JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

こんにちは。 9月の5日夕方血圧が200近くに上がり、全身から血の気が引いて救急搬送され降圧剤を処方され帰宅したの

解決済みの質問:

こんにちは。
9月の5日夕方血圧が20 0近くに上がり、全身から血の気が引いて救急搬送され降圧剤を処方され帰宅したのですが、
それから夕方になるとパニックを起こし、またあの死ぬのではと恐怖に陥り、MRI等検査したのですが内科的に異常は見つからず、
心療内科を紹介されました。夕方になるとやはり動悸からか血圧が150近くまで上がり、ソラナックス0.4を2錠飲んでひたすら寝ています。心療内科から処方されたのは頓服としてソラナックス0.4と夕方メイラックス1mg、パキシル10mgです。
46歳という年齢から更年期に入っているとも思います。まだ処方されて1週間もたっていないのですが、パキシルを飲むと吐き気とムカムカして1週間の途中なら止めてもいいと薬剤師さんに言われました。パキシルは賛否があると聞き、依存が怖いです。それと最近は午前9時頃がパニック(後頭部から血の気が引く感じ)がひどく、ソラナックスを2錠飲んで30分くらい戦い、15時くらいまで寝ています。この時間に家族が皆出かけて一人になるからです。その後16時くらいにも1錠のんでいます。今月20日まで正社員で働いていましたが、会議とかこの場を離れれない状況時に体が熱くなり、めまいを発症して2年ぐらいでした。その時は更年期と思い、漢方を飲んでいました。単なるぐうたら病みたいで家の事が何も出来ていない状況にまた落ち込みます。今の生活に嫌気がさします。1日にソラナックスを3錠のんでいる状態に不安もあります。これが効かなくなったらと思うと不安で仕方ありません。いつも眠くやる気がないのはずっとこのまま続くのでしょうか?
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
既に心療内科を受診されていますが、診断はパニック障害でよろしかったでしょうか。

その前提で私の見解を述べさせて頂きます。 結論から申し上げますと、一般論として、パキシルは規則的に服用されたほうがよろしいかと存じます。
確かにパキシルが評価の分かれる薬であるのは確かです。一定割合の患者様で治療初期に消化器系の副作用がでますし、長期に服用した後に急に中止すれば高い確率で断薬症状が起きます。

しかし副作用が無い薬はありませんし、精神科のお薬で依存性を有しているのはパキシルだけではありません。
例えば今お飲みになっているソラナックスを含む安定剤も中等度以上の依存性を持っています。ご質問に記載されているような飲み方をお続けになったら、2~3ヶ月のうちにソラナックス依存になり、同薬の減量や中止が極めて難しくなるでしょう。

パニック障害の標準的治療は、まず薬物療法でパニック発作を抑制し、平素は発作が起きなくなったら次第に薬を減らしながら行動範囲を広げていき、最終的には薬を飲まずに元通りの生活が送れるようになることを目指します。
薬物療法はSSRI(パキシルはこのカテゴリーの薬です)と安定剤の併用で開始し、SSRIを増量しつつ、次第に安定剤を頓服薬にするなどして減らしていきます。
SSRI は服用を開始して十分量に増やしてから有効性が現れるまでに数週間かかります。今日飲んだら明日効くというタイプのお薬ではないのです。
一方で安定剤は、飲めばその時その時でパニック発作に効きます。一方で定時服用を数週間以上続けたら依存が生じます。
この2つのタイプの薬の特性をうまく利用し、SSRIが効くまでは安定剤で繋ぎ、SSRIが効いてきたら依存が生じる前に安定剤を減量していくわけです。
従って、相談者様の主治医の処方はスタンダードに沿った、極めてリーズナブルなものです。
パキシルは最初から高い用量を用いると消化器系の副作用が出やすいので10mgから開始し、同時に十分量のソラナックスを併用しています。恐らくパキシルは増量していく予定でしょう。有効用量は20~40mgですが、私ならば確実な効果を得るために40mgまでひとまずは増量します。

速やかに増量して速やかに減量するのがパニック障害の治療における薬物療法における良手です。
パキシルの離脱症状は知識と技術を持った精神科医であれば最小限に抑えて薬を止めることができます。
不安が強くなっている状態であることは理解いたしますが、ここは主治医の指示通りに服薬されるのがベストだと考えます。
そうしないと、決して脅かすわけではなく、パニック発作は無くならない、ソラナックス依存にはなってしまっている、パキシルも止めるに止められない、という三重苦に陥りかねません。

1日も早い回復のために、規則的な服薬を行われますことを重ねてお勧めいたします。 乱筆乱文をお許しください。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中

医療 についての関連する質問