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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14294
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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妊娠後期に過呼吸になり、産後も体調が悪い時などたびたびなりとても辛いです。 今は安定剤で過ごしていますが、もうひと

解決済みの質問:

妊娠後期に過呼吸になり、産後も体調が悪い時などたびたびなりとても辛いです。
今は安定剤で過ごしていますが、もうひとり子供がほしいです。
どうしてわたしだけそうなってしまうのでしょうか。
どうすれば、そのようにならないで妊娠中過ごせるのでしょうか?
自分を責めてしまう毎日です。
どうかアドバイスをお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
妊娠後期に過呼吸を起こす患者さんは、臨床的にはしばしばお見かけします。
横隔膜が拳上されて呼吸がしにくくなることと関係があると思われていますが、妊婦さんが皆が皆過呼吸を起こすわけではないので、そうなりやすい体質をもった女性が、妊娠後期に、生理的な呼吸苦を引き金に症状を発症するということでしょう。
産後は一気に女性ホルモンのバランスが変動するので、だいたいどんな精神科疾患も悪化します。

過呼吸に対する治療は存在しますが、主に薬物療法であり、また、平素良くなっても、妊娠という特殊状況下でも過呼吸を起こさないようにできるかというと難しいと思います。

そういう体質だという認識のもと、妊娠・出産に臨むべき、ということになるでしょう。

精神科の薬(向精神薬)はどれも胎盤移行性が高いので、特に妊娠初期は、胎児に影響を及ぼしうるのは事実です。
従って、平素薬を服用しなくても過呼吸発作を起こさないくらいまで治療が進んだところで計画的に妊娠をすべきです。
器官形成期を過ぎてしまえば奇形等の深刻な影響が起こる可能性はかなり低くなるので、母体保護と胎児の安全のバランスを考慮して、母体の薬物療法を再開することも臨床的にはしばしばあります。逆に言うと、妊娠初期は過呼吸が苦しくても薬物は使えわないのがベターです(が、使わざるをえない場合もあります)。

向精神薬を妊婦の患者様が服用する場合のリスクとしては、胎動の減少(胎児にも向精神薬が効いて眠くなってしまうので)がありますが、母体の精神状態が悪くなればそれはそれで悪影響があるので、利害得失を考えて、胎児の状態を慎重に観察しつつ、最小限の安定剤を使用するのも選択肢のひとつだと思います。

そういったリスクをとることを前提に、精神科と婦人科を備えた総合病院で出産ができればベストですし、決して稀なケースではありません。
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