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ekotae
ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1122
経験:  開業後、ずっと労働者から職場のトラブル、社会保険、労働保険など多数相談を受けてきました。特定社会保険労務士の資格有
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私は先天性股関節脱臼、変形性股関節症による左下肢の股関節の機能の著しい障害で身体障害者の5級とうつ病の治療中です。

質問者の質問

私は先天性股関節脱臼、変形性股関節症による左下肢の股関節の機能の著しい障害で身体障害者の5級とうつ病の治療中です。
一日中立ち仕事の今までしたことのない部署へ異動を命じられました。訓練を2日したのですが足が痛くて「無理です、今までのところで仕事をさせてください」と上司に言うと「特別扱いはできない」と言われ退職をすることになりました。こういう場合、上司に慰謝料を請求することはできるのでしょうか。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  ekotae 返答済み 2 年 前.
法律担当の特定社会保険労務士です。質問をご投稿いただき、誠にありがとうございます。

先天性股関節脱臼、変形性股関節症による左下肢の股関節の機能の著しい障害があるのにもかかわらず、一日中立ち仕事の部署へ異動させるのは安全配慮義務違反と考えられます。

また配置転換は権利の濫用になる場合は無効となります。権利の濫用になるかどうかは次の点などで判断されます。

・業務上の必要性があるかどうか
・不当な動機、目的によるものでないかどうか
・配転に伴って労働者に大きな不利益が発生するかどうか
・人員の選択に合理性があるかどうか

身体障害がある者をわざわざ異動させるのは人員の選択に合理性はないでしょう。また大きな不利益が発生するのは明らかです。こうした点から権利の濫用になる可能性は高いでしょう。

慰謝料の請求は可能です。ただし、上司に対してではなく会社に対してとなります。

争う方法としては訴訟の他に労働局のあっせんや労働審判があります。

●労働局のあっせん
労働局の紛争調整委員会による「あっせん」とは、相対立する個々の労働者と使用者との間に弁護士、大学教授などの学識経験者である第三者が入り、当事者双方の事情を聴取、整理、相互の誤解を解くなどして、当事者双方の話し合いによる紛争の解決を目指す制度です。

参考までに岡山労働局のホームページを紹介させていただきます。
http://okayama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/

労働局は各都道府県に必ず1つあります。

●あっせんのメリット
①非公開
②手続きが裁判ほど難しくない
②迅速な解決が期待できる
③本人が手続きすれば無料(特定社会保険労務士に代理を依頼すれば費用発生)

●あっせんのデメリット
①強制力がない(相手側があっせんの参加を拒否したり、参加しても和解案に応じる義務がない)

●労働審判とは
労働審判官1名(裁判官)と労働審判員2名(民間の労使の専門家)で構成される労働審判委員会が個別労働紛争を審理して調停による解決を目指します。原則、3回以内の期日で審理は終了します。調停が成立しなかった場合は審判が出されます。
審判が出ても紛争の当事者が納得出来ず、異議の申立てがあれば通常の裁判に移行します。
労働審判の申立ては地方裁判所にします。

裁判所のホームページ
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_02_03/index.html

●労働審判のメリット
①裁判に比べると迅速な解決が期待できる
②事案の実情に即した柔軟な解決が期待できる

●労働審判のデメリット
①通常の裁判に移行すると二度手間となる
②弁護士に代理を依頼すれば費用が発生

●あっせん→労働審判
あっせん不成立の場合、労働審判又は裁判に進むことができます。最初から労働審判又は裁判をすることもできます。
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質問者: 返答済み 2 年 前.

満足をしています。知り合いから紹介された弁護士へこの用紙を持って相談に行ってきます。

専門家:  ekotae 返答済み 2 年 前.
法律担当の特定社会保険労務士です。

評価くださいましてありがとうございました。
知り合いの方から弁護士を紹介してもらえたのは良かったと思います。
ご相談の件がより良い方向に進むことを願っております。

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