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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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右膝の痛みです。17年前単車事故で、全身打撲、膝も受傷しました。一度、血液を抜き、その後は自然治癒を待つように言われ

解決済みの質問:

右膝の痛みです。17年前単車事故で、全身打撲、膝も受傷しました。一度、血液を抜き、その後は自然治癒を待つように言われましたが、今現在も痛みがあります。主に膝下の内側部が痛いです。痛みの種類としては、慢性的な鈍痛と歩行後や入浴後に膝関節が曲がりにくくなるという日内差があります。そして時々ですが何かの拍子に、一瞬歩けないほどの激痛が走るときがあります。膝の皮膚の表面は知覚が少し鈍い感じがし ますが、内側は過敏な感じで常にピリピリしており、立膝などがつらく、たとえばさすったりもつらいです。その部位に神経ブロックの注射をしてもらった時は、採血時に神経に針がふれてしまった時のような痛みが出現しました。神経ブロックは有効には作用しませんでした。MRIも撮ってもらいましたが画像としては問題ないといわれ、水も溜まっていないとのことでしたが、膝下の内側は左に比べて明らかに腫脹しています。また、膝上の筋肉が左に比べて右側は明らかに痩せているといわれました。今のところ原因追求中ですがまだわかっていません。何か原因となる可能性のあることや、対処法、原因検索に有効な検査があれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

 

ご質問の下腿の状態ですが、末梢神経障害の可能性が高いと考えます。

MRIでは整形外科的な問題は見つからなかったということですから、骨や靭帯といった構造物には損傷が無いのだと思われますが、おそらくは17年前の事故の際に末梢神経が傷害されていたのではないでしょうか。

 

運動障害や感覚障害が生じている部位から判断すると、もっとも疑わしいのは伏在神経という神経の障害です。

教科書的には、この神経の障害によって、膝の下内側に痛みや知覚障害を、また、立ち上がるとき、しゃがむときなどに痛みを感じるようになります。

末梢神経には運動神経と感覚神経の両方の線維が含まれています。体表面からの衝撃等で障害されるのは主に感覚神経ですが、相談者様の場合、筋委縮も認められているようですので、運動神経にもいくらか影響が及んでいるのかもしれません。

 

確定診断のためには、神経内科(心療内科ではないのでご注意ください。脳神経外科の内科版です)を受診していただき、神経伝導速度検査という検査を受けていただく必要があります。

 

診断が付けば治療になりますが、なにぶん17年前の受傷ですから、神経の再生は見込めない可能性もございます。その場合は理学療法(リハビリテーション)的なアプローチがとられるかもしれません。

感覚障害に対してはリリカ(プレガバリン)というお薬がおる程度有効である可能性があります。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

今現在の状況を悪化させないためにはどうしたらよいのでしょうか。やっていいこと、悪いことはありますか。温めるのと冷やすのはどちらがいいのか、運動は多少痛みが出てもすべきなのか、しないほうがいいのか、したほうがいいのならどういったうんどうがよいのかetc.

教えていただけますか。お願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信ありがとうございます。

 

相談者様を実際に診察はさせていただいていないので、相談者様の右膝の問題が外傷性の末梢神経障害によるものであるという前提で見解を述べさせていただきます。

 

温めるか冷やすか、に関しては温めた方がよろしいかと存じます。

受傷が17年前ですから既に炎症はないはずなので、温めて悪化することはありません。

また、膝下内側の腫脹は、神経障害によって直接の説明が付かない症状なのですが、いわゆる「むくみ」である可能性があるのではないかと考えています。足は第二の心臓、とよく言われますが、膝下の筋肉量が減っているために、血液を身体に送り返すポンプ作用が十分に働いていないのではないかと推測します。温熱刺激は血行促進にも作用しますから、この症状にも有効かもしれません。

また、痛みのために動きが少なくなり、拘縮傾向がある膝関節を温めることで固まった筋肉や関節の動きがよくなる効果も見込めます。

 

運動ですが、温熱刺激と同じ理屈で、されたほうがいいだろうとは思います。

変形性膝関節症などとは違って関節の変形や軟骨の摩耗があって痛いわけではありませんので、痛い⇒動かない⇒筋肉が落ちる⇒さらに動かなくなる、という悪循環に陥らないためにも一定の運動は必要だと考えます。

しかしながら、神経障害性の痛みには通常の鎮痛剤や湿布などはあまり効かないので、調子が良い時を見計らって、痛みと相談しながら無理のない範囲での運動をされるのがよろしいかと存じます。

 

あとは、前述しましたように17年前の受傷ですので神経再生の見込みは薄いのですが、ビタミンB12の摂取を増やすのは、少なくとも害にはならず、もしかしたら若干の根本的改善が見込める治療になるかもしれません。ビタミンB12には末梢神経の再生を促す作用があるので。

私の知る限り一般用医薬品ではアリナミンEXプラスがもっとも多くのビタミンB12を含んでいますので、薬局でお求めになるのであればこれがお勧めです。ただ高価なので、成分表示をご覧になってビタミンB12の含有量が多い類薬を探された方がよいでしょう(ビタミンB12の1日当たりの摂取量が1200μgを超えていることが目安になります)。

病院を受診すると、無料みたいな値段で処方してくれますが。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

追加質問ばかりですみませんが、歩いたり、お風呂に入ったりすると膝が曲がりにくくなる現象はどうして起こると考えられますか。ひどいときは階段の上り下りが困難なくらい曲がりにくくなります。正座は普段からよほど調子のいい時でないとできません。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

これまた相談者様の右膝の問題が外傷性の末梢神経障害によるものであるという前提での回答ですが、お風呂に入って症状が悪くなる理由はなんとも理屈がつけられません。

 

歩くと悪化するのは説明がつくのですが。

伏在神経は太ももの筋肉群の間を挟まれるように通っているので、歩行によって障害部位が筋肉の圧迫を受けて、運動機能に障害が生じるのだと想定されます。

 

この辺りは、診察していないのですべて推論になってしまいますが。

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