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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
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経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
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現在、医薬品副作用被害救済制度を申請済みです。病院を相手取り訴訟を起こすつもりです。ところが平成25年8月13日が時効です。上記の答え待ちに待っていられません。

解決済みの質問:

現在、医薬品副作用被害救済制度を申請済みです。病院を相手取り訴訟を起こすつもりです。ところが平成25年8月13日が時効です。上記の答え待ちに待っていられません。 民事訴訟の時効の延長は可能ですか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 3 年 前.

はじめまして、弁護士をしております。

 

正確に言いますと延長とは違うのですが、

時効はリセット(初めの状態に戻す)ことはできまして、

そのリセットのための手続きをとるために、6か月間の延長のようなことができる仕組みがあります。

 

時効のリセットというのは、法的には、時効の中断と呼ばれるものです。

ある時点から一定年数がたちますと、あなたがご存じのとおり、消滅時効にかかり請求しても回収できなくなってしまうわけですが、この「一定年数」をゼロに戻すのが、「中断」です。

中断時に、これまでの消滅時効の話はなかったことになり、中断時から、新しい消滅時効の話がはじまるといったほうがわかりやすいでしょうか。

 

この時効の中断というのは、

裁判所に訴状を提出することで発生させることができます。

平成25年の8月13日に時効が完成するのであれば、急いで(あなたがおっしゃるようにまってなどいられませんから)、訴訟の準備をしなくてはいけないですね。

 

とはいえ、8月13日までに、訴状を提出するというのは、ちょっと時間的に厳しいかなと。

やろうと思えばできますが。

そこで、正式な中断の前に、いわば中断準備のようなことをすることで、その中断準備をした時点から6か月先まで時効を延長することができます。

「中断準備」とは何かといいますと(なお法的には「催告」とよばれるものです)、

「内容証明による請求」です。

なお内容証明でなくてもいいのですが、後日時効の完成が問題となったときに、こちらが、「中断準備」したことを証明しなくてはいけませんので、証明の観点からは、絶対に内容証明で請求してくださいね。

さらに、いつ相手に到達したかも知っておく必要があるので配達証明にしてくださいね。

 

内容証明で送る書面の内容ですが、請求書といった題名にして、あなたの相手に対する請求の意思を明確にしたうえで、あなたと相手、請求の内容(診療の日時や内容、医療過誤の指摘等)の内容を書き、さらに請求日を書いておいてください。

おおまかには、

私は、平成○年○月○日ころ、貴病院と医療契約を締結し、○月○日ころ貴病院にて勤務する医師○○によって○○の治療を受けたが、本治療には医療過誤が存在し、私は、○○といった損害を被った。

そして、その治療等にかかった金額は、少なく見積もっても○○円ほどであり、加えて、精神的損害も被っている。

そこで、これらの損害について、私は、貴病院に対し、不法行為に基づく損害賠償として、金○○円の支払を求める。

本書面到達後1週間以内に、上記金銭を下記指定口座に振り込む方法によって入金することを求める。

といった文章で、あとは、指定口座を書いておけばよいです。

 

 

というわけで、時効の延長という効果を生じさせるため、

まず、8月13日までに内容証明で請求する(ぎりぎりで受け取ってもらえないと大変なことになりますので、6月中にはぜひ送ってください。)

2それから必ずその6か月以内に裁判所に訴状を提出する。(これもぎりぎりだと不安ですから、せめて5か月以内ぐらいで提出したほうがいいですね。)

これらをしますと、裁判所に訴状を提出した日に、時効が完全にリセットされ、その日から、新しい時効が開始しますので、「時効の延長」ができます。

なお、8月13日までに、裁判所に訴状を提出できるのであれば、わざわざ内容証明を送る必要はありません。

 

 

ひとまず回答は以上なのですが、

ご不明点等ございましたら、お手数ですが、返信機能をご利用ください。

やりとりをして疑問点を解決できればと考えます。

mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
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質問者: 返答済み 3 年 前.

お世話になります。現在、医薬品副作用被害救済制度は医薬品の副作用か医療ミスを判断する機関です。解答が出るのに約1年を要します。医師のミスか医薬品副作用の判定がつかないと争えません。もし医薬品副作用だとするとこちらは敗訴は目にみえてます。こんな状態で訴訟をすることは可能でしょうか。現在正直迷ってむます。取り留めの無い質問ですがご回答頂ければ幸いです。尚、病状としましては非ステロイド系消炎鎮痛剤の使い過ぎで慢性腎炎を発病したと言うのが私の見解です。

専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 3 年 前.

 

訴訟を提起してもそれを取り下げるということは判決が出る前ならいつでもできます。

ですから、敗訴するかもしれないけれど、時効を中断させないといけないというときには、

ひとまず、訴状だけ提出して、その訴状に「時効を中断させるために訴訟提起した」とその旨を説明しておいて、そして、敗訴が確実となれば、訴えの取り下げさえすればいいんですよ。

はじめから、時効の中断のためであると言っておけば、実際の審理の進行を調整してくれますし、そして、審理があまりすすんでいなければ、印紙代(当初裁判所におさめる手数料)もある程度(すすんでいない割合に応じて)、還付されます。

 

他方、審理を通常通りにすすめていく(通常は1ヶ月に1度ぐらいで審理をすすめていきます)のであれば、訴訟の過程で、相手に、書類等を提出させる(文書提出命令を申し立て)とか、相手に反論させることで事実関係があきらかになっていくことで、医薬品副作用被害救済制度の解答結果の前に、医師のミスかが明らかになることもあります。

 

加えて、医薬品の副作用であったとしても、その副作用を説明しなかったということが医師のミスというような構成で医師の責任を追及できることもあります。

 

しかも、裁判で、医師のミスと損害との因果関係が法的には認められなくても、相手が法的な因果関係はなくても倫理的に払うべきであろうと判断して和解で一定額を払うということもあります。(医療ミス関係の裁判だとこういうことが比較的ありますよね。)

 

 

ですから、私としては、迷っていらっしゃるのでしたら、ひとまず訴状の提出だけはして時効の中断だけはしておいてほしいです。

訴状を提出さえすれば中断の効果が生じる一方、

時効消滅が完成すればいくら医師のミスであっても債権が消滅してしまうわけですから、本当なら認められる請求が認められずつらい結果になってしまいます。

mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
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