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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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一年前に交通事故で顔面を骨折しました外見は元にもどりましたが顔がしびれています形成外科の先生から心療内科の診察をうけ

解決済みの質問:

一年前に交通事故で顔面を骨折しました外見は元にもどりましたが顔がしびれています形成外科の先生から心療内科の診察をうけなさいといわれ通院していますロンラックス錠を寝るまえに飲んでいます一年以内に治らないとしびれたままになると言われましたがしびれはなおるでしょうか
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

私の見解としては、相談者様のお顔の痺れは治る可能性が十分あると考えます。

一方で、形成外科、心療内科それぞれの科の主治医がどのような方針で相談者様を治療しているのかについては理解が及びません。

 

相談者様のお顔の痺れについては2つの可能性があると考えます。

 

1) 顔面の神経の末梢神経障害

事故、もしくはその治療のための手術によって、顔面の神経が損傷を蒙っていると考えられます。この場合、外傷、術創が治った後も、しばらく神経の異常放電が続き、それが痺れや痛みとして知覚されることがあります。ただ、末梢神経は再生しますので、それに伴って痺れも改善が期待されます。末梢神経が再生するのに要する時間は数ケ月である場合がほとんどですが、年余を要する場合もあります。

これに対する治療はビタミンB12の大量投与で、形成外科で対応可能です。

 

2) 外傷後神経因性疼痛(PTN)

不幸にして末梢神経の再生が正常に進まなかったり、慢性的に痛み刺激を加えられ続けたことで、脊髄や脳などの痛覚を司る部位に変性・変化が生じ、痛みの原因となる刺激が無いにも関わらず痛みや痺れを慢性的に感じ続けるようになってしまった状態です。こうなると治りは悪くなりますが、現在では神経因性疼痛に対する薬も開発されています。具体的にはリリカ(プレガバリン)という薬ですが、その他、一部の抗うつ薬や抗てんかん薬も神経因性疼痛に有効であることが知られています。

この場合は、痛みの専門家である麻酔科医が担当するペインクリニックで治療されます。

 

従って、相談者様の訴えられる痺れが1)であったにせよ2)であったにせよ、心療内科に紹介するという発想が理解できません。

心療内科は心療内科で、ロンラックスという安定剤のみ処方して様子を見ている理由が分かりかねます。

「一年以内に治らないとしびれたままになる」という予言に至っては、どういった医学的根拠に基づく発言なのか想像もつきません。

 

大昔、2)の神経因性疼痛の概念が知られていなかった頃、傷や術創が治ったにも関わらず痛みや痺れを訴える患者様を「ヒステリー」と決めつけて、外科系の医師が精神科に紹介してくる時代がありました。

精神科/心療内科側も、「心因性疼痛」「疼痛性障害」という診断のもと、そういった患者様にカウンセリングや安定剤の投与を漫然と行っていたのですが……

 

まさか今時そんなことはないと思うのですが、形成外科の主治医からはどのような理由で相談者様を心療内科に紹介し、心療内科の主治医はどのような診断に基づいて相談者様にロンラックスの投与を行っているのでしょうか?

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