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mori-home, 行政書士・個人情報保護士・成年後見人・申請取次行政書士・著作権相談員
カテゴリ: 法律
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経験:  駒澤大学法学部法律学科東京大学 市民成年後見養成講座 在籍行政書士成年後見人
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遺産相続の相談をしたいと思います。 両親、子供は三人で長男、長女、次女がいます。私は次女で、両親と同居していました

解決済みの質問:

遺産相続の相談をしたいと思います。
両親、子供は三人で長男、長女、次女がいます。私は次女で、両親と同居していました。先に父が二年前に亡くなったときに、遺産相続の話がでました。長男が実家に入って親の面倒を見るから、お金は一切いらないし、長女と次女で分ければいいから、土地と家は自分がもらうから、その時は司法書士に頼むからその時、処 理をしてくれ、という話でした。
が、長男は娘がまだ高校生だから、都内から埼玉まで通うわけにはいかないので、来年三月まで同居は待ってくれ、という話でした。
では、それまで次女である私が母親の介護を見るという話になり、家を出る時まで親の通帳を預かることになりました。が、長男は昔から借金癖もあり、両親からも少なくても500万円以上の借金があり、父が亡くなった時も父の葬儀代と言いつつ、自分の借金返済に充ててしまいました。それからも母の年金が入る口座の通帳を渡せ、とずっといわれてきましたが、私は通帳を渡すことなく、家を出る時に両親の通帳をすべて兄に一度渡しました。、
父の遺産相続の時の話では、お金は一切いらない、と言っていたのですが、両親の通帳を渡した時、三分割したのです。私と長女が止めるのも聞きませんでした。母にはこれからもお金がかかるから、使ってほしくないし、手を出してほしくない。と言いましたが、聞いてもらえませんでした。
それから9か月後、母が亡くなり、今度は葬儀代が足りないからと言って私と長女に借りに来ました。でも、貸さなかったです。
それから、家と土地の遺産放棄の処理をしてほしいと言って、司法書士から直接連絡がきました。が、お金を三分割したので、家と土地を遺産放棄するのはおかしいと思い、話し合いを設けてほしいお願いしましたが、最初に決めたことを反故にするなら、おまえは法事にこなくていいし、親と一緒の墓にも入れない、と言い出しました。
長女と話し合い、遺産放棄するのではなく、平等に三分割してほしいと思いました。できるなら、兄に親の遺産相続は遺産放棄してほしいと思っています。それは可能でしょうか。何か、納得できるいい方法はありますか??
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mori-home 返答済み 3 年 前.

私は埼玉県で行政書士をしている者です。

 

専門は相続・遺言作成ですので、少しでもお役にたてればと思います。

 

まず、事実関係を整理すると、お父様が二年前に亡くなり、そのお父様を配偶者様が二分の一、その残りを長男、長女、次女で三分割したのですね。

 

その後に、二か月前にお母様が亡くなられたということで、それ以降は、特に何も手続をしていないということですね。

 

緊急度が低に設定されておりますが、このケースは場合によっては急がなくてはいけないケースです。

 

相続放棄又は限定承認の手続きをするためには、相続開始があったことを知ったときから3カ月以内にしなくてはならないからです。

 

ちなみに、相続放棄は、相続人が相続をしない旨を家庭裁判所に申述することによってなされるもので、相続放棄をすると、相続の開始時(被相続人の死亡時)にさかのぼって、初めから相続人でなかったことになります。

 

限定承認は、相続財産の限りにおいて、被相続人の有していた債務を承継する旨を家庭裁判所に申述するものです。

 

いずれの手続きも上述のように、相続開始があったことを知った時から3カ月以内にする必要がありますが、これは原則で、例外的に家庭裁判所で認められる場合もあります。

 

さて、今回の個別のケースについて争点を整理します。

 

①前の相続と今回の相続の関係

 

②葬儀代について

 

③祭祀(お墓等)に関する権利について

 

④ご質問者様とお姉さまの相続放棄について

 

⑤お兄様の相続放棄について

 

①について

 

相続は民法の規定によると、人の死亡によって開始します。

 

つまり、人が亡くなるごとに、それぞれ個別の相続が発生するので、前の相続と後の相続との間には法律的な関係が全くありません。

 

よって、前の相続でお兄様が沢山の財産をもらっていたとしても、それは、お母様の相続とは無関係の話です。

 

②について

 

葬儀代についてですが、葬儀代は相続財産から支出したということですね。

その際お兄様は、その相続財産の中から自己の債務の返済に充てた形跡があるんですね。

 

この場合、お兄様は、既に相続財産から一部の相続をしたことになりますので、遺産分割協議のときには、その分を差し引いて計算して下さい。

 

③について

 

祭祀に関する権利ですが、特に遺言で定めのない場合には、原則として、その権利は慣習によるものとし、慣習が明らかでないときは、家庭裁判所が決めることになります。その結果、所有権が、長男に行くと、そのお墓に入れない可能性もあります。遺産分割協議は、法律関係を確定させるものなので、遺産分割協議をする際には、慎重になるべきです。

 

④について

 

相続放棄は完全な一身専属的な行為ですので、これを詐害行為取り消しの目的とすることもできなければ、当然のことながら強要することもできません。

これは法が堅持する大原則で、日本が民主国家であり、自由主義国家であることから導かれる当然の帰結です。

 

よって、ご質問者様もお姉さまも相続放棄をしたくないのであれば、一切譲る必要はありません。

 

⑤について

 

お兄様の相続放棄についてですが、残念ながらこれを強要することはできません。理由は上述の通りです。

 

ところでですが、遺言書はありましたか?

 

もし遺言書があり、その中で長男を相続排除する旨の規定があれば、相続排除することも可能です。また、相続欠格事由(被相続人を殺害し又は殺害しようとして刑に処せられた場合や、詐欺、脅迫等の手段を用いて遺言者に遺言の作成を強要した場合等)に該当する場合には当然に当該相続人は相続人となる権利を失います。

 

今回のケースでは残念ながら、ご質問者様に有利になる状況はなかなか見当たりません。ただ、ご両親さまが長男に500万円以上の金銭を貸し付けていたことが立証できるのであれば、それを特別受益として、長男の相続分から差し引いて計算することができます。立証方法は、やはり、書面で①金銭を貸す旨の意思②返還約束③当事者の表示があるものがあるのが望ましいのですが、それ以外の証拠でも立証は可能です。

 

念のため、借用書があるかないかの調査をしてみてください。

 

法は善良な者の味方です。

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