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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 271
経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
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暴行による示談金

解決済みの質問:

暴行による示談金
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

 

はじめまして、弁護士をしております。

 

まず簡単なほうからお答えします。

今回のような暴行(一方的に殴り骨折全治3週間)の場合の慰謝料の相場はおおむねですが40万~50万程度です。

ちょっと100万円は…もうしわけないですが足もとを見られているのではないかと。

 

で、暴行罪の罰金ですが…

19歳の未成年ですので、基本的に刑事罰には問われません。

 

少年法に基づいて処遇されます(決して刑事罰ではありません)。

処遇の内容としては、不処分(ようは今回はおとがめなし)、保護観察処分(後述しますがようは様子見です)、少年院(少年院にいれられ更生させられるということです。)

といったものがあげられます。

 

これまで、息子さんがなんら問題のないお子さん(補導等なし、保護観察処分、少年院等なし、前科なし、前歴なしといった、公に記録がのこっているようなものをひとまず問題としておきます)であれば、

今回のケースは、保護観察処分(地域の保護司という人と定期的に息子さんが話をしてもらい、息子さんが、今後同じようなことを起こさないように、保護司に監督してもらうという処分です)程度が相場であって、

いわゆる罰金というものはつきません。

 

保護観察処分のデメリットは、そのような処分をされたという記録自体は残っていて、将来、何か犯罪を犯したときには、その記録がだされ、そのときの刑事罰が少々重くなることもありうるといった程度です。

ちなみに保護観察処分というのは、刑事処分ではありませんので、もし海外に留学するような場合にビザをとるため犯罪証明書を出してもらわなくてはならないときであっても、ここにはのってきません。

 

なお、蛇足となりますが、

万が一刑事罰に問われることとなれば(これが世の中でいうところの逆送です)、

暴行罪ではなく、傷害罪ですので、法定刑が50万円以下の罰金となっていまして、今回のようなケースでの相場としては実際にかせられる罰金は30万円~40万円程度です。

 

逆送というのは、かなり悪質な殺人等でないと行われないのが普通ですので、

今回のような一方的になぐったとはいえ、生命の危険を感じるほどの暴行と傷害でない限り、逆送されて、刑事罰をかせられるというのは、可能性がかなり低いです。

 

 

ちなみに、少年法に基づく処遇にせよ、刑事罰による処罰にせよ、

示談が成立しているにこしたことはありませんが、

経済的問題で示談金(慰謝料ですね)を払えないだけで反省はしているという態度さえ息子さんがしめすことができれば、

示談が成立していないから、多額の罰金になるとか、少年院にいれられるとか、そういったことはありません。

 

 

結論としては、100万円を払わずに、このまま被害届をだされた場合には、あくまで相場で考えると、保護観察処分あたりで罰金は0円(なし)、といったところかと。

 

ただ…いずれにせよ100万円は高すぎるので、問題ですね…

 

もし示談をしようと決めたとしても、弁護士に聞いたら慰謝料の相場はもっと安かったのですが…と指摘しておいたほうがいいかとは思いますが、とはいえ殴った方の立場ですとなかなか言いにくいですよね…

 

ひとまず回答は以上ですが、

不明点や追加でききたい点等ございましたら、お手数ですが、返信機能をご利用ください。

やりとりを通じて疑問点を解決できればと考えます。

質問者: 返答済み 4 年 前.


昨日の回答ありがとうございます。 相手にはまだ伝えていませんが治療費も含めて50万ぐらいが用意できる金額です。被害届は今週末まで待つとのこと


です。もし示談となったら早めにやるべきですか?それとも全治3週間とのことですので治った時期に取り交わすのでしょうか? あと示談金と慰謝料は同じ意味ですか?

専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

 

治療費含めて50万円でしたら、(相場としては)十分です。

それで、金額が足りない!といって示談が成立しなければ、それは相手のせいで示談が成立しないだけと(警察検察裁判官には)わかりますので、

ぜひ50万円で一度示談を提案してください。

 

示談の時期ですか、早いほうがいいですよ。

法的な話ではないのですが、相手の気がかわらないうちに取り交わしたほうがいいのですよ。

相手は「治ってからでないと治療費が確定できない」とかいうかもしれませんが、

「治療費は領収書をだしてくだされば、それでお支払します」と、言って、

とにかく示談書ははやめに相手の気がかわらない間のほうがいいです。

 

示談金と慰謝料は、ほぼ一緒です。

上ではちょっと不正確に表現してしまっていました。

 

示談というのは法的には「和解契約」という性質です。

今回、事件を起こした2人が、お互い歩み寄り事件を解決するためのものです。

事件を解決するためには、損害を与えた方が、損害を受けたほうに、その損害を賠償することが必要です。

損害には、精神的損害とそれ以外の損害があります。

精神的損害をここで慰謝料とよびます、でそれ以外の損害は今回の場合では治療費ですね。

 

示談金というのは、和解契約の締結にあたって、一方から他方に支払われる損害賠償金のことをいいます。

 

ですので、通常示談金といいますと、慰謝料プラスその他の治療代等がくっついているわけです。

 

なお、暴行傷害であっても健康保険は使えますので(なぜか使えないと思っている方がおおいですが)、つかっても、相手には何も不利益はないですから、

健康保険をつかって、治療代はできるだけ安くなるようにと、念押ししておいてください。

 

 

示談書

 

○年○月○日、○○(場所)にて、○○が○○に殴りかかり、○○に対して全治3週間の鼻の骨を折る傷害を負わせた件につき、次のとおり示談する。

1条 ○○は、○○に対して、深く謝罪する。

2条 ○○は、○○に対して、治療費と慰謝料(あわせて50万円)を支払う。

3条 ○○は、○○の謝罪を受け、○○を許す。よって、○○は、今後被害届や告訴を行わない。

4条 ○○と○○との間には、本件に関し、上記以外の債権債務関係は一切存在しない。

 

あとは、本人たちと法定代理人(親権者ですね)の署名押印と、作成日付です。

 

すでに支払った治療費があるなら、上記のところで、○○円は治療代として支払済み、と書いておいてください。

また、治療費と慰謝料は、あわせて50万でもよいですし、治療費と慰謝料金○○円(ただしこの場合には50万円からおおむねの治療代を差し引きして計算しないといけませんが)というように分離してもかまいません。

法的にはどちらでも大丈夫です。

分離したほうが相手は納得するかもしれません、まとめると、(実際そうなのですが)治療代がかさむと慰謝料が少なくなるので(お金ほしさに)嫌がるかもしれませんので。

ただ、こちらとしては、まとめたほうが、保険をつかってくれるかどうかが関係なくなりますし上限が50万円とはっきりしますので、望ましいのは確かです。

 

それから、治療費を払うにせよ慰謝料を払うにせよ、相手が受け取っていないとかいいだすと困るので、必ず(必ずですよ!)銀行振り込みとして、証拠を残し、それを大切に保管しておいてくださいね!

 

無事、示談が成立することを応援しています。

気になることがあれば、いつでも返信機能をご利用ください。

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