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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 271
経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
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通り道のない土地の事なのですが、先日うちの小型犬がいきなり隣の犬に噛まれ骨を折り通院中です。この部落は昔から迷路のよ

質問者の質問

通り道のない土地の事なのですが、先日うちの小型犬がいきなり隣の犬に噛まれ骨を折り通院中です。この部落は昔から迷路のように密集していて他人の家の敷地を通らないと出かけられない状態の家が何軒もあります。今 までは何の問題もなかったのですが隣の娘さんが離婚をして大型犬2匹と実家に戻ってきました。何日か前、散歩に行く時、その犬の首輪が切れ、いきなり襲われ、犬をかばって怪我もしました。娘さんは「すみません」と低姿勢で誤ってくれたので保健所にも通報せず治療費のみをもらい、骨を折られた家の犬は可愛そうだったけどこの件は和解しました。が・・・その親が「今後、このような事がまた起こるかも知れないのでもうここは通るな」と言って来ました。主人は「50年も前から通ってるのに何を言うか」と立腹しています。私もこんな事ははじめてなのでどうして良いかご相談に来ました。よろしくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

はじめまして、弁護士をしております。

 

あなたのご自宅と、隣家と、道との関係がちょっと分からないので、お教えください。

その家を通らないと、道には出れませんか?

つまり、もう一方の隣の家を通って道に出ることはできますか?

 

この情報をいただけますと、より正確に回答ができますので、

お教えいただけますようお願い申し上げます。

質問者: 返答済み 4 年 前.

早々のお返事有難うございます。道はありません。他に細い道があってもそこも人さまの敷地内を通らないといけません。。主人が言うには昔から生活道路として使っていたので通さないと言う事は出来ないと言います。私もここに来て25年ですが部落の土地だと思っていました。このままでも我慢出来ますが隣家に遠慮しながら通ると思うと悲しいです。余談ですが・・・はじめての人は迷子になるぐらいな迷路です!

専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

なるほど、細い道しかなく、しかもすごく入り組んでいて、さらに通行していた土地は部落の土地だと思うぐらいということですね。

とはいえ、隣の家の敷地であろうことは、どうやら確からしい、といったところですかね。

 

通行権というのは、一言で言っても、いろいろありまして、今回ですと、

①囲繞地通行権と、②地役権、が考えられます。

 

 

囲繞地通行権というのは、公道にでるまでは、他人の敷地を通らなくてはいけないならば、通ってよい権利(なお、この権利は実は土地にくっついています)、とでも考えてください。

あなたのご自宅は細い道にでるためですら、そこを通らなくてはならないわけですよね、ということは、囲繞地通行権というものがあります。

この囲繞地通行権がある以上、胸をはって、通行すればよい、ということになります。

 

地役権というのは、約束があれば、他人の土地を通行してもよいという権利(なおこれも 囲繞地通行権と同じく土地にくっついている権利です)、なのですが、この約束というのは、黙示、つまり、これまでずっと通行していても何も言われておらず、「今後は通るな」と言われたわけですから、これまで通行してきたことは当然相手も認めなくてはならず、さらに、部落の道の使用状況等を考慮しますと、法的には、「黙示」で使ってもいいという約束があり、そのことによって、あなたの土地には隣の敷地を通るという通行地役権が設定された、ということになります。

ですので、この地役権があるということも、胸をはって、通行すればよい、ということになるわけです。

 

いろいろと法的武装をしてみましたが、

簡単に言ってしまえば、相手が通行するなといっても、通行する権利があるわけですから、その点は安心なさってください。

それに、法的に考えなくても、通行する権利があるっていうことは、常識的に考えてみればわかることでもありますしね。

ようは、あなたとあなたのご主人の感覚が正しいということです。

法的に理論武装すると上のような感じとなりますが。

 

ですから、ここはもう何を不合理なことを言っているんだ、ぐらいのお気持ちになって、遠慮せず通られてはいかがでしょうか。

悲しいお気持ちになる必要なんかありませんよ。

 

 

ただ、ちょっとだけ気がかりなことは、実は、囲繞地通行権というのは、使用料のようなものがいるのですよ…

地役権も本来は設定時に設定料を払います。

ですので、ちょっとした金銭を請求されてしまうと、これは払わざるを得ないということになります。

なお、慣習地役権というものは、判例で認められていませんから、部落の慣習(つまり皆他人の土地を通ってきた、ということですね)を理由に、無料の慣習地役権を主張するというのは無理なものですから。

 

隣地の方の精神状況を善解するならば、おそらく、娘さんの犬が今度は人にかみついてしまったような場合まで想像してしまっているのかもしれません。

その場合過失傷害罪で犯罪ですからね。

今回は許してくれたけれど、次は人を噛んで、そうしたら警察に言われてしまうかもしれない、そんなことになったら、うちの娘に前科が…などなどもんもんとしたあげく「通るな!」という発言に行きついたのかもしれません。

 

ひとまずは、遠慮なく通行なさって

ただ、今後も隣家ですからおつきあいはしていかざるをえないわけですので、

今後犬にかまれてもご近所さんですし通行させてもらっているわけですから警察沙汰にするようなつもりはないのですが…と言って安心させてあげるため、そして、こちらには法的に通行する権利があるのだということを明確にするためにも、一度、ゆっくりお話になられたほうがいいかもしれませんね。

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質問者: 返答済み 4 年 前.

先生、有難うございました。気持ちのもやもやがなくなったようです!また何か困った時はよろしくお願いします。

専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

いえいえとんでもないです。

 

ご近所さんとのおつきあいというのは、こちらが請求できる権利があるとわかっているときでも、今後のこと等も考えると、どうも気持ちがもやもやしますからね。

 

お気持ちがましになられたようで私もとても嬉しいです。

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