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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14256
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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左肩の痛み、上腕部の痛み(付け根)、左親指人差し指のしびれ、左腕ものを持ち上げられない、上腕部筋肉の萎縮左手の平のか

解決済みの質問:

左肩の痛み、上腕部の痛み(付け根)、左親指人差し指のしびれ、左腕ものを持ち上げられない、上腕部筋肉の萎縮左手の平のかゆみ、等の症状があります。原因は何でしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  docmmart 返答済み 5 年 前.
はじめまして。

私でよろしかったらお力になりたいと思います。

ずいぶんお困りのようですね。
もうずいぶん長い間、症状が出ておられるのでしょうか。
どちらか、受診されましたか。

お年がわからないのですが、限られた情報から見ますと、原因は頚椎にあると思います。

頚椎椎間板ヘルニア、変形性頚椎症等が候補に上がるかと思いますが、いずれも頚椎のMRIをとられたらはっきりすると思います。

http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/pain-shoulder.html


受診されるのは脊髄の専門家がいいですね。
このサイトを参考にされていただきたいです。

https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do

基本は、保存的治療、つまり消炎鎮痛剤や、頚部カラーや頚部牽引、理学療法等で、それが効かない場合は手術を考慮するようです。

いかがでしょうか。
質問者: 返答済み 5 年 前.

回答ありがとうございます

症状部位図のとおりです。

今現在満62才、3年前首が回らなくなりまた左脳部内にしびれのような痛みを感じた。飯山赤十字病院に通院

MR撮影、頸椎手術するほどでもない無いとの診断リハビリを続けたがなかなか好転せず

2年ほど前に麻酔科に紹介された。麻酔注射により脳の痛みしびれは収まる

しかし左腕の機能は回復せずNNNN病院整形外科に紹介。MR撮影回答は同じく手術する程の変形はない

その後NNNN病院神経内科に紹介

血液検査及び脊髄液検査の結果神経の炎症度を示す数値が67出ているとの検査結果

今年8月に3日間静脈注射を受け一時回復基調にあったが今元にもどり10月20日頃から右手親指人差し指

のしびれが出始めた。11月7日上半身のMR撮影

11月9日結果

目立った異常は発見できない直すには100%とはいえないが血液製剤の注入等5日間行う

また保険がきかないので100万円ほど2週間の入院費の他かかる。との診断結果

参りました

現在の異常部位

左腕

首付根のはり、痛み

腕付け根の痛み

上腕部の筋肉萎縮

親指人差し指のしびれ

肩胛骨付近のこり痛み

腕の運動力の低下。握力は有ります。

右腕

親指人差し指のしびれ

現状は以上です。

よろしくお願いします

質問者: 返答済み 5 年 前.
再投稿:回答が遅すぎた.
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。

システム上のトラブルが重なったこと、われわれ専門家の対応が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
ただ、相談者様が直面している問題は、かなりの難問です。いただいた情報のみから結論を導き出すのが非常に困難な症例であることをご理解いただければと思います。
私にしても、現時点で診断や治療に関する妙案を持っているわけではないのですが、事実関係の確認を含めて、以下に少し述べさせてください。

まず、相談者様に起きている病態の病変部位ですが、これはほぼ特定されます。
第6神経根(C6)±1と考えてよいでしょう。脊髄から分枝し、頸椎から以下のように神経根という末梢神経の太い「根」が頸椎の隙間から伸びますが、このうちのC6周辺に限局した病変であろうと思われます。
http://www.ogoridaiichi.jp/image/wsk07.JPG


神経根はそれぞれ下流に至るにつれて枝分かれをし、身体の各部位の運動や感覚に携わります。その最上流が神経根で、

第5頚髄神経根(C5):肩
第6頚髄(C6):肘屈曲
第7頚髄(C7):肘伸展と手首伸展
第8頚髄(C8):手指屈曲
第1胸髄(T1):手指運動)

といったように、司る運動領域(神経支配領域)が決まっています。
相談者様の場合、握力(手指屈曲)は保たれていますからC8より下の障害は否定的です。
最初のご質問で「肩の痛み」のご記載がありましたので、C5は障害されているかもしれません。
「左腕ものを持ち上げられない」(肘屈曲)ことから、C6の障害が考えられます。
肘を伸ばす動きにも問題があるようならC7の障害も考えられます。

こうした障害部位の確認をしたかったので前回、以下の図の範囲での症状かどうかをお聞きしました。
http://www.straight-neck.com/img/img-sibire/002.gif

普通、C6の障害として真っ先に考慮されるのは、頸椎症です。C6が頸椎から出るところで頸椎の変形や椎間板ヘルニアで圧迫を受けることで生じ、逆に頸椎症の中でももっとも頻度が高いのがC6部位です。

ただ、これは2つの病院における精査で所見なく、頸椎症に対するリハビリも一定期間行われたが、異常は認められなかったことから、頸椎症は否定的ということになります。

恐らく診察された医師も困られたのだと思います。
C6だけを単独に障害する疾患は知られていません。しかし相談者様には実際症状がある。
神経内科に紹介され、髄液検査が施行された結果、炎症を示唆する所見が得られました。
これは恐らく髄液中の細胞数でしょう。67だと中等度の増加です。

そこで、診断もつかないし理由もわからないが、神経に何かの炎症が起きていてC6領域の症状が発現しているのだと判断されて、血液製剤の投与がおそらく窮余の一策として提案されたというところでしょう。
提示された治療はおそらく免疫グロブリン大量静注療法でしょう。たしかに保険適応が限られていますので自由診療になってしまいます。

と、ここまでが私の理解と推論ですが、やはり診察した神経内科医と同様に診断は絞れません。故に治療に関する妙案もないのが正直なところです。

唯一お勧めできるとしたら、免疫グロブリン大量静注療法には飛躍があると思いますので、他の神経内科医にセカンドオピニオンを求めることです。

お役に立てる意見を申し上げられず心苦しく思います。
せめて相談者様のご理解の一助になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
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