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t-lawyer, 弁護士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 582
経験:  東京大学卒業
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損害賠償金についてです。損害賠償金は法律上の損害賠償の額ということで時価で評価するようになってますが次のような場

質問者の質問

損害賠償金についてです。 損害賠償金は法律上の損害賠償の額ということで時価で評価するようになってますが次のような場合はどう評価されるでしょうか。 自動車のように十分代替えがあり、査定金額がはっきりしているようなものではなく、損害を与えた場合、すぐに取替ができず修繕する場合は、取り外し→工場へ運搬→修繕→現場へ運搬→取付などの工事等が必要になり、この間はラインの停止により損害が発生します。 時間・経費が新品への取替よりも多額になります。 このような場合、どのような評価になるのか教えて下さい。

投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.
弁護士のt-lawyerです。
よろしくお願いします。
確認させてください。
①修繕工事の代金,新品への取り換えはそれぞれいくらくらいなのですか。
②新品への取り換えをしなかった事情は何かあるのですか。
③新品への取り換えと修繕工事では,ラインの停止期間に違いがあるのですか。
質問者: 返答済み 2 年 前.

遅くなりました。

①新品への取替は、300kVA変圧器代186万円、事故品廃棄処理を含む工事費一式104万円、合計290万円です。

②新品に取替えました。

変圧器の低圧側地絡・短絡事故で、損傷部位は二次側ブッシングおよび接続銅バー端子の溶解(大電流により銅部分が融けた状態)です。

事故状況を写真を添付しメーカーに送り確認したところ、ブッシング部分の修理のみでは今後の使用に対する保障できないとのことでした。

変圧器巻線の取替等が必要でし工事費・運搬費・修理費等を考えたら新品・あるいは中古品で対応す方が安価であるとのことでした。

中古品について調査した結果、北海道では200kVA以上の大きな変圧器は、市場にないことから保険会社に連絡し新品に取替えました。

上記のとおり工事を進めたため①の質問の修繕工事費については、見積しておりません。

中古品のない状況で、修理に出すことはできません。

1週間以上のライン停止が必要で莫大な営業補償が発生します。

いつ変圧器が破損するかわからい状況では、新品取替がベストの方法だったと考えております。

③事故品取替までは、幸いなことに変圧器は稼働しておりラインの停止はありませんでした。

②でも書いておりますが、中古品のない状況で修理に出すことはラインと1週間以上止めることになり、営業補償は確実に発生します。

質問に対しては以上です。

当方の賠償責任保険普通保険約款に以下の条項があるのですが、この条項は適用にならないでしょうか。

第4条(損害の範囲)

当社が保険金を支払う損害の範囲は、次のとおりとします。

②損害発生拡大防止費用・求償権保全行使費用

第22(事故発生時の義務および義務違反の取扱い)(1)の①に規定する損害の発生または拡大の防止および第22条(1)の④に規定する被保険者の他人に対する損害賠償請求権の保全もしくは行使のために必要または有益な費用

以上、よろしくお願いいたします。

専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.
お返事が遅くなってしまい,すみませんでした。
事情よくわかりました。
結論からいうと,今回は新品取替費用を損害賠償請求できると考えます。
不法行為の損害賠償請求の場合,損害額は
「不法行為によって通常生ずべき損害」
です。
そのため通常は,
①損害を受けた物の代替品購入費用及び交換工事費用
又は
②壊れた物の修繕費用
が損害額となります。
しかし,今回はまず,②修繕費用だと費用が高くなってしまいます。
次に,①ですが,通常は同程度の中古品購入費用ですが,中古品が市場に出回ってない以上は,新品を調達するしかありません。
つまり,新品の調達が,変圧器を壊した場合の「通常生ずべき損害」となるのです。
そのため,新品購入費用及び交換工事費用が損害額となると考えます。
質問者様にご指摘いただいた,保険約款の規定も適用になります。
しかし,たとえこの約款がなくとも,本件では新品購入費用が損害額となると考えます。
ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 2 年 前.

ご回答ありがとうございました。

最後に次の件に関し質問させて下さい。

1.回答の中に【不法行為の損害賠償請求の場合、損害額は「不法行為によって通常生ずべき損害」です。】とありますが、不法行為とは、今回私が犯したミスと考えてよろしいでしょうか?

2.中古品がなく新品にせざるを得なかった状況は保険会社に説明し、保険会社も納得しているのですが保険会社としては、変圧器の残存価格分しか補償できないと言ってきてます。【つまり、新品の調達が、変圧器を壊した場合の「通常生ずべき損害」となるのです。】の法的根拠があれば教えて下さい。なお、変圧器は、製造後20年経過しており、耐用年数を40年、残価10%、残存率45%と言ってきております。

3.上記2.を保険会社が主張してきた場合、前回相談した約款の適用を主張したいのですが、どのような対応をしたらよいか教えて下さい。

以上、よろしくお願いいたします。

アドレスの入力ミスでログオンできず時間が経過しており申し訳ありません。

専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.
①いえ,不法行為は今回の場合,変圧器の低圧側地絡・短絡事故のことです。
②まず,保険会社はなるべく保険金が少なくなるように主張してくるものであるということを最初にご理解ください。
確かに,交通事故の場合の自動車の損傷の場合,「通常生ずべき損害」は時価と言われています。
しかし,自動車の場合に時価とされているのは,自動車の場合には中古車市場があり,中古車の再調達が可能だからです。
最高裁判例も,それを前提として,
時価とは,「当該自動車の事故当時における取引」つまり「これと同一の車種・年式・型、同程度の使用状態・走行距離等の自動車を中古車市場において取得しうるに要する価額」
と判断しています(最高裁昭和49年4月15日)。
この最高裁判例にあるように,時価の判断の前提としてあるのは,中古車市場が存在し,中古車の取引が行われていることです。
時価の前提には,中古車市場で代替品を取得することができることがあります。
今回の変圧器の場合,中古市場がないのですから,中古市場の取引価格というものは想定できません。
そうだとすると,変圧器に事故があった場合,中古市場で調達できず,新品でしか調達できない以上,新品調達価格が通常生ずべき損害となるのです。
保険会社の判断は,中古品市場がないにもかかわらず,無理やりに時価評価しようとするものであり,不適切だと考えます。
③保険会社の主張に対しては,こちらの主張を書面で主張すべきです。
その際には,
・変圧器は中古品市場がないことから,減価償却による時価評価は不当であること
・中古品市場がない以上,通常生ずべき損害は新品の再調達費用となること
・約款の適用からしても,修繕費用よりも新品調達の方が適切な判断であること
を主張してください。
最後に,保険会社では任意協議では応じず,裁判に訴えないと認めないケースは多々あります。
裁判も想定して,弁護士に一度相談に行くのもありだと思います。
ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
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質問者: 返答済み 2 年 前.

参考になるご意見ありがとうございます。


この件につきましては、完結とさせていただきます。

専門家:  t-lawyer 返答済み 2 年 前.
了解しました。
ありがとうございました。

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