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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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40歳女性です。身長158センチ、体重69キロあります。半年で13キロ太りました。 うつ、パニック障害があり、不安

解決済みの質問:

40歳女性です。身長158センチ、体重69キロあります。半年で13キロ太りました。
うつ、パニック障害があり、不安から、外出も困難で運動不足です。
最近は満腹になってもまだ食べてしまいます。置き換えダイエットもやってみたのですが、やはり食べてしまいました。
時間がかかってもいいので元の体重に戻りたいです。
どうしたらよいでしょうか?
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
いくつか確認させて下さい。

1) 半年で13㎏体重増ということですが、うつ病とパニック障害の発症 or 治療開始も半年前ですか?
2) うつ病とパニック障害と診断されるにいたった経過を教えていただけますか?
3) おそらくうつ病とパニック障害に対する薬物療法を受けられていると思いますが、内容(薬の名前と1日に飲む量)を教えていただけますか?
4) 「不安から、外出も困難」ということですが、これはうつ病で外出が億劫なのではなく、パニック障害に伴う「広場恐怖」のためと考えてよいでしょうか。この場合の広場とは、広い場所、という意味ではなく、「発作が起きてもすぐには逃げ出せない、助けを求められない場所」という程度の意味です。飛行機などは典型ですし、電車、バス、地下鉄、人ごみなどもこれに当てはまります。そういった場所でパニック発作が起こることを恐れて外出ができないと考えてもよろしいですか?
5) 現在、家にいる間はパニック発作は起こりませんか?
6) うつ病の調子はいかがでしょう? 家事などはこなせていますか? 生活必需品の買い物などは行けているのでしょうか。
7) 「満腹になってもまだ食べてしまいます」とのことですが、なぜでしょう?
8) 睡眠薬を飲んだ後に食べてしまうことはありますか?
9) 体重の問題は精神科主治医に相談したことがありますか? あるとしたら何と言われましたか?
10) 最近、血液検査はされているでしょうか。血糖値、中性脂肪、コレステロール値等は正常範囲内でしょうか?

以上、追加で情報をいただければ幸いです。
質問者: 返答済み 6 年 前.

1)うつ、パニック障害は20年前からです。5年前には入院もしました

2)出産してからパニック障害がひどくなりました(19年前)

3)薬はエビリファイ、レキソタン、アキネトン、セロクエル、デパケンR、デプロメールです。

セロクエルは頓服で、デパケンRは寝る前です。

4)広場恐怖です。

5)家にいるときは発作はおこりません。主人が休みの時は特に安心です

6)うつはだいぶんよくなりました。家事はできていますが、スーパーに買い物に行くことができなくて、週に2回介護ヘルパーさんに頼んで、買い物代行していただいています。

7)満腹になっても食べてしまうのは自分でもわかりません。

8)眠剤を飲んでから食べることはありません。しかし、主人の仕事の関係で朝4時頃に起きることがあり、一緒に朝食を食べることがあります。

9)体重の件は主治医に相談しましたが、具体的な回答はえられませんでした。

10)血液検査はしていません。

専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
追加情報ありがとうございました。

相談者様の体重増加には、いくつか複合的な要素があるように思えます。

まず薬の副作用です。精神科のお薬は、体重増加に働くものが少なくありません。基本、どれも体重を増やすか減らすといえば増やす方向に働きますが、中でも体重増加を起こしそうなのは、エビリファイ、セロクエル、デパケン、デプロメールあたりでしょうか(セロクエルは頓服なので除外してもいいかもしれませんが)。
ただ、長い病歴の中でこの半年に急激な体重増加が起きていますから、薬物の副作用だとしたら、新しく始められたお薬のものである可能性が高いでしょう。
体重とは別に、釈然としない処方内容ではあります。
エビリファイは抗精神病薬ですが、抗うつ薬の作用を増強する働きもあります(実際、欧米ではエビリファイはうつ病の補助療法としての適応を有しています)。しかしなぜ相談者様にこの薬が用いられているのでしょうか。メイン(であるべき)デプロメールは比較的作用が穏やかな抗うつ薬ですが、抗うつ作用が不十分ならこれをもっと強い薬に変えればいいように思いますが。デプロメールの用量を教えていただけますか?
アキネトンは抗精神病薬(相談者様の場合はエビリファイ)の副作用であるパーキンソン症状に対して使用される抗パーキンソン薬ですが、パーキンソン症状が現れたことがあるのでしょうか? エビリファイはそれが極めて少ないことが売りの抗精神病薬なのですが。
セロクエルは頓服とのことですが、パニック発作時の頓服でしょうか。普通はパニック障害時の頓服にはレキソタン、ソラナックス、デパス、ワイパックスあたりが使われますが、そういった精神安定剤ではパニック発作が治まらないのでしょうか。
デパケンもまた、飲まれている理由がわかりません。気分安定薬として躁うつ病に用いられることがありますが、相談者様はうつだけではなく、躁状態を呈したこともあるのでしょうか。また、この薬は血中濃度を測りながら用量を決めていくお薬です。血液検査はされていないとのことですが、どうやって用量が決まったのでしょう。
うつ病+パニック障害の患者様の処方として考えれば、服用する意味があるのはレキソタンとデプロメールだけであるように思われます。よほどの難治例で、他の薬が必要なのだということでもない限りは、体重の問題は別にしても、すこし薬物調整が行われてもいいように思われます。

家にいるだけならパニック発作は起きないので、限定された状況下では寛解状態を保っているとも言えます。しかしそれでは本当の意味でパニック障害が治ったとは言えません。体重増加の主要因がこの広場恐怖による行動制限であるのも確かでしょう。広場恐怖に対する治療はなされているのでしょうか。具体的には行動療法的アプローチということになりますが。

精神科では患者様の体重増加は一般的に起こる問題で、かつ相談者様の場合は治療薬やパニック障害の症状との関係が深い体重増加と思われますから、主治医の対応は感心できたものではありません。体重増加の問題がなくても、精神科でも、半年に一度くらいは血液検査をすべきですが、それすら行われていないようでもあります。急激な体重増加があるならなおのことです。

20年間ずっと現在の病院にかかられているのですか?
質問者: 返答済み 6 年 前.

丁寧なお返事ありがとうございます。

デプロメール25を朝と夕に飲んでいます。

セロクエルはパニック発作、不安発作の時飲んでいます。

アキネトンなんですが、入院中に足ムズムズ感を抑える為と聞いています。

デパケンRは私もなぜ飲んでいるかわかりません。主治医の先生は翌日に効くようにとおっしゃっていましたが・・・。

広場恐怖の治療はなされていません。

以前は外出できていたのですが、不安が強くなってきたと訴えたところ、家にいた方が安心なら、それでいいじゃないですか?と言われました。

専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.

その主治医の指示では病気は治りませんよね。

広場恐怖に関する行動療法とは以下のようなものです。ご自分で実行することが出来る治療法ですので(もちろん医師の指導のもとに行う方が望ましいのですが)、可能な範囲で試されてみることをご検討ください。

 

ここでは、もっとも多く見られ、説明もしやすいので、「1人で電車に乗れるようになる」ことを目標とした例をあげますが、これを患者様ごとにアレンジしたものが行われます。

具体的には、以下のように行います。

安定剤を飲んだ30分後に空いている時間帯に各駅停車に1駅分、誰かと一緒に乗る。
⇒これで発作が起こらなければ、同じ条件で2駅分乗る
⇒やはり発作が起こらなければ、安定剤を飲んだ30分後に各駅停車に2駅分、1人で乗る
⇒安定剤は飲まず、しかし持参して(水なしでも安定剤を飲めるようにしておくと便利です。できなければペットボトル持参)、発作の予兆があったら服用することにして各駅停車に2駅分、1人で乗る
……というふうにステップアップしていきます。

元も子のない、というか、ある意味わかりやすいアプローチではないでしょうか。
これを行動療法的アプローチといいます。行動療法で大切なのは「成功し続けること」です。

電車に乗ってパニック発作が起こると、次に乗るときも「また発作が起きるのではないか?」と無意識に思ってしまうでしょう。
これを「予期不安」といいます。
予期不安はパニック発作の呼び水となり、発作を起こしやすくします。そのような状態で電車に乗れば、またパニック発作が起きてしまいます。
すると、「やはり電車に乗ると発作が起きるんだ」という確信が深まってしまい、その次に電車に乗る時の予期不安をより強いものにし、より発作が起こりやすくなります。
このようにして条件反射の悪循環が生じ、電車に乗るのが怖くなってしまうのです。

行動療法はこの循環を逆に回し、電車に乗っても発作が起きない経験を積むことで予期不安を小さくしていきます。

相談者様の場合は、電車の前に外出が出来ない状態ですから、ご主人に付き合ってもらって散歩に出るとか、それで発作が起きなければ距離を時間を延ばすとか、買い物にいってみる、という風に行動範囲を拡大していくことが行動療法になると思います。

 

これによって運動量が増えれば、体重の問題も解決に向かうのではないでしょうか。

ストレス喰いのような食欲も抑えられることが期待できます。


処方や治療方針などを拝見するに、転院して主治医を変えた方がいいようにも思います。

 

以上、拙い助言ですが、少しでもお役に立てば幸いです。

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