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カテゴリ: 法律
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お世話になります。 鈴木康之法律事務所から債権回収の警告書が届きました。 FC2動画に投稿していたアダルト動画が

解決済みの質問:

お世話になります。
鈴木康之法律事務所から債権回収の警告書が届きました。
FC2動画に投稿していたアダルト動画が、依頼会社の有料配信に損害を与えたとのことで、
再生回数に有料配信300円/回 を乗じた金額を支払え。との内容です。
こちらとしては依頼会社が著作権有している動画を投稿した記憶はなく、
先方の言うタイトルをネットで検索するとDMMで有料配信されている4時間の動画がみつかりました。
私が投稿した動画はDailyMotion動画に投稿された3分59秒の動画を興味本位でPCに落として、それをFC2動画に投稿しただけです。DailyMotionには5年以上前に投稿された動画のようで、今でも36万回以上の再生がされており5年間以上もそのまま再生が放置されていることから、著作権に関しての認識がありませんでした。
依頼会社の4時間の動画の一部を私が投稿していたとしても、3分59秒/4時間ということとなり、あくまでもサンプル動画程度で、損害を与えたこととは立証できないと思うのですが。
このような無謀と思われる請求に対して、どのように対処すればよいでしょうか?
ご指導のほどよろしくお願いいたします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  fplawyer 返答済み 2 年 前.

弁護士です。

お答えいたします。

結論から申し上げると、損害賠償義務があります。
ただ、損害については争う余地があると考えられますので、本件は実際に弁護士に相談して、本格的に対応すべき事案と考えます。

「DailyMotionには5年以上前に投稿された動画のようで、今でも36万回以上の再生がされており5年間以上もそのまま再生が放置されていることから、著作権に関しての認識がありませんでした。」

著作権侵害の損害賠償は、過失(注意すれば侵害がわかったがうっかりしていてわからなかった場合)にも成立しますし、明らかに著作権放棄をしていることが表示上明確なものであるなら別ですが、アダルト動画であれば、通常販売に供されていることはわかるはずですので、著作権侵害の認識がなかったとの反論は通用しません。
なお、4時間の内容で、約4分分のみだからとか、サンプル程度だから著作権侵害がない、という理屈は成り立たないと考えます。そもそもサンプルであっても勝手な転載等は侵害として許されません。

損害に関しては、下記条文のとおり、推定規定が有りますので、基本的に、損害のないことをこちらが立証することになります。

FC2ですと、再生数で利益が得られる場合もありますね。その場合は、114条2項で、利益をすべてはき出さないといけません。

また、配信ですから、配信料相当額が損害と推定されますから、基本的に114条3項で損害が認定されますが、4時間のうちの4分の配信で、どの程度の配信料を得られた筈かは、検討の余地があるでしょう。
(相手方の請求が、300円ということですから、配信時間を考慮している可能性がありますね)

なお、114条の5で、裁判所が損害の算定が困難なときは、裁量で損害を認定できます。

いじょうのとおり、本件は、無謀な請求ではないので、このようなサイトでの相談で済ませるべきではなく、実際に弁護士に相談すべきと考えます。

ご検討下さい。

著作権法
第114条  
1項 著作権者、出版権者又は著作隣接権者が故意又は過失により自己の著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為によつて作成された物を譲渡し、又はその侵害の行為を組成する公衆送信を行つたときは、その譲渡した物の数量又はその公衆送信が公衆によつて受信されることにより作成された著作物若しくは実演等の複製物の数量に、著作権者等がその侵害の行為がなければ販売することができた物の単位数量当たりの利益の額を乗じて得た額を、著作権者等の当該物に係る販売その他の行為を行う能力に応じた額を超えない限度において、著作権者等が受けた損害の額とすることができる。
ただし、譲渡等数量の全部又は一部に相当する数量を著作権者等が販売することができないとする事情があるときは、当該事情に相当する数量に応じた額を控除するものとする。

2項  著作権者、出版権者又は著作隣接権者が故意又は過失によりその著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為により利益を受けているときは、その利益の額は、当該著作権者、出版権者又は著作隣接権者が受けた損害の額と推定する。

3項  著作権者又は著作隣接権者は、故意又は過失によりその著作権又は著作隣接権を侵害した者に対し、その著作権又は著作隣接権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を自己が受けた損害の額として、その賠償を請求することができる。

4項  前項の規定は、同項に規定する金額を超える損害の賠償の請求を妨げない。この場合において、著作権又は著作隣接権を侵害した者に故意又は重大な過失がなかつたときは、裁判所は、損害の賠償の額を定めるについて、これを参酌することができる。

(相当な損害額の認定)
第114条の5  著作権、出版権又は著作隣接権の侵害に係る訴訟において、損害が生じたことが認められる場合において、損害額を立証するために必要な事実を立証することが当該事実の性質上極めて困難であるときは、裁判所は、口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果に基づき、相当な損害額を認定することができる。

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