(主治医が「体力のある今なら手術をしたほうが」と仰っているのはそういう意味も含んでのことでしょう)。

手術の合併症は、血栓塞栓症や感染性心内膜炎であって、実のところこれは弁膜症の合併症と変わりがありません。

ただ、心臓のことではありますから、検査結果一式を借りて、紹介状も作成してもらった上で、心臓手術で定評のある医療機関でセカンドオピニオンを受けるというのはひとつの方法だと思います。

現在の病院も、ご記載を拝読する限りでは専門分化の進んだ、先進的な医療機関であるように見受けられますので、よく説明を聞かれ、何よりお母様ご本人の納得を第一に、セカンドオピニオンもひとつのツールとして用いることを念頭に、手術を受けるか受け内科を決められるのがよろしいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

回答ありがとうございます。

まだ具体的な話しは聴いてないだけに、どれだけ進行しているのかがわからくて、お伝えできなくてすみません。

 

2弁置換術は、1弁置換術に比べて、手術の負担度(1回の手術で終わりますか?)や、気をつける点などありますか?

 

かかっている病院は大阪ではトップクラスの大きな循環器専門の病院で、優秀なドクターが多くおられます。

セカンドオピニオンで他の病院を紹介していただけるものなのでしょうか・・・

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

2弁置換でも、1弁置換と比べて、身体にかかる負担は変わらない思います。人工心肺に繋いで心臓を一時的に止めて手術を行いますが、当然1つの弁の置換の倍の時間がかかりますから(手術自体は1回で済みます)、人工心肺使用に伴うリスクは増しますが、これはもともとそれほど高いリスクではないので、2弁置換で飛躍的にリスクが増すわけではありません。ちゃんとした施設で手術を受けられる限りは特に気をつける点はないでしょう。

もしも、お母様が通われている医療機関が国立循環器病研究センターであったりするのであれば、セカンドオピニオンを受けてくれる病院はないでしょうし、その必要もないでしょう。
国立循環器病研究センターでなくとも、しっかりした病院ならば、セカンドオピニオンを気にする必要はそれほどないかと存じます。
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