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t-lawyer, 弁護士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 582
経験:  東京大学卒業
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名誉棄損に該当するか、その他刑罰法令に触れるか教えて欲しいです。 私は昨年3月、60歳で定年退職した係長で、再

解決済みの質問:

名誉棄損に該当するか、その他刑罰法令に触れるか教えて欲しいです。
私は昨年3月、60歳で定年退職した係長で、再雇用によりそのまま全く同じ仕事をしています。
昨年4月20歳年下の新課長が赴任。初めから全くウマが合いません。
先日、課員の飲食会合があり、私のみ不参加です。
その会合の席上、その課長は、課員数人を前にして、私のことを罵倒し、
「大嫌いなやつだから今年中にやめさせてやる」と言ったというのを、課で隣席の者から聞きました。
その話は、飲食中の課内のほとんどの者に聞こえていたそうです。
私に対する課長による名誉棄損になりませんか?
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.

弁護士のt-lawyerです。
回答いたします。

まず,刑法230条1項は,以下のように規定しています。

(名誉毀損)
第二百三十条  公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

つまり,名誉毀損罪の成立のためには,「事実を適示」することが必要です。
今回は,「大嫌い」という感情,「やめさせてやる」といういわば意気込みを述べただけであり,質問者様についての事実を示したわけではないので,名誉毀損罪には当たらないと考えます。

次に,類似した犯罪で侮辱罪があります。
刑法231条です。

(侮辱)
第二百三十一条  事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。

これは,事実を適示しない場合であっても,人を侮辱した場合に成立します。
侮辱とは,例えば「あいつはバカだ」や「あいつは仕事ができないのろまなやつだ」などということです。
そのため,このような発言があれば,侮辱罪が成立します。
しかし,今回のように,「嫌いだからやめさせてやる」という発言だけですと,侮辱罪についても成立はしないと考えます。

このように,刑法的には,今回の発言だけですと犯罪に当たるのは難しいかもしれません。
しかし,上司が会社の飲み会でそのような発言をすることは,民事上はパワーハラスメントに当たります。
そのため,就業規則を確認してみないと何ともいえませんが,会社の懲戒事由に当たる可能性は高いと考えます。

ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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