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mori-home, 行政書士・個人情報保護士・成年後見人・申請取次行政書士・著作権相談員
カテゴリ: 法律
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経験:  駒澤大学法学部法律学科東京大学 市民成年後見養成講座 在籍行政書士成年後見人
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実家(私は嫁いでいます)の姓を継いだ弟夫婦は、両親と別居(子供なし)暮らしをしていましたが、先日、弟が急死しました。

質問者の質問

実家(私は嫁いでいます)の姓を継いだ弟夫婦は、両親と別居(子供なし)暮らしをしていましたが、先日、弟が急死しました。突然の出来事によりお嫁さんも気力を無くしているだろうとメールで連絡をとっていましたところ、最初は満中陰の話や実家の墓への納骨についてもどうしたら よいですか?と連絡がとれていたのですが、相続財産のことで父ともめたようで、その後、連絡が取れません。私としては、その(満中陰)時期が近づくにつれ、それが単なる儀式である依然に、お嫁さんに祀る気があるかどうかを聞き、ないのであれば、弟の骨を引き取りたいと思うようになってきました。祀る気がないのであれば、遺骨を引き取り実家の墓に入れることが法律的に主張できるかどうか、とご相談させてください。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mori-home 返答済み 3 年 前.

私は埼玉県で行政書士をしている者です。

 

専門は民事法務で、予防法務という業務を行っております。

 

ご質問者様におかれましては、突然のことでさぞお辛いでしょう。

 

私も昨年は祖父と祖母を立て続けに亡くしたので、お気持ちは良くわかります。

 

あまりご無理をなさらないようにして下さいね。

 

少しずつ、しかし確実に一つ一つ手続を踏んで行けば法律的な問題は解決できます。

 

相続においては、財産権(預貯金債権や不動産等)の承継もそうですが、特に難しい問題が祭祀(系譜、墓石等)に関する事項についてです。

 

財産権の承継においては、遺言書がなければ、指定相続ではなく、法定相続分に従った相続になります。

 

勿論、遺言内容の執行をする遺言執行者の定め又はその指定をする旨の定めがなければ、相続人全員で遺産分割協議をして、相続をすることもできます。

 

一応、法定相続について述べますが、法定相続人は、まず、配偶者について、相続をされる人(被相続人)よりも先に死亡している、相続排除があった、又は相続欠格(例えば、遺言を偽造したりした場合等)の事由がなければ、配偶者は常に相続人となります。

 

そして、第一順位から第三順位までの相続人がおり、第一順位から順に、子、直系尊属、兄弟姉妹となっております。

 

この第一順位から第三順位までの相続人同士の関係については、より先順位の相続人が登場した時点で、それよりも後順位の相続人は、法定相続人から外れます。

 

法定相続分については、配偶者しかいない場合には、当然全ての財産を配偶者が引き継ぎますが、子がいた場合には、子は配偶者が相続した分の二分の一を相続し、直系尊属の場合は三分の一を相続し、兄弟姉妹が相続する場合には、四分の一を相続します。

 

そして、同順位の相続人間の相続分については、今日においては、平等です。

 

少し前までは、婚姻関係にない男女間に生まれた子である非嫡出子(婚外子)の相続分は、婚姻関係にある男女間に生まれた子である嫡出子(婚内子)の二分の一でありましたが、平成24年9月4日の最高裁の判断を受けて、民法が改正され、この規定は削除されましたので、今日の取り扱いは、平等であるといえます。

 

さて、本題の祭祀(系譜や墓地等)の相続についてですが、これが案外難しい問題を孕んでいます。

 

その性質上、国民の倫理観や道徳観がありますので、普通の財産権のように簡単に割り振ることができません。

 

法律はそれを規定しています。

 

遺言で特段の指定がない場合には実は、祭祀に関する財産の相続は、慣習によるとされています。

 

そして、その地域の慣習がはっきりとしない場合には、家庭裁判所の審判によって決まるとしています。

 

例えば、私の住む埼玉県では長男が引き継ぐのが慣習でしたので、私の祖父母の相続時には、私の父が長男なので、父が引き継ぎ、お墓の管理等をしています。

 

墓石についてですが、この墓石は、墓地と違い、祭祀に関する財産に当たるかについて多少の見解の違いがあり、学説によっては祭祀に関する財産には当たらないとする説もありますが、多数説は墓石も祭祀に関する財産に当たると考えて良いでしょう。

 

このように、祀り事に関しては、かなり国民感情、殊に日本では家族の結びつきが重視されるので、ナーバスな問題です。

 

お住まいの地域の慣習を少し調べてみてください。

 

はっきりしない場合には、家庭裁判所に問い合わせてみるのが良いかも知れません。

 

そのほかに、具体的な相談先としては、国の機関である法テラスや弁護士、司法書士、行政書士にご相談なさるのが良いかと思います。

 

弁護士、司法書士、行政書士等は最近は、初回相談を無料で行っているところも多いので、相談してみる価値はあるかと思います。

 

心身ともに大変な時期ではありますが、どうかご自愛くださいませ。

質問者: 返答済み 3 年 前.


ご回答ありがとうございました。


 


まず、遺骨に関しては、習慣(親族の気持ち)を優先してもらえるとありがたいとお嫁さんにも話してみます。


 


ただ、お葬式以来(おそらく相続財産の件、長男の嫁として跡継ぎ問題、仏壇の件もあり気持ちに余裕がなかったと思われますが・・)連絡がつきにくい状態の中、おしつけ気味になる父の発言と、お嫁さんの新仏のみを祀りたいという気持ちの間に立って、無理、無駄なく物事を解決したいと考えております故、もう少しお付き合いをお願いします。


 


相続財産にも関連する問題ではありますが、


お嫁さんの言う新仏のみを祀る=先祖は誰が祀る?


ということで、父と意見がくい違っているようです。


 


弟夫婦に子供がなかったことで、彼らはお互いの両親を見送り、自分たちの老後は施設暮らし、お墓は永代供養と考えていたとは思うのですが、逆になってしまったわけです。


 


母はすでに他界しており、先祖を祀る候補者は嫁いだ私(新仏の姉)になるわけで、どのタイミングで、どのように話をもっていけばお嫁さんの気持ちを傷つけることなく、父の気持ちもおさめることができるのかと悩んでいます。


 


私の立場としては、今まで彼(女)ら交流が少なかった故、


法律(習慣も含め)を頭に入れ、彼女に接していけば傷つけることなく、こちら(親族)の意見も主張できるかと思っています。


 


また、弟の持ち物(弟名義の預貯金・車・不動産)が相続財産と想像し、本来ならば、お嫁さんの方から自分の名義にするため親族にアクションを起こされ、いろんなことが解決するのではと想像しますが、彼(女)らはお互いの給料は別で管理していたらしく、また、生命保険(元は父がかけていたもの)もあり、お嫁さんはそのアクションを起こさなくても生活に早々の支障はないようです。



逆に親族である私たちがお墓のことと同時進行で、その話をしなくてはならないのかと、気が重いです。


 


法律(習慣も含め)的な、アドバイスをお願いします。


 


 


 


 


 


 

専門家:  mori-home 返答済み 3 年 前.
非常に難しい問題ですね。

困惑なさるのが良くわかります。

やはり、親族ですしお互いに門が立たないようにするのはこれからの関係のためにもよいと思います。

お父様とお嫁様が対立しているのはやりにくいものですね。

お互いに折り合いが付けばいいのですが、それも少し難しそうですね。

ご質問者様のおっしゃる通り、法律があるのでといった感じでのアプローチでいけば、他意がないことが相手方にも通じていいかもしれませんね。

とりあえず財産権(土地などの不動産)に関しては問題がないようですので、少し時間を置くことも一つの手段ですね。

慣習については、地域的なものもありますが、宗派の問題などもあるので、その辺を何とか交渉できればいいですね。

ご自愛くださいね。



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