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t-lawyer, 弁護士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 582
経験:  東京大学卒業
78091396
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遺産相続について! はじめまして。 遺産相続の遺言書について質問させていただきます。 配偶者(死去

質問者の質問

遺産相続について!
はじめまして。
遺産相続の遺言書について質問させていただきます。
配偶者(死去)子供のいない叔母が、甥、姪7人に遺言書を書きたいと言っております。
7人全員が一律の金額ではない為、1通の遺言書では、公開した時に誰にいくらと
金額が分かってしまう為、後で揉めないように1人1人に遺言書を書きたいと言って
おります。
1人1人に遺言書を書くことは特に問題にありませんでしょうか?
又、他に何か良い方法はありますでしょうか?
甥、姪が相続人の場合、裁判所での検認の手続きは難しいのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  t-lawyer 返答済み 3 年 前.
回答させていただきます。
よろしくお願いします。

まず,遺言は民法に定める方式に従わなければすることができません(民法960条)。
つまり,亡くなった方(被相続人といいます。)が誰に行くら分けるのかについて意思表示をしていればそれでよいというものではなく,民法に定まった方式で行わないと遺言が存在しないのと同じ状況になってしまうということです。

そして,民法は,相続人一人一人に違う遺言書を残す方式は定めていません。
そのため,この方式で遺言書を残すことはできません。

そもそも,遺言書とは,被相続人が自分の財産を全て開示し,すべてについてその取り分を書き記すものです。
そして,それが一律の金額でなかったとしても,「それが被相続人の意思なのだから」と相続人皆が納得できるように,被相続人本人が遺言書を作成するのです。
なので,公開した時に誰にいくらとわからないようにするということはできませんし,するべきではありません。
逆にそのようなことをしてしまうと,それがわかったときにもっと揉めてしまうおそれがあります。

さらに,民法では,「遺留分」(民法1028条)という制度を定めています。
これは簡単にいうと,相続人の取り分が極めて少ないときのために,法定相続人に対し,ある程度の財産を与えてあげようとするものです。
この遺留分を請求できるような人がいて,それを裁判などで請求してきた場合,どっちにしろ遺言書は全て開示しなければいけなくなります。

以上より,遺言書を各人宛てに別々に作るのは法律的にも,実質的にも妥当ではありません。
では,どうすべきか。
相続分の金額を別にした理由を,遺言書に合わせて書けばいいのではないでしょうか。
被相続人がしっかりと記しておくことで,相続人の方も納得できるということはあると思います。

裁判所での検認については,遺言書の保管者及び相続人が家庭裁判所に提出できます(民法1004条)。

ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。



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