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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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60歳の母が10月31日の夕方に、気分が悪くなりろれつがまわらなくなり、病院へいきました。 脳内出血との診断で原因はもやもや病らしいです。 現在、ICU

質問者の質問

60歳の母が10月31日の夕方に、気分が悪くなりろれつがまわらなくなり、病院へいきました。
脳内出血との診断で原因はもやもや病らしいです。
現在、ICU に入っておりますが、体は動き自分で食事も排泄もしています。
ただ、左側の出血のため、思うように言葉がはなせません。

先日、医師から今週には一般病棟に移れると聞いていました。

ただ、血腫の除去手術をしたいともおっしゃっています。
しても、しなくても回復は50%で差がないかもしれないとのこと。
判断をこちらに委ねられています。
手術のリスクを考えると、心臓も弱いため気が進みません。
このまま手術をしないと危険でしょうか?
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.

こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

 

出血部位も範囲もわかりませんし、血腫除去術の目的や術式も不明瞭ですので、軽々に回答は出来ませんが、一般論として、現時点で手術を行う意義は低いのではないかと考えます。

 

血腫除去術の絶対適応は、血腫が大きくて脳全体に圧迫が及ぶような場合です。このようなケースでは緊急で開頭血腫除去術を行う必要があります。

 

しかしお母様の場合は10月31日発症で、本日までに1週間以上経っていますから出血自体は止まっていると考えられますし(=血腫はこれ以上大きくならない)、脳の浮腫も引き始めている時期でしょう。

言語障害が血腫による圧迫によるものであるという明確な根拠が無い限りは(多くの場合、言語障害は、血腫による圧迫ではなく、言語中枢の脳細胞が出血に伴って壊れることで起きます)、手術を行うメリットは無いように思われます。

血腫による圧迫が疑われる場合でも、それを除去するために脳自体を切り進むことで生じる脳のダメージを、手術によって得られる利益が上回るとは考えがたいと思います。

 

血腫は時間経過とともに自然吸収されるものでもありますから、それを待ってリハビリテーションを行い、可能な範囲での機能回復を図る方針で臨むべきではないかと愚考致します。

 

限られた情報にもとづく私個人の判断ですが、ご参考になれば幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
もし、回答の内容に不足な点がございましたら、可能な範囲で対応いたしますのでご質問をご追加いただけますと幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
追補 Webでご覧いただける資料の中から医学的妥当性を選び、お母様の手術適応について再検討してみました。

大阪市立総合医療センター脳神経外科・脳神経センター小宮山雅樹のサイトによれば、
もやもや病の「急性期の治療は、他の原因でおこる脳虚血や脳出血の治療と同じです.(中略)出血症例では、小さな出血の場合は、保存的な治療が行われます.(中略)大きな脳内出血の場合は、開頭による血腫除去術を必要とする場合もあります.脳圧を下げ、脳の腫れを改善する点滴治療も行われます.緊急で血管吻合術をすることはありません」
とされています。
http://web.mac.com/masakomiyama/Kodomo/%E3%82%82%E3%82%84%E3%82%82%E3%82%84%E7%97%85%E6%A6%82%E8%AA%AC.html

それでは他の原因でおこる脳出血の治療にはどのような手術適応の基準が設けられているかと言うと、日本脳卒中学会のガイドラインでは以下のように述べられています。
高血圧性脳出血の手術適応
http://www.jsts.gr.jp/guideline/152_158.pdf
やはり手術適応は血腫量と部位によって決まるとされています(お母様の場合もそれが判断材料として重要なのですが……)。

同じガイドラインでもやもや病の出血発症例の手術適応についても紙幅が割かれていますが、ここでは再出血を防ぐために血行再建術を行うべきかが主に議論され、血腫除去術の適応については触れられていません。
http://www.jsts.gr.jp/guideline/254_255.pdf

ガイドラインで再出血の防止に力点が置かれているのは、「出血発症のもやもや病患者さんの予後不良を決定する最も重要な因子は再出血」だからです。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/moyamoya/Bleed_hx.htm

ただし出血型のもやもや病の再出血を防ぐ方法として確立したものはありません。前述の血行再建術(血管吻合術、バイパス術)の有効性が議論されている段階です。

以上のことを踏まえ、現在のお母様におかれましては血腫が大きくない限りは血腫除去術は行われない方向で考えられ、一方で血行再建術の適応があるかどうかについて主治医と相談されるべきかと愚考いたします。
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。
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