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カテゴリ: 法律
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先日親権停止の件で弁護士を探している件で相談させていただいたものです。結局相談できる弁護士さんを未だ見つけられていま

解決済みの質問:

先日親権停止の件で弁護士を探している件で相談させていただいたものです。結局相談できる弁護士さんを未だ見つけられていません。諦めて自分で抗告許可申し立てをするとしたら、その作成にこのネット相談でも作成に協力してもらう事はできますか。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
弁護士のt-lawyerです。
回答させていただきます。
このサイトで協力すること自体は不可能ではありません。
ただ,あれから時間も経っていることから,現時点からお話をうかがって作成し,抗告許可申立てをすることはかなり困難であることは最初にご理解ください。
できる限りの協力はさせていただきますが,結果を請け負うことは今回はできかねることをご了解ください。
それでもよい場合は,以下の情報を教えてください。
・高裁による判断の内容(できれば全文打ち込み)
・地裁による判断の内容(同上)
・事実関係を時系列で。
以上,よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 3 年 前.

宜しくお願いします。

今一生懸命高裁の判断内容を書いて送ろうとしたらエラーが出てすべて無駄になってしまいました。また後から、打ち直します。

あのあと、調べなおしてみたら、抗告許可申し立て書をとりあえず出して、後から理由書を出せばいいように書いてましたが、あってますでしょうか。それであれば、明日、急いで提出したいのですが…。抗告許可申立書も見ていただきたいのですがお願いできますか?収入印紙代は大阪高等裁判所に聞かないとわからないでしょうか。

あと、この記入欄は文字の制限があるのでしょうか?

宜しくお願いします。

質問者: 返答済み 3 年 前.

収 入

印 紙

抗 告 許 可 申 立 書

                  平成26年 8月27日

   大阪高等裁判所 御中

        

 〒○○○-○○○○ 大阪府……

           申  立  人    ○   ○   ○   ○

 〒○○○-○○○○ 大阪府……

           相  手  方  大阪府○○○子ども家庭センター所長

                       ○   ○   ○   ○

           未 成 年 者  ○   ○   ○   ○

 上記当事者間の大阪高等裁判所平成26年(ラ)第805号親権停止審判に対する抗告事件について,同裁判所が平成26年 8月20日にした下記決定(平成26年  8月23日告知)は,不服であり,最高裁判所に対し,同決定を破棄した上,更に相当な裁判を求めたいので,抗告許可の申立てをする。

第1 原決定の表示

1 本件抗告をいずれも棄却する。

2 抗告費用は抗告人らの負担とする。 

第2 抗告許可申立ての趣旨
本件抗告を許可する。
との裁判を求める。

第3 抗告許可申立ての理由
 おって,抗告許可申立て理由書を提出する。

附 属 書 類

1 抗告許可申立書副本     1通

高等裁判所の判断

 1当裁判所も原審申し立ては理由があると判断する。その理由は、次のとおり補正するほかは、原審判の理由説示のとおりであるから、これを引用する。

(1)原審判5頁5行目の「主夫として」を「無職であり、」に改める。

(2)同8頁2行目の「伺え」を「窺え」に改める

(3)同9頁9行目の「場合には」の次に「、『親権の行使が・・・・不適当であることにより子の利益を害するとき』(民法834条の2第1項)に当たるものとして、」を同末行の「従わない場合には」の次に「体罰を含む」をそれぞれ加える。

(4)同104行目の「このような」から同8行目末尾までを「父によるこのような監護教育は、社会通念上許容されるしつけの範囲を大きく逸脱しており、未成年者の健全な心身の成長及び人格形成に多大の悪影響を及ぼすものであり、また、未成年者の対応が父の意思に沿わなかった場合に父が懲罰として課した措置(怒鳴り声で叱責すること、学校を休学させること、自宅での生活の仕方を強制すること等)は、社会通念上懲罰として許容される範囲を大きく逸脱した心理的虐待に当たるといえ、さらに、父は口頭での叱責等では足りないとして体罰と称して頻繁に未成年者に殴打などの暴力を加えており、これが身体に対する虐待に当たることは明らかである。また、父は、懲罰として食事を与えないという措置も課しているが、成長期にある未成年者に対して食事を与えないというのは、心理的又は身体的虐待以前の子の監護の基本に悖ることである。したがって、このような父に引き続き未成年に対する親権を行使させることは、著しく子の福祉を害するものである。」に改め、同11行目末尾に「そして、父の親権を停止したとしても、母の親権がそのままであれば、母は日中は仕事に出ており、父は無職であって自宅にいる事を考慮すると、父が、母の親権に基づいて、未成年者に対して従前と同様の監護教育を行うおそれが大きいことからすれば、母の親権をそのままにしておくことは未成年者の福祉を害することになる。」を加え、同12行目から17行目までを次のとおり改める。

「(3)以上によれば、父及び母に未成年者に対する親権を行使させることは未成年者の利益を害することが明らかであるから、両名の親権を停止する事が相当であり、その停止の期間は、未成年者の年齢を考慮し、未成年者が大学への進学などその将来について父及び母からの容喙を受けることなく自主的に判断する機会を保障するために、この決定確実の日から2年間(民法834条の2第2項)とするのが相当である。」

2抗告理由について

(1)父母は、未成年者の主張、センターの申し立てによって、しつけの内容の時系列が混同され、しつけを理由に昔から過度な罰が繰り返され、父のルールを強制してきたかのようになっている旨主張し、最初から罰があったのではなく、未成年者の万引きなどの問題行動があったことから、罰を加えた旨主張するようである。しかし、上記1で原審判を引用して説示したとおり、未成年者は平成2112月に万引きをして警察に保護されたことがあるものの、そもそも、父が自己の指導に従わなかったとして未成年者の家での食事を制限したことから、食料品を万引きするようになったものであり、未成年者の万引きの前から父による監護教育に問題があった事が認められる上、仮に未成年者が万引きをしたことに対するしつけとして行ったものであるとしても、父による監護教育や懲罰が不適切である事は上記1で原審判を補正の上引用して説示したとおりであって、父母の上記主張を採用することはできない。

(2)父母は、未成年者が反論などをせずに黙って父母を拒否するだけであり、父母は未成年者のしつけに苦慮していた旨主張するが、未成年者に知的、精神的な面での問題はなく、未成年者の父母に対する対応に問題があるとすれば、それは父母(特に父)による監護教育に起因するものと認められるのであり、未成年者の態度等に問題があったとしても、父母(特に父)による監護教育や懲罰がやむを得なかったとか正当であるとはいえない。

(3)父母は親権を2年も停止すれば、親子関係の修復ができなくなり、また、父母はしつけの方法に固執しているわけではなく、変更することも考えられる旨主張するが、抗告理由を精査しても、父母は父による監護教育や懲罰は正当であって虐待ではない旨主張しており、その問題性についての認識が乏しいことからすれば、父母に引き続き親権を行使させても、未成年に対する監護教育が改善することは見込めず、さらに未成年者の利益を害するおそれが大きいと認められ、今後2年間停止するのが相当である。

(4)そのほかの父母の主張を検討しても、本件の結論を左右するに足りない

3よって、原審判は相当であって、本件抗告はいずれも理由がないから棄却することとし、主文のとおり決定する。

上記が高等裁判所の判断ですが、内容に間違いがあります。

「事の発端が万引きであり、その理由は父に従わなかった事による食事制限」という内容が書かれていますが違います。

 本当のことの発端は小学2年にさかのぼります。

小学2年に家のお金を1万円盗んでいた事が発覚。この時は、これを機に反省をして、2度としなければいいんだとの父親の判断で注意だけで済ませました。

(このあと、何もなかったと思っていたのですが、今回の息子の審問内容によると、小学校4年頃から家の金を盗むようになったと供述あり。今回まで私たちは知りませんでした)

中学1年の時、再び家のお金(万札)を盗んでいた事が発覚

(あとでそのお金で買ったと思われるものが漫画50冊以上、350ml缶24本入りのダンボール箱1箱に入りきらないほどのカードゲームのカードやカードケースとわかりました。)

私たちの認識では2度目の盗みであり、事の善悪がわかるべき年齢であることから、きちんと対応しておくべきと判断。まず正直に言ったら許すから正直に言うように何度も促しましたが、あくまでも嘘をつき続け、反省の態度を見せませんでした。会話も効果なし、罰も効果なし、…いろいろ試すが反省の態度を見せない事から、食事制限へと至ってしまったのであり、父に従わなかったためではありません。

 しかも、家のお金を盗んだ事に対して反省を促していた最中に、万引きを行って補導されたのです。補導の数日前、息子から「万引きしている人がいるらしいけど僕じゃないからね。僕は絶対そんなことはしない」と私に話しかけてきており、私も信用していました。万引きで店がつぶれてしまう事もある事を説明し、万引きしたらいけないよと話をしたところでした。しかし、今回の審問長所によると、毎日のように50回以上万引きを繰り返していたとのこと。しかも、補導時盗んだものは、お菓子とライターであり、お金も所持していました。ライターは明かりをともすためと供述していますが、当時、カードゲームのカードの燃えカスやライターなどが家の中から見つかっており、その都度ライターを没収し火遊びはいけないことを話していました。誰がしたかは明らかでなかったため、つめよることはしませんでした。

 欲を我慢できず、ばれなければ良いとの認識で隠し事をする、嘘をつく…。上記を繰り返しこのような息子を非常に不安に感じています。将来犯罪を起こさせないためにも、日頃の生活から、欲に対するコントロール、自分のしたことを直視し反省する事、これらのことを繰り返して身につけさす事が必要と私は感じています。

 また、食事を与えないとありますが、食事は与えていますし、こちらが用意しない時でも、自分で用意できる環境を常に用意しており、体を壊さないようバランスよく食べなければいけないと話もしており、チェックもしたりしてる時もありました。また、頻繁な暴力とありますが、頻繁ではありませんし、あざができた事は一度もありません。

 

とりあえず、一旦送ります。また後で地裁の方の内容を送ります。

宜しくお願いします。

地方裁判所の判断

 1本件記録によれば、次の事実が認められる。

(1)父と母は平成6612日に婚姻し、同年1211日長男を、平成8年1028日未成年者を、平成11730日長女をそれぞれもうけた。なお、長男は、平成209月に父の両親に預けられ、以後父母とは別居している。

(2)第1回目の児童相談所による一時保護の実施に至る経緯等

ア 父母及び未成年者を含む一家は、平成193月横浜市から静岡県賀茂郡に転居した。未成年者は平成211210日に万引きをしたことから警察に保護された。その際、未成年者は、警察官に対して、父から暴力を受け、食事も与えられていないなどと訴えたことから(未成年者は父の指導に従わない場合には食事を抜かれ、給食しか食べられず、空腹のために両親の財布から金を取って食品を購入したり、万引きをしたりしていた。)、警察は静岡県賀茂児童相談所(以下「賀茂児童相談所」という。)に虐待通告し、同児童相談所は、同日未成年者を一時保護し、平成22122日一時保護委託した。

イ 賀茂児童相談所は、父と面接したところ、父は、「未成年者が、家事を手伝うこと、はきはきと意見を言う。親を敬うなどの家族間の約束を守らなかったことや家の金を盗むなどしたことから未成年者に注意したが、効果がないために制裁として体罰をした。」と説明し、さらに、しつけのためには体罰も必要である旨述べた、未成年者は父母への拒否感が強く、課も児童相談所の担当者に対し、一貫して父母との面会や帰宅を拒否し、里親の下での生活を希望した。そこで、賀茂児童相談所は、父母に対して、里親の下での一時保護を提案したが、同意を得る事ができなかった。その後も、賀茂児童相談所は、未成年者と父母との調整を試み、未成年者が万引きした事を反省し嘘をつかないこと、家庭内での自分の意見や気持ちを積極的に述べることなどを約束したこと、他方、父も「未成年者が悪い事をしなければ暴力を振るわない。」と述べ、母も「父が手を上げそうになったら、間に入って止める。」と述べたことから、平成22828日一時保護を解除した。未成年者は父母に引き取られた。

ウ 平成211215日に実施された心理検査(WISC-Ⅲ)の結果によれば、未成年者は知的レベルが「優秀域」にあって知的側面は優れ、特に論理的思考、分析判断能力及び言語発達水準に長けているが、言語性に比して動作性が低く、動作性では視覚探索に優れているが、柔軟に思考する事が相対的に不得手であることが認められた。また、未成年者の一時保護後に実施したIES-R検査(Impact of Event Scale-Revised改訂版出来事インパクト尺度日本語版)によれば、未成年者には睡眠障害や感情の不安定さが強くみられ、回避や警戒心の心理機制を働かせていることが認められた。

(3)第2回目の児童相談所による一時保護の実施にいたる経緯等

 父母及び未成年者を含む一家は、平成234月に大阪府岸和田市に転居した。

 未成年者は、平成26127日大阪府岸和田子ども家庭センター(以下「センター」という。)に対して、父から朝食の時間に少し遅れただけで長時間説教を受けた上、三、四十発殴られた、日常的に暴力を受けているなどと訴えた事から、センターは、同日未成年者を一時保護した。

 センターは、同日父に対して電話により未成年者を一時保護した事を伝え、未成年者からの聞き取りを元に、父と未成年者の今後の生活について話し合いをしたい旨伝え、父が未成年者同席の上での面接を求めたことから、同年2月24日センターにおいて父母と面接する事になった。同日父の発言に恐れを抱いた未成年者が父母との同席の上での面接を拒否したことから、未成年者を交えての面接は実現されなかった。センターは未成年者が帰宅を拒否したことから、父に対して施設入所または里親委託が相当である旨伝えたが、父はこれに同意しなかった。

(4)父母の未成年者に対する不適切な行為等

ア 未成年者は、小学生の頃から父の言いつけが守れない時には父から激しく叱責され、時には罰として食事を与えられなかったり、殴られたりした。未成年者は、中学校に入学した平成21年4月頃から、父の言いつけに従わない罰として食事を抜かれたり、殴られたりする事が増え、空腹のためスーパーで惣菜を万引きするようになった。

イ 未成年者は、父の勧めにより、私立清風南海高校を受験し、合格して平成244月に同高校に入学した。

ウ 家庭内でのルールの設定

 父は主夫として家事全般を担当し、母は薬剤師として勤務している。

 父は、平成24年5月頃から、午前7時には家族全員で食事をすること、食事中は会話をすること、未成年者の門限を午後8時とすることなどの取り決めをした。

 しかし、未成年者は、家族で食事をする際に、父が望む内容の会話ができず、父から叱責されることから、次第に口数が少なくなり、また、小声で話すようになった。父は、そのような未成年者に対して、会話をするよう執拗に求めた。しかし、未成年者は、発言内容が父が求めるものでないことから父に叱責され、また、朝食時間に遅れて父から厳しく叱責されるなどしたことから、緊張して、ますます寡黙になり、心を閉ざした。このような未成年者の態度を見て、父は未成年者が反省せず、無責任な態度を取っていると考え、更に叱責し、時には叱責が長時間にわたるために、未成年者が学校に遅刻する事もあった(なお、母は、未成年者が学校に遅刻するのは父の叱責のためではなく、未成年者が父から叱責を受けた後、動作が緩慢となって学校に遅刻したと説明する。)。また、父は、しつけに背くと罰として食事を与えず、未成年者を殴るなどし、時にはその回数が多数回にわたる事もあった。父は、未成年者が朝食時間に遅れたことから、未成年者に対して罰として家族全員の衣類の洗濯も命じたりもした。なお、父は未成年者を殴る際には力を加減して未成年者にけがをさせないように注意していた。

エ 父は、平成24年夏頃から、未成年者が基本的な生活態度ができておらず、父の指示に従わず、そのことを指摘しても反省がないとして、未成年者に対し支給された奨学金10万円で生活するよう命じた。そこで未成年者は、奨学金で身の回りのものを購入し、食事を買って食べたが時には金が足らず食事できない事もあった。また、未成年者は同年冬頃、父から罰を帳消しにしてやるからと言われて丸坊主にされた。

オ 父は、平成25320日頃未成年者に対し、「父の言うことが聞けないならば、学校を辞めろ、休学届け書を学校からもらってこい。」と脅かした。未成年者からこのことを聞いた高校の担任は、電話で父に対して休学についての学校の考えを説明した。父は、同月29日頃休学させることをやめた。その後、父は、同年622日高校の担任と未成年者を交えて休学について話し合う事になり、高校の担任からよく考えるように促されたものの、同年725日、高校に対し休学届けを出した。父は未成年者がアルバイトをすれば、第三者から指摘を受け異本的な生活態度を改めるのではないか、また、自立の大変さを知る事ができると考えた。

カ 未成年者は父から命じられて、平成25725日頃からラーメン店で週4日アルバイトをした。しかし、未成年者は帰宅するのを嫌い、毎日アルバイトがあると言って嘘を言い、公園、図書館、友人宅、コンビニエンスストア又は古本屋で時間を潰した。また、未成年者は、父から洗濯、掃除など全て自身でするよう求められ、自宅内の洗濯機の使用が許可されないために、コインランドリーにおいて洗濯し、平日は午前9時から午後5時まで自宅に入る事も許されず、自宅の鍵の所持も許されなかった。また、未成年者は、父から自室での生活を禁止され、出入りを自由にした父母の部屋で寝ることになった。さらに、未成年者は、父からアルバイトをして収入を得ていることを理由に家賃の支払いを求められた。

キ 高校の担任は、父に再三にわたり復学の確認の電話をし、休学期間が11月下旬までとなれば、科目の欠課時間が基準を満たさなくなり進級できないことを伝えた。父は、これを受けて、未成年者を同月25日に高校に登校させた。

ク なお、上記カ記載の未成年者の生活はアルバイトを辞めてからも続いた。

 母は、これらの父の未成年者に対する言動を制止することもなかった。

ケ 未成年者は、平成261月の正月にも食事を作ってもらえず、自身で買ったパンなどを食べていたが、父から正月には正月にふさわしい食事を食べるようにと言われ、スーパーで鯛を買って食べた。また、未成年者は、同月4日、午前9時過ぎまで自宅にいたため、父から叱責されて、胸を蹴られ、横に倒れたところ、胸を数回踏まれた。さらに、未成年者は、同月27日、午前7時の朝食時間に遅れたために、連日の遅刻もあったことから、父から厳しく叱られ、返事をしないと言われては殴られ、部屋の隅に倒れ込んだものの座れ

と言われてさらに殴られた。その間に殴られた回数は数十回に及んだ。

(5)未成年者の状況

ア 未成年者は、大学進学を目指す事になり、平成26311日、清風南海の学期末試験を受験し、同月20日、単位制高校編入試験を受験し、同月27日に合格した。

イ 平成2625日に実施された心理検査(WAIS-)の結果によれば、未成年者の知的能力は同年齢児の平均上位の水準にあり、領域間のばらつきはあまりないことが認められた。児童心理司との面接において未成年者は終始丁寧な言葉遣いで礼儀正しい様子であった。また、未成年者は他者との関係を壊すまいと過剰適応的に振る舞っていた。未成年者は児童心理司に対して、「父から決め付けられ、自分の気持ちは父に伝わらない、父が言う高校でなければ学費を出してもらえないと思い、清風南海高校に進学した。母からは見放されるような発言をされ、守ってもらえなかったという思いがある。」と答えた。児童心理司は、未成年者が家族との関係の中で、主体的に選択し、行動する事が許されず、自由な気持ちを表現できずにいたことが伺え、意見や気持ちを受け入れてもらえない体験を積み重ねるうちに何を言っても理解してもらえないと感じ、感情を表出する事をあきらめてしまっていると分析している。

ウ 未成年者は、父の叱責を恐れて敬語を使うようになり、家庭裁判所調査官に対しても終始敬語を使い、言葉を選び、年齢相応の発言をする事もなく、また、自己評価は低く、

自信を喪失している

エ 未成年者は、現在も帰宅する事を拒否し、自宅を出て、奨学金やアルバイトをしてでも進学を希望しており、その意志は固い。

(6)父母の意向

 父は、当裁判所に対して、「未成年者に対して、しつけをしていたのであり、それも幾度も注意するも指示に従わないことから、やむを得ず声を荒げる事もあったし、時には殴る事もあった。しかし、未成年者がその指導に従わなかったことからやむなくしたものであって、殴る際には手加減をして未成年者を傷つけるようなことはしていない。身体的虐待とは、けがを負わせる程度の内容をいうのであって、未成年者に対して殴っているのは虐待ではない。今後も未成年者に対してしつけをしていく。やってよいことと悪い事をはっきり言わなければならない。未成年者が注意やアドバイスを前向きに受け取れば問題はない。未成年者を社会適応させるには親しかいない。2年間親権が停止された場合、その後未成年者とまともにつきあう自信はない。」と述べた。

 母は、当裁判所に対して、「母として、これまで未成年者に対して指導してきたが、未成年者に指導するとかえってややこしくなり、未成年者に迷惑な事もある。未成年者のために安易になにかすると、当然の権利などと思い、母親にしてもらってがんばろうとは考えない。父の指導は誤っていない。未成年者が両親の下で生活する事が未成年者にとって必要なことである。」と述べた。

2 判断

(1)上記事実に基づき、親権者である父母の未成年者に対する監護及び養育が不適当であることにより未成年者の利益を害するか否かにつき、以下検討する。

 親権を行うものは、監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒する事ができるが(民法822条)、これらを行使するに際しては、この利益のために行うべき義務を負っているのであって(民法820条)、親権を行うものの懲戒権の行使が子の利益に反し不適当である場合には親権を停止すべきである。

(2)父は未成年者がしつけのための指導に素直に従わないために、次第に声を荒げ、怒鳴り、指導に従わない罰として食事を与えず、家事をさせるなどしたこと、さらに、殴るなどの暴力を振るった。また、父は、未成年者に自立の大切さを認識させるために、高校を休学してアルバイトをするよう指導し、家事一切をさせ、食事を与えないで奨学金やアルバイト代で食品を購入するよう指導し、自宅での滞在時間を制限したものである。

 この点、父は、未成年者のしつけのためにしたものであり、虐待にあたらない旨述べる。

 たしかに、しつけは、子に対して基本的な習慣・スキルや礼儀作法を教え込む側面を含むものであるが、本来、子の自己実現と他者との関与の統合を図る家庭の中で子自身のアドバイスの形成を図ることができるよう養育することであって、愛情に裏打ちされた強い信頼関係を基礎とすべきものであるしかるに、父の未成年者に対するしつけは、自己の価値基準だけに依拠し、未成年者の気持ちを推し量ったり、心情に寄り添ってその成長を待つこともなく、子を説得したり叱責して改善を求め、間違った行動を繰り返した場合は軽い懲罰を課し、その懲罰にも従わない場合にはさらに重い懲罰を課すというパターンを繰り返し、未成年者に自信を喪失させて自己評価を低下させたものである。その結果、未成年者は、父母に対する不信感を募らせ、極端に自尊心が低下し、自信欠如と対人警戒感が強く、自由な感情表出もできにくくなっているのである。このような父の監護及び教育は、

子の利益のために許容されている範囲を逸脱しているといわなければならず、未成年者の心身の成長及び人格の形成にゆがみを生じさせている点で、未成年者に対する心理的虐待と評価すべきものであり、また、殴るなどの行為は身体的虐待に当たるといえる。

 また、母は、父の言動を諌めることもなく、父の言動を容認し、未成年者の母に対する愛情や信頼を喪失させている点でこの監護もまた不適当であるといわなければならない。

(3)したがって、上記諸事情からは、父母に未成年者の監護・教育を委ねた場合、父母が未成年者に対する不適切な監護及び教育を行う蓋年性が高いことから、心情も含めて未成年者の健全な育成を図るためには、未成年者が自立し、父母と適切に対応することが可能となる年齢に達するまでの期間である2年間、父母の未成年者に対する親権を停止するのが相当である。

3 よって、本件申し立てを認めることとして、主文のとおり審判する。

この中の内容も息子の主張に基づきかかれており、実際とは違う事が書かれています。

専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
現在時間がないため,取り急ぎ回答いたします。
夜にまた,細かい内容をご回答します。
申立書をとりあえず提出すれば,理由は後からで構いません。
印紙代は,裁判所に聞けば教えてくれます。
よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 3 年 前.

ありがとうございます。とりあえず、収入印紙代と切手代を問い合わせて同封し抗告許可申立書を送りました。問い合わせた裁判所書記官の話だと、この後、何か用紙が届いてから14日間の間に理由書を出せばいいみたいですね。5日以内に全てをしなければいけないと当初は思っていたため、泣きそうでしたが、少し気が楽になりました。けれど、理由書を書く前に抗告を却下される場合もあるとか…。返事が来るまでは不安です。

昨夜、何とか、高等裁判所と地方裁判所の判断理由の部分を転記し送りましたが、それでいっぱいいっぱいで事実の経過を時系列で送る余裕がありませんでした。今までも書類をたくさん書き懸命に事実はこうだと伝えたのですが、結局息子の過剰に仕立て上げた主張が子どもセンターや裁判官の頭から離れないようで事実誤認はぬぐえませんでした。申し立て内容は、こんな非道な親がいるなんてと思うような親の姿に仕上がっています。かといって、ありのままを伝えたとしても第三者から見れば、そこまでしなくても…というのは変わりないかもしれませんが。必死な状態に陥った上での特殊な心理状態に陥っているのかもしれません。

また長文になるとは思いますが、なるべく早く、時系列で事実を記載したものを送らせていただきます。

本当にご協力感謝いたします。

専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございました。
地方裁判所の判断と高等裁判所の判断をすべて書いていただき,事案がとてもよくわかりました。
私の正直な感想を申し上げます。
特別抗告も許可抗告もかなり厳しいと思います。
特別抗告は,高裁の決定内容が憲法に違反する場合に認められます。
許可抗告は,高裁の決定が最高裁判所の判例と相反するか,法令の解釈に関する重要な事項を含むと認められる場合に認められます。
しかし,高裁決定に対する質問者様の反論は,事実誤認のみ,つまり,事実と異なる認定がされているということですよね。
事実誤認だけでは,特別抗告も許可抗告も認められることはありません。
かといって,いただいた情報ですと,特段,法律の解釈に争いがある事案とも考えられません。
ご参考になれば幸いです。
以上,よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 3 年 前.

昨夜、夜中2時まで書いた文章がまた、エラーで消えてしまい、その前の日徹夜していたため、体力的に断念して、昨日は寝てしまいました。


回答いただいたのに、返答が遅くなってすみません。



許可抗告が認められるのが難しいのは理解しています。


ただ、納得できない部分が多く、できる限りの事をしておきたいと思っています。


息子の主張が事実かどうかはあまり関係ないというのが、素人の私には理解しがたい感覚で、それに基づき起きている事象なので、理解しておいて頂きたいと思うので、また後で事実の経緯を送るつもりです。


 法的解釈については、一時保護や親権停止を行うにあたり、前提になるのが「子の利益」であり、「親子の統廃合」を目標としていると解釈しました。


 「子の利益」をどう解釈するかで、判断が変わるかと思います。


1回目の児童相談所は、「勉強を嫌がる子に勉強をさせる事も虐待」との解釈だといわれました。息子の「都合の悪い部分を隠し、言う事を聞かないだけで罰や暴力を受けたかのような話」をうのみにして、「虐待を認めないと次の話に進めない」「虐待と認めない限り息子を帰せない」と言われ、事実確認や検証をする気は全くなく、何も聞いてくれない感じでした。「家のお金を盗むぐらいいいじゃないですか。結局万引きをすることになったじゃないですか」とか「家の中で何をしようと、外でやっていけたらいいじゃないですか」という事を言われました。所長さんが途中で変わり、方向転換していただき、息子も帰って来ましたが、記録に残っている報告書は方向転換する前のスタッフが書いたものです。


2回目の子ども家庭センター保護時には、前回の事があるので、親とセンターの人だけで話しても、おそらく同じ繰り返しだろうと思い、息子同席での面談を一貫して希望しました。


ようやく面談の話が成立し、行ったところ、息子はおらず、「虐待を認めないと、息子さんに会わせられません」と言われました。事件でいえば、無実を証明したければ、一旦罪を犯したと自白しなければ、話を聞きません…と言っているようなものです。それに対して、「約束が違う」と主人は怒りました。事情を知らず別室で待機していた息子が父親の怒っている声を聞き、面談を拒否。それ以降、面談はなされていません。


・どちらも、現在の子どもの苦痛を取り除くことが「子の利益」と思っているように思います。しかし、本当の「子の利益」とは、「つらくても、自分の失敗や間違いを直視し、正す努力ができるようになること」「どんなに嫌な事でも、めんどくさい事でも、正しい事ならば、しなければいけないことはする、我慢する必要があるなら我慢できるようになること」…このハードルを越えさせることではないかと思います。


 今回の申し立てのやり取りの中でもセンターだったか、裁判所側だったかの記載に、「子どもがルールを破るのは当たり前」との記載がありました。私は違うと思います。


 子どもは心が弱く、甘えが強いために、失敗したり、悪いことをしたりする…というのはわかります。しかし、悪い事をするのは当たり前ではありません。どんな事情があれ、悪い事は悪い事だと教えなければいけません。しかし、子どもが何をしても、それを怒ってしまえば、その親が悪い事になり、叱られて苦痛を追ったとされる子どもは精神的保護をするために無罪放免になる事を息子は、学びました。それゆえに、嫌だと思った瞬間から拒否を続けました。ただ、拒否をすれば親はなすすべがないのを知っています。他人が言った気休めの言葉「親と暮らしている間は、あと少しなんだから、我慢してがんばれ」を、「言う事聞いて我慢して頑張れ」という意味では捉えず、「無視して、この数年我慢しさえすればいい」と解釈をして、ひたすら拒否し時が経つのを待っている状態でした。この状態を誰も理解できるはずがありません。それは違うと、何を言おうと、親の言葉はそもそも聴く気がないので、なすすべがありませんでした。


 公的機関が認め、周りの人もひたすら子どもを守り、その中で親だけが、それじゃダメだと言う、親の言葉が届くと思いますか?


 息子は、前回同様、お小遣いを国からもらいながら、親のしつけから解放され、得たいものが得られると思い、センターへ虐待を訴え保護されました。すると、案の定、センターは、息子を守り、親が悪いと判断、裁判所さえもそれを認めました。親権停止までして…。


 自分を守るために嘘をつく(息子は、都合の悪い事実を認めるのが嫌なので、都合の悪い記憶は消去する。結果、自分が作り出した嘘を本当のことと思い込んで話すようになる。そのため、息子が嘘をつく時、罪悪感を秘めていないため、私は昔から息子の嘘を見抜けません。)。欲望を我慢できない。人のせいにして助かろうとする。納得できない事は一切しない。息子のこういう部分を私はすごく危惧しています。自己コントロールできるようにしなければ、いずれ犯罪をおこしたり、人間関係崩れたりして、息子自身が不幸になるのです。「その時は自業自得だ」などと、母親としては割り切れません。


 親と子と一緒に、何が悪かったのか、どうすればよかったのか話し合いながら、指導し、正常な状態へ戻していく事が、児童相談所や、子ども家庭センターが本来するべき「子の利益」を守るということではないでしょうか。


 今している事は、ただの隔離です。後に書きますが、今回の事で、結局息子は、進学校から通信制の高校へレベルを落とす事になり、親を失い、自分の過ちに気づくことなく、今後も自分を正当化し、人のせいにしつづけ、心のコントロールというハードルを越えられないままになるという、私からすると、息子の将来を思う時、不利益だらけの結果になっています。


 もし、1回目の児童相談所で、「親のしつけの仕方は間違っているが、君のために一生懸命にしてきた事ではある。何が理由であれ君のしたことも明らかに間違っている。本当はどうしたら良かったと思う?」と、親子を正常化するための話しかけをしてくれていたら、今回、このようにならなかったのではないか、また、もしなっていても、3者面談の時に息子を同席させて、そのような話をしてくれていたら、今頃、進学校に戻り、普通の生活に戻れていたのではないか…そんな事を思ってしまいます。


 また、一時保護が2ヶ月を越える時は所定の手続きなどが要るようですが、こちらは何も聞いてません。高校の転校手続きも、こちらには内緒で勝手にされました。子の審問調書で友達の携帯を借りっぱなしという話がでてきていましたが、その定額料金や通話料金の対処をどうしたのか、返したのか…何も連絡を受けていません。親権停止になる前から親権停止にされてるような扱いは正当なのでしょうか。情報開示や説明義務、所定の必要な手続きなど違反になっていないのでしょうか。そもそも、きちんとした、面談が行われないまま一時保護は成立するのでしょうか。


 いろいろ、まとまりなく意見を書きましたが、


1、「子の利益」の解釈をもって反論できないか


2、「親と子の再統合」が本来の子ども家庭センターの役割であり、今回の対処の仕方は逆に親を失わせる方向へ導いており、間違いではないか


3、一時保護の必要な所定の手続きがふまれていない場合、覆る可能性はあるか。


4、一時保護に必要な所定の手続きに何があるか


5、大阪府への一時保護に対する審査請求書が棄却された後、その裁決取り消し提起の期限がまだ切れていないが、そちらの申し立てをして、一時保護自体を不当とすれば、親権停止も覆る事があるのか


6、親権停止の手続き前に親に黙って転校手続きを行ったのは違反にならないのか


7、説明義務違反等ないのか


などについて、教えていただけますか?


専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。
事実を争うことができるのは地方裁判所,高等裁判所までなのです。
最高裁判所では,高等裁判所で真実と認定された事実を基にして,法律的に誤った解釈がないかどうかのみを判断するのです。
息子さんの主張が事実かどうか関係ないのではなく,今となっては争うことができないということです。
また,申し訳ないのですが,このサイトでの報酬ではいただいた7つの質問に答えることができません。
このサイトは一般の法律相談に比べて格安の価格で,気軽に相談できる場所です。
この回答をもって,この質問については評価をしていただきたく思います。
よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 3 年 前.

一つの質問ごとに報酬を支払うもしくは、7倍の金額にすれば、答えていただけると言う事ですか?それとも、このサイトでは答えられない内容と言う事でしょうか?

専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。
確かに報酬の問題というのもあります。
しかし,それ以上にいただいた7つの質問は,このサイト上のやり取りでお答えするのが困難です。
ここまでがんばらせていただきましたが,これ以上は難しいです。
ご理解いただき,ここまでの部分で評価をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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