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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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清水と申します。15才の息子が高校に入り 不整脈、心臓のドキドキ 大学病院では心臓は異常がないとの事 ふら

解決済みの質問:

清水と申します。15才の息子が高校に入り

不整脈、心臓のドキドキ
大学病院では心臓は異常がないとの事
ふらつきや気を失いかけたり、頭痛や下痢がまた始まりました。
それらに利く薬はないです。
多分自立神経失調症ではないかと思いますが。。。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。
現在は一般病院で「普通の」精神科医をやっていますが、大学病院在籍時は児童・青年期症例を診察するグループで臨床と研究に従事していました。

既に身体疾患の検索は済まされているとのことですので、ご子息が患われているのは精神科/心療内科的疾患である可能性が高いと考えます。
ご子息の年代の患者様は、思春期特有の心性と人格の未成熟のために成人とは異なる症状の現れ方をすることがあるため、診断から難渋することがしばしばありますが、ご記載を拝読する限りは比較的典型的なパニック障害であるようにお見受けします。

精神科/心療内科を受診することをお勧めします。

パニック障害の標準的治療は、まず薬物療法でパニック発作を抑制し、平素は発作が起きなくなったら次第に薬を減らしながら行動範囲を広げていき、最終的には薬を飲まずに元通りの生活が送れるようになることを目指します。

薬物療法はSSRIと呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬と精神安定剤の併用で開始し、SSRIを増量しつつ、次第に安定剤を頓服薬にするなどして減らしていきます。
SSRI は服用を開始して十分量に増やしてから有効性が現れるまでに数週間かかります。今日飲んだら明日効くというタイプのお薬ではないのです。
一方で安定剤は、飲めばその時その時でパニック発作に効きます。一方で定時服用を数週間以上続けたら依存が生じます。
この2つのタイプの薬の特性をうまく利用し、SSRIが効くまでは安定剤で繋ぎ、SSRIが効いてきたら依存が生じる前に安定剤を減量していくわけです。

SSRIを速やかに増量して、改善後は速やかに減量するのがパニック障害の治療における薬物療法の良手です。
調子が悪い状態が長引くと二次的・三次的に種々の問題が生じてきますので、早期治療が大切です。

以上、ご参考になれば幸いです。

※念のため、自律神経失調症について述べておきます。
自律神経失調症はこの世に存在しない、もしくは日本にしか存在しない病気です。

日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と自律神経失調症を暫定的に定義していますが、国際的な精神疾患の診断基準である「精神疾患の分類と診断マニュアル(DSM)」では、自律神経失調症に相当する疾患の記載はありません。

実際に、他科で「自律神経失調症」と診断された患者様を精神科医が診察すると、うつ病やパニック障害、適応障害などの診断が付くことがほとんどです。

結局、自律神経失調症は、「不定愁訴」を訴える患者様を診察した一般身体科医が、検査によって所見が得られず、診断を付けられなかった場合に、自分と患者様を納得させるために用いる「診断のごみ箱」的病名として用いられている傾向があります。この場合、弱めの精神安定剤や眠剤の投与でお茶を濁されることが大多数ですが、背後に隠れているかもしれない精神疾患の改善にはつながらず、一方で眠剤・安定剤の依存が生じるリスクがあります。
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