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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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平成15年から適応障害と診断され、内服治療を継続中。今月、セカンドオピニオンとして他の心療内科受診「適応障害の期間が

解決済みの質問:

平成15年から適応障害と診断され、内服治療を継続中。今月、セカンドオピニオンとして他の心療内科受診「適応障害の期間が長すぎるが、それによるうつ状態」内服治療継続するよう指示された。カウンセリングは2年前より、月に1度。7年前より文系大学(福祉系)の准教授、もとは看護師勤務および医療系大学に勤務。症状は、不安・焦り・逃避(自分をこの世から消したい)・集中力の低下による研究論文の滞り、頭 痛・嘔吐・下痢・食欲不振(体重36キロ・身長154センチ)。
家族全員(父:小学校校長、母:高校家庭科、妹:中学校国語)、学校教員、こどものころからいつも完璧求められる。オーストラリアに2年間留学し大学卒業、日本にて博士課程修了。毎年、国際学会にて研究発表を継続。大学事務局および直接上司からは、海外の学会参加、企業からの受託研究等について、厳しく批判される状況がこの1年間継続中。家庭にも大学にも認められない。今後、どうして生きていくのか?混乱している。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

 

適応障害は患者様と環境の相互作用ですから、どちらかが大きく変わらない限りは長期に症状が及ぶこともございます。例えば、さるやんごとなきお方のように。

 

抗うつ薬の追加を推奨するセカンドオピニオンを提示した医師はあまり信用されない方がいいかもしれません。基本的に精神科/心療内科医の腕と、処方薬剤の数は反比例すると考えて間違いありません。

 

十分な情報をいただいているように思われますが、確認させてください。

 

①「適応できずにいる環境」は何なのでしょう? 「大学事務局および直接上司からは、海外の学会参加、企業からの受託研究等について、厳しく批判される状況」があるとのことですが、これは1年前からのことですよね? 平成15年前後から継続している何がストレスになっているのでしょうか?

 

②カウンセリングを受けられているということですが、認知療法については勧められたことはありませんか? カウンセリングはどういう主題で、何を目標に行われていますでしょうか。

 

③現在の処方内容を教えてください(薬剤名と、それぞれの1日服用量)。

 

④現在の主治医の診断はなぜうつ病ではなく適応障害なのでしょうか?

 

⑤身長・体重から判断するに相談者様は女性でしょうか? 差し支えなければ大よその年齢を教えていただけますか?

 

以上、確認させていただけますと幸いです。

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質問者: 返答済み 5 年 前.

①「適応できずにいる環境」「平成15年ごろからのストレス」とは、医療系大学から文系(福祉系)大学に勤務を代わったことであり、分野が違うこと、私学であり研究5:教育5と思っていたが、研究3:教育7の割合で、仕事をしなければならないといわれ、いくら研究や論文を書いても、評価は毎年同じ。

 「大学事務局および直接上司からは、海外の学会参加、企業からの受託研究等について、厳しく批判される状況」は、大学に入った時点から誰も国際学会には行かないし、1年前からの企業からの受託研究は初めてのケースとのこと。事務手続きに半年かかり、他国立系大学との協同研究なので非常に困った状況に追い込まれた。

 

②カウンセリングを受けられているということですが、認知療法とは言われませんが、話を聞いていただき、できるだけ心身ともに楽に、好きなこと、やりたいことをできるよう気持ちを切り替える・行動を変えることを、目標にしている。

 

③現在の処方内容を教えてください(薬剤名と、それぞれの1日服用量)。

ルボックス25mg 2×MA、レキソタン5mg・チアトン10mg 3×N、SG1g 4×N・就寝前、ソラナックス0.4mg(イライラ時)・ロキソニン1錠(疼痛時) 頓服。

 

④現在の主治医の診断の「適応障害」は大学を代わってから心身の症状が憎悪したからと思います。

 

⑤女性・47歳です。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

追加情報ありがとうございます。

 

環境変化に起因したうつ病と適応障害は時に非常に鑑別が困難です。また相談者様の場合、現時点では、大変失礼ながら、年齢的に更年期という要素も考慮すべきかもしれません。

ここでは、これまでに相談者様を診察した2人の心療内科医に敬意を表して、相談者様の診断が適応障害であるという前提で回答を致します。

 

適応障害の治療は、前述したように、大きく分けて環境を変えるか患者様が変わるか、です。

 

従って環境調整が治療の第一選択肢になりえます。現在の職場で状況が大きく変わることはなさそうに見受けますので、ありうる選択肢は転職ということになるかもしれませんが、これを考慮されたことはおありでしょうか。

 

環境調整が物理的に難しい場合、相談者様の側がその環境に適応できるようになる必要があります。

その手段が薬物療法と精神療法です。

 

まず、薬物療法に関してですが、症状に対応して、うつ病治療時の処方が組まれています。

ただ、抗うつ薬の量が足りていません。眠気があるとのことですが、ルボックスは、平成15年からこの量で使い続けられていて効果が認められないのであれば、1日量で100~150mgは使いたいところです。それでも無効、もしくは副作用によって増量が不可能なのであれば、他の薬に置換すべきでしょう。この中途半端な量のルボックスに他の抗うつ薬を追加するのは下策ですし、効いていない量のルボックスルを年単位で使い続けるのは愚策です。

レキソタンも、効果次第ではありますが、年単位でこの量が使用されているのであれば、ほぼ100%、依存が生じている可能性があります。眠気はレキソタンからきている可能性もありますから、漸減・中止して、必要時の頓服のみ使用という服用方法に変えることが望ましいと考えます。ただそれを行うためには、十分量の抗うつ薬で不安症状が抑えられている必要がありますが。

処方内容を拝見するに、薬物療法の改善の余地は大いにあるように思います。

 

精神療法に関しては、カウンセリングが効果を上げていないのであれば、これも他の方法にスイッチすべきでしょう。適応障害に対する効果が知られている精神療法はあまり多くありませんから、カウンセラーと相談の上で、認知療法を試みるのは、現状打破という点では試みる価値があると考えます。

ただ、月1回のセッションでは不十分ですので、相談者様がこの方法を独習する必要があるかもしれません。

 

認知療法という精神療法の根底にあるのは、周囲の環境を変えられなくとも、自分が周囲を理解する(認知する)方法を変えればストレスは軽減される、という思想ですので、相談者様の状況には合っているのではないかと思います(無理にポジティブシンキングをしろという意味ではありません。念のため)。

人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させて「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なっています。認知療法では、そのため、誤解や思い込み、拡大解 釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定しています。不快な気分や 不適切な行動の背景として「考え方」つまり「認知」に着目し、この不都合な認知⇒気分の流れを紙などに書いて把握すること、また、それらに別の観点を見つ けるべく紙に書いて修正を試みる事が認知療法の根幹になります。ステレオタイプな認知を歪みと命名したりします。

認知療法では認知の歪みに対し、反証や多面的解釈を生み出す手助け、もしくは自己努力をします。このように自らが認知を修正することによって、身体反応が軽減したり、苦しみの少ない方向に情動が変化したり、より建設的な方向に行動出来るようになったりするとの説があります。

相談者様のおかれている状況にそぐう「治療」方法だと思うのですが。

昨年から認知療法は保険がきく ようになりましたので、このスキルをもった医師を探すことが出来ればかなりお得ですが(ただ、保険がきくのはうつ病など気分障害の患者様のみです)、実際に認知療法の体系的な訓練を受けている医師は少数です。

たあだ、一般の方向けの書籍がたくさん出版されていますから、相談者様であれば、それを読み、独習するだけでも、認知療法的な思考方法を身につけることができ、一定以上の効果が期待できるのではないかと考えます。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
心のつぶやきがあなたを変える―認知療法自習マニュアル

人間、すぐに変われるものではもちろんありませんが、事態を好転させる努力は続ける必要があるでしょう。

八方ふさがりのように見えても、本当は複数の選択肢が残されていることがほとんどです。
ただ、それをみつけるには、相談者様が新たな視点を手に入れる必要があるかもしれません。
認知療法的なアプローチはその一助になると思うのですが。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

更年期障害のひとつかもしれませんが、体重が40kgをきってから、エストラーナテープ0.72mgを2日に1度張替えデュファストン10mg就寝前に毎月1日より内服・月経が開始したら服用中止を3年前より続けている。43歳くらいから1年以上月経がなく、検診で子宮頚がんの細胞粘膜の異型性が見つかり、経過観察中。体重が少ないためか?ルボックスを現在の内 服量1日に2回以上内服すると、目の前が白色、その後青色に変化して、冷汗・気分がわるくなり動けなくなる。また、レキソタンを内服していないと、手が震え授業ができない。副作用の出現も不安になってくるが、内服しないほうが非常に不安。カウンセラーは、1ヶ月に1度の契約だが私の調子のわるいときは、メールで連絡し来校していただいて自分自身の気持ちを整理できるよう手助けしてしていただくことになっている。月に2回程度、メールにて状態や大学との関係を報告するようにしている。主治医や薬剤師は副作用の出現に仕事ができない状態にならないよう、注意を払っていただいている。他の国公立系大学より、健康科学・健康情報・看護分野で仕事を・・・と2件、オファーをいただいている。しかし、日本に全く興味・関心はなく、再度の留学(オーストラリアとアルゼンチンの大学から研究調査のアシスタントもオファーされている)、永住権(オーストラリアは49歳まで)取得を目指すことも考えている。英語で物事を考えるほうが楽で、はっきり自分の意見が言える。ただ、何を他の人から言われても、現在の心身の状態を回復したい。認知療法には時間がかかることは理解している。即効性のあることはないと理解しているが、この気持ちを客観的にみると最近は、適応障害に浸らないよう気をつけている。混乱は続いているが・・・

 

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

無月経、月経不順は、年齢的なものよりも体重の問題の方が大きいと考えます。

女性ホルモンは脂肪から造られるので、女性で体脂肪率が20%を切るとホルモン分泌不全をきたすのです。

 

現在の治療に満足されているようですので、特に追加で申し上げることはありません。

 

1日でも早い状態の改善を祈念しております。

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