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AE
AE, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 748
経験:  民事法務専門
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現在在米です。在米の医師より、去年日本で受けた検査に対しての数値や結果、画像等がほしいとのことで、その日本の病院に問

解決済みの質問:

現在在米です。在米の医師より、去年日本で受けた検査に対しての数値や結果、画像等がほしいとのことで、その日本の病院に問い合わせしたところ、一切開示しないし渡さないといわれてしまいました。こんなこともあろうかとアメリカ人医師は日本のドクターに対してその開示してほしい旨のレターを書いてくれるとまでいっています。また本人であっても開示しないとのことでした。自分の医療情報なのに、本人にも開示しないのは違法ではないのでしょうか?アメリカでは医師同士は患者の情報、検査結果等は詳細に、また共有するのは当然のこととしていますので日本のそのクリニックの対応に正直驚き色々ネットで調べていましたが日本ではこのようなことにあまり細かい縛りがないのでしょうか?体調悪く医師も去年の状況がほしいといっていますのでどうにか検査データと画像がほしいのです。何かいい方法、ありませんでしょうか?またその日本のクリニックに今夏に受診予定なのでトラブルになるようなことは避けたいと思っています。。法律等で何か定められて開示義務があるのであればその方法、またそうでないのなら何か対処する方法を教えてください。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  AE 返答済み 3 年 前.
日本でも診療情報は患者自身のものであり、患者本人の請求に対して開示するのは当然であるという考えが浸透しつつあり、大規模な病院などではきちんと手続きが定められ開示されることがほとんどなのですが、個人経営のクリニック等ではまだ昔の感覚で理由もなく不開示とすることもあるようですね。

まず、法律に関してですが、診療情報の開示を患者の権利として正面から認め開示義務を定めたような法律は残念ながら存在しません。
しかし、個人情報に関する一般法である「個人情報の保護に関する法律」第25条において、本にから開示請求があったときには原則として開示しなければならない旨が法的義務として定められており、患者側はこの規定を根拠として診療情報の開示を請求することができると考えられており、実際に医療機関の不開示に対して裁判で慰謝料が認められた事件もあります。
したがって、あらためて日本の医師にたいしてやんわりと法的な開示義務があることを伝えて、提供をお願いしてみてください。それでも開示しない場合は、弁護士に依頼して裁判を前提に交渉・開示請求してもらわなければ、相手の態度が変わることはおそらく期待できないでしょう。
ただし、この法律が適用になるのは扱う個人の数が5000を超える事業者に限られるため、開業間もない小さなクリニック等の場合は対象外になる可能性があります。

また、医師の団体である日本医師会でも診療情報の提供に関するガイドラインを作成し会員に周知しており、このガイドラインでも本人からの開示請求には本人や第三者の利益を害する恐れがあるなどの例外的な場合を除き、応じなければならない旨定められています。
医師会に加入している医師であれば、開示してくれないと各都道府県の医師会にある苦情相談窓口に相談することで、医師会を通じた働きかけによって解決することもありますので、もし個人情報の保護に関する法律の適用がないクリニックである場合や、弁護士を立てるのは気が引けるという場合は、この方法も検討してください。


●個人情報の保護に関する法律
(開示)
第二十五条  個人情報取扱事業者は、本人から、当該本人が識別される保有個人データの開示(当該本人が識別される保有個人データが存在しないときにその旨を知らせることを含む。以下同じ。)を求められたときは、本人に対し、政令で定める方法により、遅滞なく、当該保有個人データを開示しなければならない。ただし、開示することにより次の各号のいずれかに該当する場合は、その全部又は一部を開示しないことができる。
一  本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
二  当該個人情報取扱事業者の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
三  他の法令に違反することとなる場合
2  個人情報取扱事業者は、前項の規定に基づき求められた保有個人データの全部又は一部について開示しない旨の決定をしたときは、本人に対し、遅滞なく、その旨を通知しなければならない。


●日本医師会 診療情報の提供に関する指針[第2版]
http://www.med.or.jp/doctor/member/000318.html
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質問者: 返答済み 3 年 前.

先生、このたびは回答していただき、本当にありがとうございました。具体的名情報開示請求のことについてインターネットで外務省のガイドライン等をくまなく読んでいたのですが不透明な部分が多かった中で、専門家の先生に具体的にわかりやすく回答していただき感謝します。その後クリニックに電話したところ、検査データや画像は患者本人のものではなく、病院と検査施設のものなので開示できないとのいってんぱり、また法律的なことをお話しても無理とのいってんぱりです。こうなったら裁判でも、、と思う反面5月に一時帰国しその先生にまた診察してもらう必要があるため、アメリカ側の医師や病院ともう一度話し妥協案や違う策を練らなくてはいけないと思います。とはいえ、患者が多く有名なドクターとそのクリニックなのにもかかわらずこのようなふるい体質でやっているということがわかっただけでも、、と思いつつ驚いております。同じ状況で赤十字病院のような大きな総合病院ではすんなり開示してくれたという経緯もあったためさらに驚きの連続です。状況等みて、必要であれば弁護士の先生等にお願いして開示請求していくつもりです。本当にありがとうございました。

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