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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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始めまして非常に心労がひどく困っています。 内容は、動物病院に勤務しておりますが、患者様からの個人宛の手紙(お礼や

解決済みの質問:

始めまして非常に心労がひどく困っています。
内容は、動物病院に勤務しておりますが、患者様からの個人宛の手紙(お礼や報告、亡くなったその後のご連絡など)を院長がまず内容を確認した上、問題がないと判断したのみしか渡されません。飼主様からのご連絡で院長に確認をとり判明しました。いわく「◯◯病院 ◯◯先生宛」ということは、病院宛であるのでまず内容を確認する権利があるとの見解ですが、これは法律的に問題は無いのでしょうか?院長がいっている問題があるかないかとは患者の院長の治療によってなくなったというケースが多いため、それの苦情内容があるようなものはどうも全て処理しているようです。当院は従業員26名いるので皆がこれはなんとかならないかと思っています。中には、いろいろトラブルになりうつ病になりやめていくスタッフもいます。どうか専門家様のご意見をお聞かせ頂けないでしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 3 年 前.
>患者様からの個人宛の手紙(お礼や報告、亡くなったその後のご連絡など)を院長がまず内容を確認した上、問題がないと判断したのみしか渡されません。飼主 様からのご連絡で院長に確認をとり判明しました。いわく「◯◯病院 ◯◯先生宛」ということは、病院宛であるのでまず内容を確認する権利があるとの見解で すが、これは法律的に問題は無いのでしょうか?


 →信書開披罪(刑133条)が成立する可能性があります。ゆえなく封緘したる信書を開披したるもの、というのが構成要件です。

 信書とは、特定人から特定人に宛てた文書をいいます。封緘した信書でなければなりません。封緘とは、信書の内容を外部から認識しえないように施され、かつ信書を一体をなした外包装置をいいます。

開披とは、封緘を破棄し、信書の内容を知りうる状態を作り出すことをいいます。
   
 信書の開披につき正当な事由がある場合は、違法性が阻却されますが、本問ではそのような事情はないものといわざるを得ません。

 ★民事法務の専門家たる行政書士としての回答です(行政書士法第1条の3第3号 法定外業務 法規相談)。具体的訴訟事件につき一方当事者に有利な法解釈の当否を論ずるものに非ず。
 
質問者: 返答済み 3 年 前.

早速のご回答、誠にありがとうございました。


一点だけよろしいでしょうか?


手紙の送り手の飼主様が、目的の人物以外に内容を確認された場合、良く聞くような「精神的苦痛」とかで問題になることもありえるのでしょうか?


 


お手数をおかけします。

専門家:  kionawaka 返答済み 3 年 前.

 信書開披罪の保護法益は通信の秘密であり、検閲はこれをしてはならないという憲法上の要請(憲法21条2項)に基づくものです。

 

>手紙の送り手の飼主様が、目的の人物以外に内容を確認された場合、良く聞くような「精神的苦痛」とかで問題になることもありえるのでしょうか?

→信書開披罪は上述のごとく、信書の名宛人の通信の秘密に対する侵害です。また「確認された」とありますが、同罪は抽象的危険犯であり、開披によって信書の内容を知りうべき状態を作出した以上、すでにその秘密の侵害されるおそれは十分ですから、これを処罰すべきことになります。

 

  信書の送り主の通信の秘密も保護法益ですが、これは現実に害されたことを要しません(抽象的危険犯)。

 

 なお精神的苦痛云々は、不法行為(民709条)の法的効果として財産的損害の賠償のみならず、精神的損害の賠償をすべきか否かで問題になるもので、あくまで民事上の問題であり、上述の刑法上の問題とは峻別すべきものです。

 

 ですから、苦痛を感じたからといって、これをば不法行為として損害賠償請求にもっていくのは、素人的にはわからないでもありませんが(世上よく言われる意見でありますが)、プロの発想を全然超えた想定外の問答です。正直、あまり有効な攻撃ではありません。パンチが相手に入っていかないのです。

 

 刑法的に告訴するぞと脅かすほうがよいでしょう。

 

 まぁ、パワハラでこれは不法行為でけしからん、慰謝料だというのも、どっかの社労士の言いそうなことで、ちとおかしいのではないですか、と思います。あまり有効打ではないですね。

 

 ★民事法務の専門家たる行政書士としての回答です(行政書士法第1条の3第3号 法定外業務 法規相談)。具体的訴訟事件につき一方当事者に有利な法解釈の当否を論ずるものに非ず。

 

 

 

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