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カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 582
経験:  東京大学卒業
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10年前に祖父が死去しました。 家族構成 祖父 死去 祖母 存命 父と兄弟3名 そのときの遺

解決済みの質問:

10年前に祖父が死去しました。
家族構成
祖父  死去
祖母  存命
父と兄弟3名
そのときの遺言書に、父が家業と顧客を引き継ぐ代わりに祖母の面倒を見るため父に毎月50万支払うように遺言がありました。
祖母の自宅は父以外の兄弟が面倒(掃除等)を見るとあります。
公正証書での遺言ですが起筆当時はすでにボケている状況であり、ほかの兄弟にかかされたようです。(推測ですが)
そのため、昨年まで遺言書をそれらしき兄弟の一人が隠しており、父が実物を見たのは今年はじめてです。
実際、祖父死後は父が金額的面倒をみており、50万まではいかないまでも必要分は
はらっています。
この額面どおり50万支払う必要があるのでしょうか?
(収入上困難であっても)
また、祖母が死去したときにこのかかった費用を法定相続分から余計にもらうことはできるのでしょうか?
現在、養老施設に入っておりだれかが面倒をみているわけではありません。
詳細が必要であればご連絡ください。
よろしくお願いします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.

弁護士のt-lawyerです。
回答するにあたり確認させてください。

①遺言では,父が誰に50万円支払うようにと書かれていたのですか。

②祖母が死去したときにかかった費用とは,祖母の葬儀代ということですか。

③「法定相続分から余計にもらう」というのは,祖母の遺産についての話ですか。

よろしくお願いいたします。

質問者: 返答済み 2 年 前.
①父が祖母に払うと書いてありました。
②いえ、書き方が悪かったです。
これまで父が支払った生活費です。50万とはいかないものの他の家族が一切払わない中、父だけが支払っていた生活費と今後かかる養老院の費用20数万円の費用のことです。
③遺産分与の時、寄与分として余計にもらうということです。
よろしくお願い申し上げます。
専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.

ご返信ありがとうございます。
事情了解しました。

まず,お父様が毎月50万円支払う必要があるかどうかです。
「家業と顧客を引き継ぐ代わりに毎月祖母に50万円支払うように」というのは,民法上「負担付贈与」といいます。
負担に応じてくれる代わりに財産を贈与するということです。

これにつき,民法1002条1項は,以下のように規定しています。

(負担付遺贈)
第千二条  負担付遺贈を受けた者は、遺贈の目的の価額を超えない限度においてのみ、負担した義務を履行する責任を負う。

本件の場合,家業を引き継いだことによる毎月の利益が50万円を超えている場合は,毎月母親に50万円支払う必要があります。
毎月の利益が50万円もないのであれば,毎月の利益の範囲内で母親の生活費の面倒を見ればよいということになります。

次に,祖母が亡くなった際に,お父様がそれまで祖母に支払っていた生活費は,祖母の相続の際に考慮されるのかという点ですが,結論的には考慮されます。

民法904条の2第1項は,以下のように規定しています。

(寄与分)
第九百四条の二  共同相続人中に、・・・財産上の給付、被相続人の療養看護・・・により被相続人の財産の維持又は増加について特別の寄与をした者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から共同相続人の協議で定めたその者の寄与分を控除したものを相続財産とみなし、・・・相続分に寄与分を加えた額をもってその者の相続分とする。

例えば,仮に祖母が亡くなった際,相続財産が1000万円あるとします。
お父様がそれまでに400万円支払っており,兄弟はお父様含めて3人だとします。
その場合,

1000万円(相続財産)-400万円(寄与分)=600万円
600万円÷3人=200万円(残りの2人の兄弟の相続分)
200万円+400万円(寄与分)=600万円(お父様の相続分)

となるということです。

ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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質問者: 返答済み 2 年 前.

疑問点があるので教えてください

①家業は舞踏かつらを営んでおり、祖父は死去以前から実質上父が事業をいとなんでおり、店自体も事業等登録というものはない状態でも負担付遺贈ということになるのでしょうか?実質何年か事業を父が行っていてもそのようなことになるのでしょうか?

②今回の遺書では毎月50万とありますが、当時ははらえなくてもその後、利益が増えた場合は以前払えなかった差分を負債とみられ50万以上を払う必要があるのでしょうか?

つまり、兄弟から「以前払ってなかった差分を貯金があるなら祖母に払いなさい」といわれた場合はらわなくてはいけないのでしょうか?

(遺産総額を増やして分配額を増やすため)

③これは確認ですが負担付贈与分での支払いでも寄与分として認められるということでよろしいでしょうか?

よろしくお願いします。

専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.

ご返信ありがとうございます。


営業権の移転したというためには,父親が実質的に事業を行っていたというだけでは足りず,祖父から父親に贈与するという意思表示が必要です。
その点,祖父が遺言で「家業を引き継ぐ代わりに」と記載していた以上,祖父は自己の死亡時までは営業権は祖父の手元にあり,それを死亡とともに父親に贈与する,つまり遺贈する意思だったといえます。
そのため,負担付遺贈になると考えます。

なお,営業権は,店自体が法人化していないなど,目に見える形でなくても生じるものですので,その点でも遺贈となります。


ここは判断の分かれるところだと思います。
しかし,「毎月50万円」という表現から素直に考えれば,利益と50万円との比較はその月限りであり,その後大きく利益が増えたとしても,過去にさかのぼって負担するという考えるのは妥当ではないと考えます。
また,時間が経ってからの利益の増加は,譲り受けた営業権そのものの価値というよりも,父親の経営努力による部分も増えてくると思われることからしても,過去にさかのぼっての支払いは不要だと考えます。


負担付贈与分でも寄与分になります。
その通りです。

ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

質問者: 返答済み 2 年 前.

ありがとうございました。

祖母はまだ元気ですのでまだまだ支払いがありそうです。

もし、相続遺産よりも寄与分が上回ったらどのような分配になるのでしょうか。

専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.

相続財産を寄与分が上回った場合,相続財産の100%が寄与分となることから,寄与者が100%相続するということになります。

よろしくお願いいたします。

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