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ekotae
ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1122
経験:  開業後、ずっと労働者から職場のトラブル、社会保険、労働保険など多数相談を受けてきました。特定社会保険労務士の資格有
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高卒で入社した株式会社から引き抜かれた形で有限会社に入社。2ヶ月でパワハラを受けて退職に仕向けられました。初めて事務

解決済みの質問:

高卒で入社した株式会社から引き抜かれた形で有限会社に入社。2ヶ月でパワハラを受けて退職に仕向けられました。初めて事務職につくむねの話をしてあったにもかかわらず、トロい、覚えが悪い、あなたの能力に残業代は払いたくない、経営の事を考えるとこのまま雇用するのは考えると言われた。退職に関しても電話で済ませられ、後日自宅に来ると言われたきり1週間たつ。あまりにも無責任だと思う。こういう場合、何か給料保証か賠償金を請求するのはおかしい事ですか?そんな権利はないのですか?20才、女性です。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

法律担当の特定社会保険労務士です。質問をご投稿いただき、誠にありがとうございます。

 

パワハラとは上司が職務上の地位、権限を濫用して部下の人格権を侵害するものです。

平成24年に厚生労働省がパワハラの行為類型として次のように発表しています。


(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
(5)過小な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

 

貴方の場合、(2)に該当します。

 

精神的苦痛を受けたとして、慰謝料を請求するのはおかしなことではありません。請求することができます。

 

直接、相手側と話し合って、問題が解決すれば良いのですが、解決しない場合は、外部機関を利用した解決を図らざるを得ないです。裁判が考えられますが、それ以外にも次による解決を図ることができます。

 

●労働局のあっせん
労働局の紛争調整委員会による「あっせん」とは、相対立する個々の労働者と使用者との間に弁護士、大学教授などの学識経験者である第三者が入り、当事者双方の事情を聴取、整理、相互の誤解を解くなどして、当事者双方の話し合いによる紛争の解決を目指す制度です。

参考までに東京労働局のホームページを紹介させていただきます。
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/kobetsu_roudou_funsou/_84171/roudou-soudan/3.html

 

労働局は各都道府県に必ず1つあります。


●あっせんのメリット
①非公開
②手続きが裁判ほど難しくない
②迅速な解決が期待できる
③本人が手続きすれば無料(特定社会保険労務士に代理を依頼すれば費用発生)

 


●あっせんのデメリット
①強制力がない(相手側があっせんの参加を拒否したり、参加しても和解案に応じる義務がない)

 

●労働審判とは
労働審判官1名(裁判官)と労働審判員2名(民間の労使の専門家)で構成される労働審判委員会が個別労働紛争を審理して調停による解決を目指します。原則、3回以内の期日で審理は終了します。調停が成立しなかった場合は審判が出されます。
審判が出ても紛争の当事者が納得出来ず、異議の申立てがあれば通常の裁判に移行します。
労働審判の申立ては地方裁判所にします。

裁判所のホームページ
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_02_03/index.html


●労働審判のメリット
①裁判に比べると迅速な解決が期待できる
②事案の実情に即した柔軟な解決が期待できる


●労働審判のデメリット
①通常の裁判に移行すると二度手間となる
②弁護士に代理を依頼すれば費用が発生


●あっせん→労働審判
あっせん不成立の場合、労働審判又は裁判に進むことができます。最初から労働審判又は裁判をすることもできます。

 

 

給料の何か月分の請求という決まりはございません。特定社会保険労務士はあっせん代理ができて、パワハラのご相談も受けますが、ご相談いただいた方が通院されているかどうかや、症状の程度、勤続年数、役職、相手側の発言内容などで請求額を決定します。

 

 

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