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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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小学一年生の息子が、ある血液検査でフェリチンの値が34.5ng/ml、MCVの値が91flで、鉄分が足りていないと言

解決済みの質問:

小学一年生の息子が、ある血液検査でフェリチンの値が34.5ng/ml、MCVの値が91flで、鉄分が足りていないと言われました。ヘム鉄(ヘム鉄末、ステアリン酸、カルシウム、ビール酵母、カゼインフォスフォペプタイド末(乳由来))←サプリメント3粒/1日と、ビタミンB 1,B6複合サプリメントを飲むように言われました。
ヘム鉄のサプリメントは高額で、保険適用でないため鉄剤(フェロミア錠50mg)を処方してもらいましたが。。。サプリメントと比較した場合のメリットとデメリットがあれば教えて頂きたいのですが。。。
素人なので、全くピンと来ません。教えていただけると助かります。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

鉄分は必須ミネラルであり、体内に一定量存在する必要があります。
学校の理科でも習うヘモグロビンは、「機能鉄」と呼ばれ、赤血球の中にあって酸素を全身に運ぶ作用に関わっています。
一方フェリチンは「貯蔵鉄」と呼ばれ、この値の低下は、体内の鉄のストックが尽きかけていることを示すので、鉄欠乏性貧血の鋭敏な指標になります。

したがってフェリチンが一定以下の値を示した場合は、鉄欠乏性貧血として、鉄分を外部から補給する必要があります。

次に、この鉄分が2種類に分かれます。
ヘム鉄と非ヘム鉄です。化学的な説明は可能ですが、ここではヘム鉄の方が吸収されやすいということだけご理解ください。
ただ、吸収率はヘム鉄で10~20%、非ヘム鉄で1~6%であり、吸収されやすいヘム鉄であっても服用した分の1~2割しか吸収されないことになります。
http://hinketu.sakura.ne.jp/i-3.html

代表的な鉄剤であるフェロミアは、非ヘム鉄ですが、吸収促進物質との化合物であるため、健常者での吸収率は10~20%とヘム鉄と同等で、鉄欠乏性貧血患者での吸収率は50~60%とされています。
http://rockymuku.sakura.ne.jp/ketuekinaika/hinnketutosyokuzi.pdf

フェロミアの問題点は、一定の割合で胃の不快感や痛みが出るために服用が出来なくなる患者様がおられることです。

まとめますと、副作用が出て飲めない、ということが無い限りは、フェロミアの吸収率はヘム鉄と同等かそれ以上であり、保険が効く分、こちらの方が費用対効果の面からはお得です。

フェロミアが飲めない場合にのみ、ヘム鉄のサプリメントを服用されるのがクレバーな使い方ではないかと考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。

【鉄欠乏性貧血のおはなし】
http://www.sysmex.co.jp/sysmex/aboutsysmex/booklet/anemia.html
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