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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 271
経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
69318065
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数年前に「X」(原作)をA協会が、原作者の許可を得たうえで、作曲家に依頼し(有料)

解決済みの質問:

数年前に「X」(原作)をA協会が、原作者の許可を得たうえで、作曲家に依頼し(有料)オペラ「Y」(脚本も作曲家が 手掛けた)が出来上がり上演も数回ありました。作曲家は、著作権協会に登録済です。今回原作者より著作権者として契約書をかわしたい旨の要望がありました。原作のあらすじ、登場人物、など、原作者の権利が当然存在する。とのことです。著作権協会では、音楽曲と歌詞のみとのことですが、原作者の著作権の対応は、演奏する側つまりA協会のみがあたるべきなのでしょうか?ご教示いただければありがたいです。     A協会 1役員。

投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

はじめまして、弁護士をしております。

 

結論から申し上げますと、その作曲家の方にも対応、つまり契約締結主体となっていただかなくてはなりません。

 

 

まず、その原作著作物をA1、脚本をA2、それからオペラをA3とします。

それぞれに、著作権があり、著作者がいます。

今回ですと、A2の著作者はその作曲家で、A3の著作者はオペラの監督、すみません、正式には監督とよばないのかもしれませんが、監督のように、創作の発露の主体と考えてください、となります。

なお、オペラの監督の代わりとして、貴協会が対応するということになります。

さらに、オペラの監督を協会が雇用するなどしている場合には、職務著作となりまして、貴協会が著作者です。

楽曲のほうは小説脚本と同じですので、まずは、次の説明を読んでくださいね。

 

で、A1とA2は、あらすじ、登場人物等が共通していると法的に評価される場合、A2はA1の二次的著作物となります。

ここでいう共通とは、法的評価が必要となりますが、まあ、ようは、普通の人がそれを読めば、同じものだとわかる、といったように考えてください。

よくロミオとジュリエットの例がありますが、敵対勢力化の男女が恋に落ちた、といった程度では、まあ、よくある話だよね、ということになりますので、普通に考えて同じ、とまでは言えません。

よって、二次的著作物ではない、ということになりますね。

で、二次的著作物の場合、もちろん、一時的著作物の著作権者と契約書を交わすなどしなくてはならないわけです。

 

つぎに、脚本とオペラA2とA3の関係も同じです。

今回は、どうやらこの件に関して、契約書を交わされていないのでは、と思われますが、

理屈では同じです。

口頭でも契約は成り立ちますので、問題はありませんが、後々、争いになると面倒ですので、契約書を交わしたほうがよいですね。

 

さらに、争いはあるでしょうが、A1とA3も、一次的著作物と二次的著作物の関係になります。

小説をもとにオペラができていると普通にわかるのであれば、そうなります。

 

なお、著作権というのは、登録しようがしまいが、発生し権利行使できるものですから

(著作関係の協会は、別に、著作権という権利を保全・保存しているわけではなく、基本的に手続き上の便宜のものです。)

その作曲家のかたが、脚本を登録しようがしまいが、結論に関係はない、ということになりますね。

 

で、おそらく、今回、問題となっている、楽曲のほうですが、こちらも、その小説がオリジナルであり同じものだとわかるというような作詞となっているのであれば、上記の脚本と同じとなります。

オペラですと、登場人物の名前などそのまま使っていることも多いでしょうから、基本的に、同じものとわかり、上記と同じになるのではないかと考えます。

 

 

ですので、以上をまとめますと、作曲家のかたも二次的著作権者として、対応していただかないといけないですね。

作曲家のかたにそのようにお伝えして、三者でお会いになって交渉をすすめるのが、てっとり早いかと考えます。

 

回答は以上ですが、

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